「DOMINION」でオカダカズチカを破りIWGP世界ヘビーのベルトを初戴冠したジェイ・ホワイト。
AEWxNJPW合同興行「Forbidden Door」に新日本プロレスの王者として、誰の挑戦を受けるか注目されています。
大阪城ホール大会前はハングマン・ペイジがオカダとのタイトルマッチを熱望していましたが、昨日のAEWダイナマイトに登場したジェイは、ペイジの挑戦もアダム・コールの挑戦も却下しました。
「挑戦者は俺が決める!」
“新IWGP世界ヘビー級王者”ジェイ・ホワイトがAEWマットに出現!なんとハングマン・ペイジ、アダム・コールとの防衛戦はどちらも拒否…!!
6.15AEW詳細記事
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『俺は、“スイッチ・ブレイド”ジェイ・ホワイト。そして、俺が“The catalyst of professional wrestling.”だ。 俺がIWGP世界ヘビーチャンピオンだ! そう、ハングマン、お前はCMパンクに負けたよな。AEWの世界ヘビー級ベルトも失った。そして、過去の俺とのシングル記録は2連敗だ。だから、お前には何も決める権利がないんだ。「Forbidden Door」ではお前とタイトルマッチはしない。 でもな、アダム! 残念だけどお前にも挑戦はさせないぞ。俺には力がある。俺がベルトを持ってるから、挑戦者は俺が決める。これが、SWITCHBLADE ERAだ!』 引用:新日本プロレス |
ダイナマイトで急襲したペイジに対しタイトルマッチをしないと宣言したジェイは、同じUNDISPUTED ELITEの仲間であるアダム・コールの要求も断りました。
挑戦者を自分で決めると豪語したジェイは、一体誰を挑戦者に選ぶのか…
ジェイ・ホワイトが成し遂げるもう一つの快挙
29歳にして偉業を成し遂げたジェイ・ホワイト。
IWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタル、IWGP US、NEVER、IWGP世界ヘビーのグランドスラム達成は、近年の中でも快挙も言える成績でしょう。
マディソン・スクエア・ガーデンに続き、ユナイテッド・センターを完売されたと男いう肩書きも相応しいレスラーです。
「Forbidden Door」でタイトルマッチが行われるかどうか、行われても防衛できるかどうか分かりませんが、このままG1クライマックスを迎えればIWGP世界ヘビー級王者として真夏の祭典に臨むことになります。
過去を振り返れば、様々な選手がIWGP王者としてG1に参加していました。
これはブジロード体制以降のG1開幕期間でIWGP王者だったリストです。
一言でいうと錚々たるメンバーが並びました。
彼らは新日本の顔としてリーグ戦を盛り上げてきたことでしょう。
圧倒的にオカダの名が多い印象ですが、外国人レスラーもAJスタイルズとケニー・オメガの名があります。
このリストにジェイ・ホワイトの名が刻まれることになると思いますが、ここである快挙に気付きました。
それは、野毛道場育ちの元ヤングライオンの外国人レスラーとしては、初めてIWGP王者としてG1に臨むということです。
IWGP王者である以上、優勝候補筆頭であることは勿論、大会の多くでメインイベントを務めることでしょう。
新日本で一番重要なシリーズの“トリ”を任せられることになります。
6年前までヤングライオンだった外国人レスラーが、新日本で最も強い男としてG1を先導するという事実は、今いる外国人選手にとっても夢と希望を与えるでしょう。
そして、もう一つ。
ブジロード体制以降、2014年のAJスタイルズを除き、G1をIWGP王者として臨んだ選手は翌年のレッスルキングダムまで王座から陥落していません。
AEWxNJPW合同興行で王座を死守できれば、野毛道場で血と汗を流したジェイミーが1・4東京ドームのメインイベンターになる可能性が高いということです。(※ジェイミーはジェイの本名)
まさにジャパンドリームを手にした男と言えます。
まだ20代のジェイが、これからの未来、新日本でどんな道を作るのか。
まずは、「Forbidden Door」で誰を指名するのか注目したいと思います。
The IWGP World Heavyweight Champion @JayWhiteNZ Crashes #AEWDynamite: #RoadRager
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