英国大会のザック戦で感じた内藤哲也の違和感の理由は…

内藤哲也【撮影:koba】
雑感




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配信された3年振りの英国大会「ロイヤルクエストII」。

2DAYS共に8試合ずつ組まれた「ロイヤルクエストII」は、共に3時間を越えるボリュームのある興行になりました。

特別ゲストとして両日ともグレート・オーカーンが解説を担当。

普段新日本で見ることのないRPWの選手のことも丁寧に説明し、長らく配信を待った甲斐があった内容です。

 

全配信を見るのに6時間以上かかる「ロイヤルクエストII」ですが、試合結果は知っていても、まだ全て見られてない方もいるでしょう。

実は意識して見て欲しい試合があります。

 

明らかに違和感のあった内藤哲也

 

実質、ウィル・オスプレイの持つIWGP USヘビー級王座挑戦権をかけた闘いとなった、ザック・セイバーJr.と内藤哲也のスペシャルシングルマッチ。

ザックは母国英国での試合、内藤は大歓声での試合とあって、互いに気持ちが昂る試合だったと思います。

いつも以上に力が入っていたことでしょう。

 

最初に違和感を感じたのは、試合中盤に繰り出した内藤のスパインバスター。

ザックをちゃんと捕獲できないまま、空振りのような形のスパインバスターとなりました。

次に違和感を感じたのは、ザックが繰り出したコーナーパッドを蹴って繰り出すトルネードDDT。

この時、内藤はほぼ棒立ちのままザックの技を喰らっています。

その後、雪崩式フランケンシュタイナーを繰り出した後、内藤の顔がアップで映りましたが、どこか遠くを見ているようにも感じました。

 

極め付けは試合終盤のデスティーノを切り返された場面。

投げっぱなしフラネルソンスープレックスを喰らった内藤は、何かを狙って突進するも足を上手く運べず前のめりになって態勢を崩しました。

ザックの打撃をもらい倒れた様にも見えますが、よく見ると打撃をもらう前に倒れています。

その後、コリエンド式デスティーノが決まると、正調のデスティーノで勝利しました。

 

実はこの試合、内藤は途中から記憶が無かったそうです。

先週号の週刊プロレスの「手のひら返しdeあっせんなよ」のコーナーの中で、ザックの打撃により試合途中から記憶が無かったと語っています

“試合中に記憶を飛ばして、締めのマイクは…”

引用:週刊プロレス

 

試合中に記憶を無くしていた、記憶がない状態で闘い続けていたとはたまに耳にしますが、「ロイヤルクエストⅡ」でザック・セイバーJr.と闘った内藤哲也は、最後のデスティーノを放った記憶がないと語りました。

気付いたら試合後に高橋ヒロムが横にいたということです

試合後のマイクも勝ったら話そうと思っていたことが全部飛んでしまい、珍しく焦ってしまったとか。

どこから記憶がないか分かりませんが、あの激しい攻防を記憶がない状態で闘っていたとは…

 

恐らく、11・5大阪でのオスプレイ戦も激しい試合となるでしょう。

内藤が記憶を無くすことなく決着が付くことを祈るります。

 

現在、東北地方を巡業中の新日本プロレスですが、NEVER無差別級6人タッグが急遽決定したことにより、日曜の青森大会は配信があります。

今週末は配信がないと思っていた方にこの情報が届きますように。