グレート・オーカーンが内藤哲也と同じ“ある感情”が芽生え始めたと発言

内藤哲也、グレート・オーカーン【撮影:Koba】
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1クライマックスのリーグ戦も残す公式戦は2大会を残すのみ。

A、Bリーグとも次の大会で決勝トーナメントに進む3選手が決まります。

各ブロックの2位と3位同士が闘い、その勝者が同ブロックの1位と闘い、各ブロックの代表が決まり優勝決定戦を行うというレギュレーションです。

【作成:Koba】

 

Aブロックはザック・セイバーJr.の1位通過が決定しているため、決勝トーナメントへ進出できる枠は残り2枠。

明日の長岡大会のメインイベントでは、勝点10の内藤哲也対、勝点8のグレート・オーカーンが対決します。

内藤は勝てば無条件で決勝トーナメント進出、オーカーンは内藤戦の勝利プラス他の試合結果次第という条件になります。

 

オーカーンにとって今G1で唯一のメインイベントとなり、決勝トーナメント進出がかかった大事な一戦です。

対戦する内藤に対しても、少なからず思い入れはあるでしょう。

これまでの因縁もあります。

今大会はコンディションが悪く見える内藤に対し、先日の『プロレスラーとしての時間は少ない』発言に触れ、自らの手で介錯すると約束しました。

余様『正直、もうあの状態の内藤哲也を放っておけない。アレはもうプロレスラーとしてギリギリの状態だ
後楽園ホールの海野戦で内藤は言っていた。余を“新世代”と括った上で、「チャンスは与えられるんじゃない、自分で勝ち取ってみろ」と。だから、“新世代”の1人として先輩を介錯してやるのが本当の優しさだと思う。そして内藤は、それを望んでいるように感じた

だから「プロレスラーとしての時間は少ない」とか、やけに“新世代”と言ったり、新世代を見たり、“壁役”みたいなセリフを残していたんだと思う。待ってるんだと思う、アイツは

だから、言い訳のしようがないほど威風堂々、真正面から、内藤、貴様を支配してやる。アイツも、アントニオ猪木を超える逸材を前にすれば、「託しても良い」、そう思えるだろう。思わせてみせるよ』

引用:新日本プロレス

 

ファン目線で見ても悪く見える内藤のコンディションですが、オーカーンは『プロレスラーとしてギリギリの状態』と分析。

リーグ戦の勝利と共に、内藤を介錯し、新日本を託せられる存在に思わせると豪語しました。

さらに『ある感情が芽生え始めている』と意味深な発言を口にしています。

余様『内藤ほどじゃないけど、ある感情が芽生え始めてるたかだか感情かもしれないが、今までなかったんだ。ある意味変わったんだから、そりゃ成長もしてるし、強くもなってんだろ』

引用:新日本プロレス

 

自らの変化を口にしたオーカーン。

『内藤ほどじゃない』感情ということは、内藤が持っている感情がオーカーンにも芽生え始めたということでしょう。

内藤と言えば他の選手以上に「新日愛」が強い選手です。

もしかしたらプロレス嫌いのオーカーンが「新日愛」に目覚め始めているのかもしれません。

この感情が本物なのか気のせいなのかは、長岡大会のメインイベント後に分かるでしょう。

そして、Aブロックの決勝トーナメントに進出する選手も決定します。

G1クライマックス34星取表