元WWEのトップレスラーがG1クライマックス参戦を熱望

【撮影:koba】
海外プロレスニュース




Pocket

年振りに夏開催が発表された、新日本プロレスの最強を決めるリーグ戦「G1クライマックス」。

大会数も例年より1大会増え、近年固定化していたG1に変化が加わるものと思われます。

エントリー選手が増えるのか、大会レギュレーションが変わるのか、詳細発表が非常に気になるところです。

 

水際対策も緩和され、入国の際の待機期間もかなり短くなりました。

新日本プロレスも外国人レスラーをG1に参戦させる為、ビザ発給に動いていると報道されています。

この報道が事実なら、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア出場選手を含め、数名いるそうです。

 

元WWEの猛者がG1クライマックス参戦を目標と語る

 

期待高まる今夏のG1クライマックスですが、早速新たな外国人レスラーが、G1参戦を熱望しているという報道がありました。

ビッグ・ダモ(元WWEのキリアン・デイン)がWrestleTalk.comのために独占インタビューに応じ、彼の今後のキャリアプランとまだやっていない事について語りました。

ダモはWWEと契約する前に実現しそうだったという、新日本プロレスのG1クライマックスに出場することが、自分のキャリアにおける最大の目標であると述べました。

ダモ『俺にとって、まだやりたいことは山ほどある。まず何よりも、日本でG1に出たい。これは俺の長期的な目標だ。90年代後半から日本のプロレスのファンだったんだ。時々、YouTubeで2~3時間、全日本、新日本、NOAHを見返すことがある。俺にとって、それが一番の目標なんだ。

ずっとやりたかったことなんた。でも、WWEが俺を池の向こう側に連れて行ってしまったので、いつかそれを正したいと思っていた』

ダモは昨年のWWEからのリリース以来、NJPW STRONGで数試合を行い、最近のプロモーションでの試合は石井智宏と闘い敗れています。

引用:WrestleTalk

 

WWEではキリアン・デインとして活躍したビッグ・ダモは、既に数回NJPW STRONGのリングに上がっています。

今夏、来日するかどうかはまだ分かりませんが、G1クライマックスに出場することが目標ということは、STRONGの大会に継続参戦し結果を残す必要があるでしょう。

また、イギリス出身であるダモは過去にRPWなどで棚橋弘至や中邑真輔とも対戦歴があります。

新日本の選手と因縁があるということは、それだけで様々なドラマが生まれることでしょう。

近い将来、ビッグ・ダモの来日は十分可能性を秘めていると言えます。

 

2020年から2021年はコロナ禍の影響もあり、来日したい選手も入国不可能な現実がありました。

新日本参戦を希望する選手が増えれば増えるほど、競争が生まれ、リングの上の闘いも熾烈になることが予想されます。

新顔の参戦は鎖国状態になった近年を考えれば、喜ばれることでしょう。

今夏のG1で未知なる猛者が参戦することを期待するばかりです。