約3年半振りに新日本プロレスへ帰ってきたKUSHIDA。
ほぼ満員の1200人が集まった後楽園ホールは、KUSHIDA見たさに集まったファンが多いと思います。
3年半前に比べて、選手層も質も高まった新日ジュニアですが、KUSHIDAなら一瞬でトップ戦線に躍り出るでしょう。
そして、KUSHIDAの活躍と同等に期待されるのが相乗効果。
まだKUSHIDAの口からは数名の選手の名前しか出ていませんが、KUSHIDAへのリベンジを狙う選手は何人もいるでしょう。
KUSHIDAから生まれる“物語”で、新日ジュニアはさらに面白いことになりそうです。
「“夢の続き”を見れるチャンスを頂いたことに、本当に感謝しています」
新日本マット復帰戦のKUSHIDAが、ハンマーロックスープレックスで外道に快勝!
試合後は、棚橋とガッチリ握手…!!
7.3後楽園ホール大会結果
⇒https://t.co/5bkhuUwh2g#njroad #njpw pic.twitter.com/RRInVFhldS— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 3, 2022
KUSHIDAに感じる違和感
いい意味で3年半前と全く変わらない印象だったKUSHIDA。
今後の活躍もライバルとの因縁も想像ができ、ファンにとっても“夢の続き”が見れることでしょう。
一方でそんなKUSHIDAに疑問を感じる部分もあります。
自身のInstagramで様々な噂を否定したKUSHIDAですが、幾つかの疑問が違和感を感じる原因なのでしょう。
新日本に戻ってきてくれたことは嬉しいし、棚橋弘至の横に並ぶ本隊のKUSHIDAを見れることは感無量です。
一方で、こんな最高のシチュエーションがこのまま続くのかという疑問もあります。
KUSHIDAの口からは、まだ「本隊の一員」という一言を聞けてません。
すぐ何かが起きるとは思いませんが、他にも今までのKUSHIDAにはない疑問があります。
疑問① なぜTwitterアカウントを削除したのか
WWEから退団したKUSHIDAは、まもなくTwitterのアカウントを削除しました。
新日本に在籍していた3年半前も使っていたアカウントです。
削除から日が経ってしまったので、アカウントを復活させることは不可能でしょう。
ファンへの情報発信はInstagramに集約するということかもしれませんが、それでもアカウントを削除した理由は分からないままです。
新日本のレスラーはTwitterでの発信が多いレスラーがいる一方で、EVILやSHOのように殆ど発信しないレスラーもいます。
このTwitterアカウント消去は意味があるのか、それともないのか、これがKUSHIDAに感じる疑問の一つです。
疑問② 野毛道場で練習する姿がない
昨夜の後楽園ホール大会で棚橋、アレックス・ゼインとタッグを組んだKUSHIDA。
当然多くのファンが、新日本の本隊に戻ってきたと思っていることでしょう。
恐らくこの認識は正しいのだと思います。
一方で先日KUSHIDAのInstagramに挙げられた練習風景は、野毛道場ではなくスポーツジムでした。
もしかしたら来日前の写真かと思いましたが、写真と共に外資のスポーツジムの日本一号店のアカウントへのリンクも貼られていたので、やはり野毛道場ではない場所でトレーニングをしています。
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たまたInstagramに挙げた写真がスポーツジムでのトレーニング風景だったのかもしれませんが、本隊の他のレスラーのSNSを見てもKUSHIDAと練習する姿を確認することはできませんでした。
日本に来て僅か数日間でしかありませんが、なぜ野毛道場でトレーニングする写真がアップされないのかは疑問が残ります。
ただ野毛道場でトレーニングする写真をアップしていないのか、それとも野毛道場に行かない理由があるのか…
疑問③ 本隊の選手と一緒に写る写真がない
昨日の後楽園ホール大会は、約3年半振りに新日本プロレスのリングで闘ったという記念すべき1日です。
しかし、新日本隊の選手達のSNSを見ても、控室で一緒にKUSHIDAと写る写真を見かけることはありませんでした。
棚橋弘至、マスター・ワト、本間朋晃、永田裕志、天山広吉、真壁刀義のSNSにもKUSHIDA復帰を祝い、一緒に写る写真が挙がることはなく…
たまたま、写真を撮らなかったのか、撮ったけど写真はアップしていないのか、その理由は分かりません。
Twitterのアカウントを削除した理由や野毛道場でトレーニングしていないだろう理由は分かりませんが、なにより言動が “完璧過ぎる” のも違和感を感じています。
隙がないという言い方がしっくりくるかもしれません。
リング上のマイクパフォーマンスもバックステージコメントも、今までのKUSHIDAそのものです。
発言が優等生過ぎるKUSHIDAに、何か裏があるんじゃないかと疑問を感じてしまっている自分がいます。
気に過ぎなだけかもしれませんが、本隊ではない新しいKUSHIDAを見てみたいという深層心理もあるかもしれません。
本日の後楽園ホール大会は、メインイベントで棚橋弘至と2人だけでタッグを組みます。
3年半前、新日ラストの試合で闘った2人。
感動的な試合になることは間違いありませんが、何か起こるのではないかと勘繰ってしまう自分がいます。
果たしてKUSHIDAは本隊のレスラーとして戻ってきたのか、それとも新たな野心を持って新日本に帰ってきたのか…
今夜、KUSHIDAのInstagramに棚橋とのツーショット写真が挙がることを待ちたいと思います。
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