勝率0%!?オカダカズチカと棚橋弘至は東京ドーム大会で勝てるのか

棚橋弘至、オカダカズチカ 【撮影:koba】
“独り言考察”




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が変わり、本日は1月4日。

遂に、新日本プロレスの年間最大興行である『バルサン Presents WRESTLEKINGDOM15 in 東京ドーム』が行われる当日になりました。

新日本のファンにとっては待ちに待ったイッテンヨンです。

東京ドームに足を運ぶファン、「NJPW WORLD」で配信を視聴するファン、様々な方法で今夜のイッテンヨンを楽しむファンがいることでしょう。

気になる対戦カードが目白押しですが、まずは本日のタイムスケジュールを確認したいと思います。

 

新日本プロレス公式サイトには「15:00会場、17:00開始」と書いてありますが、KOPW 2021』進出権争奪ニュージャパンランボーは16:00試合開始予定となっております

つまり、第1試合の始まりが17:00ということです。

第0試合を除き全6試合のため、20:30~21:00ぐらいに1・4東京ドーム大会は終わることでしょう。

 

では、本日の対戦カードをおさらいしたいと思います。

第0試合『KOPW 2021』進出権争奪ニュージャパンランボー

シングルマッチからスタートして1分毎に1選手が登場してくる時間差バトルロイヤル。
敗れた選手から退場していき、最後の4選手になった時点で決着とする。
なおトップロープを越えて場外に転落した選手も退場となる。
出場選手と順番はテーマ曲によって発表とする。
最後に残った4選手が2021年1月5日東京・東京ドーム大会で行われる。
『KOPW 2021』決定戦4WAYマッチ進出権を獲得する。

第1試合 60分1本勝負

『BEST OF THE SUPER Jr. 27』優勝者 vs 『SUPER J-CUP 2020』優勝者スペシャルシングルマッチ

高橋ヒロム vs エル・ファンタズモ

第2試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合 

ザック・セイバーJr.&タイチ vs タンガ・ロア&タマ・トンガ

第3試合 60分1本勝負
IWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦 

KENTA vs 小島聡

第4試合 60分1本勝負
スペシャルシングルマッチ 

棚橋弘至 vs グレート・オーカーン

第5試合 60分1本勝負
スペシャルシングルマッチ 

オカダ・カズチカ vs ウィル・オスプレイ

第6試合 60分1本勝負
IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合

内藤哲也 vs 飯伏幸太

 

当ブログでは元旦から3日連続で二冠戦後の展開を予想してきました。

どんな内容かは下記項目にリンクを貼っているので、気になる方はご覧ください。

▪『ジェイ・ホワイト編

▪『飯伏幸太編

▪『内藤哲也編

 

すべて読んでもらった方は分かると思いますが、今後の展開を予想するとどうしてもウィル・オスプレイグレート・オーカーンが勝つ未来になってしまいました

つまり、オカダオズチカと棚橋弘至が負けるという未来です。

 

2012年以降、オカダも棚橋も東京ドーム大会で常にシングルマッチを行ってきました

メインイベントの殆どを2人のどちらかが闘ってきた約10年間。

2人でIWGPヘビー級選手権を闘ったこともありました。

 

しかし、常に勝利を飾れたわけではありません。

では、2人のレッスルキングダムの成績はどうだったのか調べてみました。

2012年以降の東京ドーム大会の成績(過去9年間)
オカダカズチカ6勝4敗棚橋弘至6勝3敗

※オカダは2020年のダブルドーム両日出場しているため、棚橋より1試合多い

 

ご覧の通りオカダも棚橋も勝率は悪くありません。

オカダの4敗の内、2敗は棚橋に敗戦しています。

しかも、過去オカダは東京ドーム大会で連敗したことはありません。

昨年の1・5東京ドーム大会で内藤哲也に敗戦しているので、もし今年の1・4東京ドームで負ければ初の連敗になります。

 

しかし、ある側面から見ると2人の成績はよくありません。

それは、スペシャルシングルマッチの成績です

 

勝率0%の壁

棚橋弘至、オカダカズチカ 【撮影:koba】

 

棚橋弘至は2020年の1・5東京ドーム大会でクリス・ジェリコと、オカダカズチカは2019年の1・4東京ドーム大会でジェイ・ホワイトとともにシングルマッチを闘っています。

ご存知の通り棚橋はジェリコに敗北し、オカダはジェイに敗れました。

2012年以降、オカダも棚橋も1回ずつしか闘っておらず、今回が2回目のスペシャルシングルマッチになります。

 

この結果だけ見れば勝率0%ですが、決して不利なデータという訳ではないでしょう。

ただ、新日本の公式サイトで公開されたインタビューで、オカダが気になる発言をしていました。

『まあ、“裏切ったかい”はあったんじゃないですかね。とくにジェイはそうですよね。プロレスって、その時の勢いというのがあると思うんです。ただ、コッチは複雑ではありますけど。とくにジェイの時なんて、東京ドームで負けて向こうの勢いを増してしまったんで。いちレスラーとしては悔しいところではありますね』

引用:新日本プロレス

 

恐らく、本日の東京ドーム大会でオスプレイがオカダに勝つようなことがあれば、明らかに勢いを増すでしょう。

オーカーンが勝利した場合も同様です。

オカダと棚橋が負けることはベルト争いから遠ざかるだけではなく、ジ・エンパイアが2021年を席巻するユニットに化けることでしょう。

 

オカダと棚橋のスペシャルシングルマッチは、新日本の2021年を占う闘いでもあります。

果たして、新日本を支えてきた2人が大舞台での強さを魅せることができるのか。

それとも、ジ・エンパイアが世代交代を突き付けるのか…