高橋裕二郎のダンサーであるピーターさんが悲しい過去を告白

高橋裕二郎、ピーター【撮影:koba】
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橋裕二郎のダンサーとして共に入場するピーターさん。

2018年からブラジルのカーニバルに参加しているというピーターさんですが、日本人女性初となるセンターポジション『ヂスタッキ』に選ばれるという快挙を成し遂げました。

そのヂスタッキで踊るのに相応しい衣装作成のため、クラウドファウンディングに挑戦しています。

 

 

12月21日から開始したクラウドファウンディングですが、初期設定した100万円は12時間以内でクリア。

一方で100万円では全然足りないのはピーターさんの説明で明らかです。

衣装代以外にもかかる費用はご覧の通りです。

・渡航費 30万円(リオデジャネイロへの数回渡航費含む)

・滞在活動費 45万円(滞在費、レッスン費、カーニバル参加費)

・衣装費 180万円

・人件費 10万円(現地カメラマン・サポートスタッフの手配)

 

1本3,000円する衣装用の羽根500本使用するそうですが、これだけで150万かかるそうです。

現在は目標額を200万円に設定していますが、カーニバルで優勝するためより豪華衣装でチャレンジしたいという想いもあるとのこと。

クラファン紹介ページでも『本当は衣装に300万円かけたいのが本音です』と語っており、本音はもう少し高い目標を掲げたいのかもしれません。

 

支援の種類ですが1,000円からあり、10種類の中から選べます。

応募期間は1月31日まで。

気になる方はピーターさんのクラウドファウンディングページをご覧ください。

日本人女性初の挑戦!名誉あるポジションでブラジルのカーニバルへ出場したい!

 

新日本でパフォーマーを始めた当初に、誹謗中傷があったことを告白

高橋裕二郎、ピーター【撮影:koba】

ピーター【撮影:koba】

 

新日本プロレスファンにとって裕二郎のダンサーとして有名なピーターさんですが、ピーターさんを知らない方が今回のクラファンを知ることもあるでしょう。

今回のブラジルカーニバル参加のためのクラファンページで自己紹介をしているピーターさんですが、2015年から新日本でパフォーマーを始めた2年間は誹謗中傷が合ったことを告白しています

2015年にプロレスでのパフォーマンスを始めてから

最初の2年間は毎日インターネットで誹謗中傷を受け続けました。

それまでにも似たような経験はありましたが

その比ではない数の誹謗中傷を毎日ぶつけられ続けました。

当時はまだ誹謗中傷に対する規制がなかったので

どんな言葉でも、どんな内容でも罰せられることはありませんでした。

具体的な内容は酷すぎてここには書けません。。。

圧倒的な言葉の暴力に

当時の私はただ驚くことしかできませんでした。

当時の私ができることは

プロレスへの出演をすぐにやめるか

受け止めて出続けるか

それしかありませんでした。

私の人生で知らない人からあんなにも「死ね」と言われ続けた日々は私にとって忘れられません。

引用:クラウドファウンディングページCAMPFIRE

 

2015年のバレットクラブはAJスタイルズがリーダーを務めていた時期であり、鈴木軍がプロレスリング・ノアに主戦場を移していた時代です。

つまり、2015年から2年間はバレットクラブが新日本で唯一無二のヒールユニットという背景がありました。

その状況の中で裕二郎のダンサーとして新日本に参加していたピーターさん。

文面を読めばかなり酷い誹謗中傷があったことが予想されますが、恐らくこれまでこの事実を公表することなくパフォーマンスを続けていたのでしょう。

 

当時、パフォーマーを続けるかどうか悩んでいる中、パフォーマンスの質を上げればファンからも認められるのではないかと考えた中で“サンバ”に出会ったとのこと

その結果、2018年にブラジルに渡りサンパウロのトップチームと縁ができ、サンバカーニバルに参加できるようになったといいます。

今回、名誉あるポジション『ヂスタッキ』でサンバカーニバルに出場するチャンスを得たのも、誹謗中傷に悩みながらも諦めずにパフォーマンスし続けたピーターさんの努力の賜物でしょう。

 

裕二郎のダンサーとして7年間務めているピーターさんですが、そんな辛い過去があったとは知りませんでした。

そしてそれを自分の力で乗り越えていることも。

立場上公にすることも出来なかったのでしょう。

一プロレスファンとして申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

何か恩返しできればと考え、少しでもピーターさんのクラウドファウンディングを拡散できればと思い、今回ブログで記事にまとめることにしました。

少しでもピーターさんの挑戦に賛同する方が増え、日本人女性初となる挑戦が成功することを心から祈っています。