新日本プロレスから正式に発表されたIWGPヘビーとインターコンチネンタルの統一、そしてIWGP世界ヘビー級王座創設。
決まってしまったものは覆ることはないと思いますが、今回の統一問題にファンの想いも様々でしょう。
賛否意見があるとは別に、歴史が終わる喪失感や虚しさは存在します。
今回、時代が変わる瞬間のファンの気持ちや意見を記録すべく、当ブログで二冠統一と新たなベルト創設に関するアンケートを行いました。
棚橋選手のブログでは9割反対との声もありましたが、果たして『賛成』『反対』『どちらでもない・静観』がどんな割合だったのか、ここにその結果を報告したいと思います。
二冠統一によるIWGP世界ヘビー級王座新設に『賛成』か?『反対』か?
今回のアンケート回答件数は、全724票。
回答は3択の内、1項目にだけ投票できるという条件にしました。
世界ヘビー級王座新設に反対 461票(約64%) 世界ヘビー級王座新設に賛成 159票(約22%) 静観。どちらでもない 104票(約14%) |
反対意見が圧倒しましたが、それでも9割には程遠く全体の約6割。
「賛成」と「どちらでもない」という意見を合わせれば、4割は反対ではない投票数になりました。
様々なファンの意見
では、3項目に寄せられたコメントを紹介したいと思います。
(コメントに対する加筆修正はありません)
【反対に投票した方の意見】
▪もとから2本はいらなかった!意味がない(40代・男性)
▪プロレスが興行である以上、多くの観客を集めなければなりません。万一IWGP世界ヘビー級のベルトが海外に流出したままの場合、1・4東京ドーム大会でメインエベントであるべき防衛戦が組めなくなります。反対!(60代・男性)
▪統一する必要性が無い。最強と最高、2つがあって、互いに輝いていたのに、残念です(40代・男性)
▪最強の証明なら、これまでのヘビーのベルトだけ残して、ICを封印すればよいのではありませんか?挑戦権すらなかった選手が、初めてベルトを巻いただけで、その人の意見が通る、とは、会社も計画していたのでしょ(50代・男性)
【賛成に投票した方の意見】
▪決まった物は仕方ない、過去を振り返っても仕方ないので未来を楽しみたい(40代・男性)
▪封印ではないです。二つの歴史と魂を「最強で最高のベルト」に合体進化させ続ける‥IWGPの何も汚していません。むしろ本来のあるべき姿になると思います。世界に誇れる真のチャンピオンベルトになる予感。試合のたびにベルトの価値が上がる‥応援します(50代・男性)
▪これ以上ないワクワクがある。ベルトの数が多いとたくさんの選手が絡むことは出来る。けれど逆に減った分、最強で最高のベルト戦線活性化を意味するのではないだろうか(20代・男性)
▪賛成です。ここから新しい何かが起こる期待とワクワク感しかありません。歴代の戦いは心に大事に残ってます(50代・男性)
【静観。どちらでもないに投票した方の意見】
▪伝統と歴史はもちろん大切ですが、今の選手逹がこれから作る未来に期待する(50代・男性)
▪どちらでもない立場ではありますが、統一に意義を唱えたのが内藤選手だけだったことが寂しかったです。棚橋か、あるいはイービル、オーカーンあたりでも良いから、ユニット問わず生え抜き組に声を上げて欲しかった(50代・男性)
▪本音は、反対。どちらのベルトも歴史があるし、創設された意味があるから。でも、「破壊なくして創造なし」これからの流れに期待している自分もいる(50代・男性)
気になる意見を抜粋しましたが、数多くの意見をいただきました。
ありがとうございます。
全コメントはこちらからご覧できます。
反対意見が9割ではなかったものの…
時代と共に変化するのは当然であり、進化するために前進しなければ成長することはできません。
決してネガティブなことではないと思っていますが、今回の統一する過程がスマート過ぎたようにも思えます。
反対意見が9割ではなかったものの、大切なモノが封印されてしまった事実があり、ファンの悲しむ声は沢山ありました。
統一の背景全てを語る必要はありませんが、あの伝え方がファンに伝わっていたかは疑問が残ります。
『伝える』ことより『伝わる』大切さを大事にして欲しいと思うファンは私だけではないでしょう。
今回のアンケートですが、あくまで私のブログを見て投票した数になるので、新日本プロレスファンの総意ではなりません。
ただし、歴史が変わる瞬間のファンの意見を記録することは、ファンブログだからできる役割とも言えるでしょう。
「破壊なくして創造なし」とは亡くなった橋本真也さんの言葉です。
二冠統一が「破壊」ならば、これからは「創造」という希望が生まれることでしょう。
NEW JAPAN CUPも徐々に盛り上がりを見せています。
まだまだ会場をフルハウスに埋めることはできませんが、どんな状況でもプロレス見れる環境がある素晴らしい時代です。
毎月ビッグマッチが開催される令和の新日本プロレスに、楽しみは尽きません。
一ファンとして新日本プロレスを支えられるよう、これからも変わらず応援したいと思います。