NEVER新王者飯伏が自ら手を差し出した理由とオスプレイがやるべきこと

出典:新日本プロレスリング:HP
“独り言考察”




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次期NEVERの挑戦者を決めるために行われた、ナンバーワン・コンテンダーマッチ。

 

改めて注目すべきは、この試合は無差別級のタイトルマッチでは無いにもかかわらず、ヘビーとジュニアのシングルマッチが組まれたということ。

オスプレイが禁断の扉を開き、タイチがそれに応えた形となりました。

 

試合を通して故障箇所の脇腹を迫られますが、紙一重の差でウィル・オスプレイが勝利。

結果だけ見れば手負いのオスプレイがヘビー選手を下すというハンディキャップを制したように見えますが、そんな単純な結果じゃないでしょう。

 

23日間で17試合をこなし、その内13試合は公式戦で死闘を繰り広げたタイチ

怪我の完治具合が何%か分からないオスプレイより、タイチの方がハンディがあったと言えるかもしれません。

今後タイチがどんな行動を取るのかも注目です。

 

 

飯伏幸太にとって念願のヘビーのタイトルマッチは、勝てば自動的に東京ドーム大会への切符を手にすることになります。

直前に風邪で寝込んだという飯伏でしたが、予告通り普段とは違うスタイルを見せました。

 

試合終盤、なかなかペースをつかめない飯伏は後藤のバックを取って、後頭部へヘッドバッド。

最後はカミゴェをカウンターで放った飯伏が、頭突きからの正調カミゴェで初のヘビー級タイトルを手に入れました。

 

後藤洋央紀にとってドームでのタイトルマッチを逃すという残念な結果になりましたが、ここまでNEVERが盛り上げたのは後藤の影響力が大きいかったと言えるでしょう。

来年またNEVERを狙うのか、新しいベルトへ挑戦するのか期待は膨らむばかりです。

 

勝利の喜びも束の間、飯伏の元へ先程NEVERに挑戦する権利を得たオスプレイが現れます。

『イブシ! ……この瞬間をずっと俺は待ち望んでいたんだ。ドリームマッチがついに実現する。

オスプレイvsイブシ。

この試合に以上の場所はないだろう。

イブシ、俺は「WRESTLE KINGDOM 13」でおまえが持っているNEVER無差別級のベルトに挑戦する!』

引用:新日本プロレス

 

すると飯伏は、自ら手を差し伸べます。

一瞬戸惑ったオスプレイも手を差し出すと、飯伏も力強く握り返しハッキリとした声で一言こう言いました。

 

『決まりました』

引用:新日本プロレス

 

この瞬間、飯伏とオスプレイのドリームマッチが東京ドームで見れると喜んだ方も多いと思います。

しかし、オスプレイにこの飯伏の態度はどう映ったのでしょう。

 

挑戦のマイクに満遍の笑みを浮かべ

チャンピオンから握手を求める

自信満々の態度で肩をポンと叩かれ

花道のお客様一人一人に丁寧にファンサービスする上機嫌の飯伏

 

飯伏が見る先に自分は映っているだろうか

 

以前からオスプレイは、飯伏との対戦を熱望していました。

 

やっとそのチャンスを得ようとしているのに、飯伏が見据えるのは東京ドームでタイトルマッチができるという喜び。

飯伏にとって対戦相手のことは、まだ見えていないのかもしれません。

 

では、オスプレイがやるべきことはなんなのか?

まだ、今週末の『Road to TOKYO DOME』の対戦カードは発表されていませんが、前哨戦が組まれれば飯伏の目をオスプレイ自身に向けさせなくてはいけません。

闘う相手は東京ドームではなく、ウィル・オスプレイだということに…

 

年内最後の後楽園大会が、益々楽しみになってきました。

前哨戦の理想のカード…

ケニー&飯伏&チェーズ vs 棚橋&オスプレイ&本隊の選手

 

もしかしたらゴールデン☆ラヴァーズ対、棚橋&オスプレイの夢のタッグが見られるかもしれません。

 

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