内藤哲也が語った男女ミックスドマッチ開催の本音

内藤哲也【撮影:koba】
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阪大会でウィル・オスプレイに敗れ、来年の東京ドーム大会のメインイベント出場という夢が限りなくゼロになってしまった内藤哲也。

目標がなくなってしまった内藤ですが、2週間のオフの後には新日本プロレスとスターダム合同興行「Historic X-over」に出場します。

 

スターダムと初の合同興行を行う新日本プロレスですが、男女同じ試合に組まれたミックスドマッチが3試合行われます。

世界的にはスタンダードなミックスドマッチでも、新日本プロレス、スターダムにとっては馴染みのない試合形式でしょう。

ミックスドマッチと言っても「男女対戦禁止」ルールで行われ、ルール上は男子は女子に、女子は男子に手を出せないルールです。

とは言え5秒以内の反則は有効であり、レフリーが見ていないところでは、何を行なっても反則負けにはなりません。

 

闘う選手達はミックスドマッチに前向きな発言が多いようですが、所属選手全員が賛成している訳ではないでしょう。

合同興行でのミックスドマッチ開催について、週刊プロレスの連載「手のひら返しdeあっせんなよ」の中で、内藤哲也が本音を語っていました。

▪︎正直抵抗がある

▪︎ファン時代も見たいと思ったことはなかった

▪︎でもこういう考えも古いという自覚はある

▪︎オレみたいな古い考えの人間の目を変えれるかどうかが、今大会のポイントになる気がする

▪︎男子と女子が闘うことには否の立場だけど、もし同じリングに立つのであれば男女関係なく対等に闘うべきだと思う

引用:手のひら返しdeあっせんなよ

 

恐らくこれが内藤哲也の本音なのでしょうが、ミックスドマッチに賛成のファンにも、抵抗があるファンにも、どちらにも寄り添った意見を語りました。

実は若手時代に一度だけ女子選手と同じリングに上がったことがある内藤。

この時、どのように闘ったかは本誌をご確認ください。

週刊プロレス 2022年 11/23号

 

ファンの間でも賛否意見が分かれるミックスドマッチですが、個人的には抵抗感よりも好奇心が優っているというのが本心です。

一方で、文化や社会性の違いにより海外より日本のファンの方がミックスドマッチに抵抗があるようにも感じます。

世界のスタンダードとして発信するための合同興行でありミックスドマッチなのでしょうが、日本の多くのファンに受け入れられるようになるかはまだ不透明です。

嫌いを好きに変えることはできても、生理的に無理を可にすることは難しいと思います。

継続的な開催の有無は第一回大会の反響次第と木谷オーナーは語っていましたが、果たしてどの様な結果になるのか…