USヘビーに挑戦する辻陽太が誰も触れなかった新日本の“問題点”を指摘

辻陽太【撮影:Koba】
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旋帰国後、すぐIWGP世界ヘビーに挑戦しリングの上でも発言も規格外のインパクトを残している辻陽太。

G1クライマックスでは結果は残せなかったものの、現IWGP UK(US)ヘビー級王者のウィル・オスプレイとのタイトルマッチを実現させました。

ファンの期待感も高い辻なら、今のオスプレイから3カウントを奪うことも不可能ではないかもしれません。

 

今現在、オスプレイとの前哨戦真っ只中の辻ですが、新日本プロレスのYouTubeチャンネルでインタビューが公開されました。

そのインタビューでは、オスプレイ戦に対する意気込みだけではなく、新日本プロレスの問題点を指摘。

他のレスラーでさえあまり話題に出さないインターコンチのベルトについて、ストレートな意見を口にしました。

辻『USヘビーというものがあって、オスプレイが勝手にUKヘビーを作ってきたって問題なんですけど、どっちでもいいっていうことは間違いないんですけど。根本はインターコンチネンタルがないことが原因なんですよね。そこが問題の根源だと思っているんですよ

だからもし仮にですよ、今後内藤さんはIWGP世界ヘビー級王座に挑戦するとします。仮にそこで内藤さんが勝ったとしたら、俺が言いたいのはそもそも二冠をやり始めたのは内藤さん、あなたですよね?あなたはこのIWGP世界ヘビー級に対してどう思っているんですか?

もしIWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタル、別々の方がいいと思っているのであれば分解してください。もし仮に俺がオスプレイからUSヘビーを獲ったらUSヘビーを返上して、あなたのインターコンチネンタルに挑戦します。

やっぱりあの世界ヘビー級ベルトになってから、新日本って色々よくないと思うんですよね。傾いてるというか、業績も落ちてるし。本当だったら自分が世界ヘビーを獲って分裂させますっていうのが一番いいんですけど、一回負けてる立場なんでまたすぐ挑戦できる立場ではないので。

運良く内藤さんが今後挑戦すると思うんで、そこはユニット内で力を合わせて新日本プロレスをまた上向きにしていけたらいいなと思うんですけど、どうですか内藤さん』

引用:新日本プロレスリング公式YouTubeチャンネル

 

インターコンチネンタルのベルトを無くしたことが、問題の根源と語った辻陽太。

同ベルトは今年退団した飯伏幸太が当時IWGPヘビーの統合を口にし、会社も実現させました。

ファンの思い入れが強いインターコンチのベルトが封印してしまったこと、そしてその背景を飯伏が退団前に暴露したことも含め、近年稀に見る黒歴史と言えます。

 

そこまで具体的なことに触れなかったものの、『新日本って色々良くない』と問題点を指摘した辻。

昨日の広島大会でも違う新日本の問題点に触れた辻ですが、革命を起こすことができる素質を持っているのかもしれません。

世界一のレスラーを公言するオスプレイとの一戦は、1週間後の9・24神戸大会です。