ドミニオンの二夜明け会見でケニー・オメガが口にした…
『日本人選手というのは、やはり「楽な試合をしてるんじゃないか」と思う』発言
あくまで新日本の公式HPで翻訳された発言で、本当にケニーがそういう趣旨の発言していたかどうか定かではないですが、選手にはケニーが発した言葉として認識されているでしょう。
今回の件は他の方のブログでも取り上げられていることが多く、ケニーの発言が予想以上に反響が大きいということでしょう。
https://blog.with2.net/link/?1918556
そしてこの発言に対し、誰が反応し、どんな反論をするのか。
早速先頭を切って発言したのは…
内藤哲也
東スポの取材に対しクリス・ジェリコ戦について言及したあと、ケニーの発言について真っ当な正論で反論しました。
内藤『「日本人選手は楽な戦いをしている」って、本当にそう思うなら、俺たちと同じスケジュールで戦ってみたら?
確かに俺たちに長時間の移動はないけど、現に明日(15日、所沢)から始まるシリーズに、彼は出ないんでしょ?
とやかく言うんだったら、お前がマシン軍団の相手をしてみろ…いや、むしろ喜んで譲るから代わりにお願いします』
引用:東スポWEB
誰もが思っていることを模範的な回答で反論した内藤。
6・19後楽園ホールのスーパー・ストロング・マシン引退セレモニーのバックステージで、この反論の続きを言うのか言わないのか。
続いて6・15所沢大会で露骨に不満を口にしたのは…
棚橋弘至
『この巡業で俺が見せないといけないのは、日本人レスラーはぬるい戦いをしてるって言ったヤツへの答えだから。
なめんなっつうの。』
引用:新日本プロレス
誰の発言かあえて言わないのが棚橋らしいところ。
『楽な試合』発言を『ぬるい戦い』と意訳しているところが、ケニーとの因縁の深さを感じられます。
しかし、これがIWGPヘビータイトルマッチに発展するかと言われれば、その答えはNOです。
7・7サンフランシスコでCodyとタイトルマッチを行うケニーですが、そのあとすぐG1クライマックスが始まる為、当分IWGPヘビーの防衛戦は行われません。
ただし、気になることはあります。
あの発言に反論した選手が、G1でケニーと同じブロックになるかどうか
これはケニーや棚橋がG1に参戦する前提の話しです。
今のところ内藤と棚橋からしか反論はありませんが、本日から始まる後楽園3連戦で他の選手も意見があるかもしれません。
その選手達がG1でケニーと同じブロックになれば、ケニーにだけは負けられない一戦になるでしょう。
そうなればケニーが入ったブロックのテーマは、“ケニー・オメガ包囲網”。
昨年のG1の開幕戦は内藤哲也 vs 飯伏幸太で大いに盛り上がりました。
では今年もっとも盛り上がる開幕カードはなんでしょう?
私が期待する開幕カードは…
ケニー・オメガ vs 棚橋弘至
棚橋『改めて言っとくけど、そしてもうみんな知ってると思うけど。
でも~…俺は! 誰よりも早くトップ戦線に返り咲く。
そう、そう。俺の進化は、光よりも早い。
真面目に言っとくけど、俺このままじゃ終わんねぇから』
引用:新日本プロレス
新日本のエースは、このままじゃ終わらないんです。