昨年のG1クライマックス優勝決定戦でオカダカズチカとの激闘を繰り広げ、英国人として初となるプロレス大賞・ベストバウト賞を受賞したウィル・オスプレイ。
今年の東京ドーム大会ではケニー・オメガに敗れバックステージでは意味深発言をしていたオスプレイですが、『あと1年だけ、この犠牲を払うという状況に身を置こう』発言の真意について言及しました。
【新日本】ベストバウト初受賞のオスプレイが胸中激白「やるのか、死ぬのか」|東スポWEB https://t.co/xZOWcXIffd
— 岡本佑介@東京スポーツ新聞社 (@okamotospo) January 26, 2023
『あと1年だけ』発言の真意
――試合後は「あと1年だけ犠牲を払う状況に身を置く。そこから先は俺の勝手だ」とも発言 オスプレイ この2年、俺はケガでIWGP世界ヘビー級王座を失ったり、去年は腎臓の病気で本当に死にかけたり、そういう困難を乗り越えて精一杯働いてきた。そしてついに東京ドームで世界が注目する試合にたどり着いたんだけど、完敗してしまった。本当に悔しすぎる敗北だった。だから自分で厳しい目標を設定しなきゃいけなかった。「やるのか、死ぬのか」。この1年間は、自分がトップに戻るだけでなく、新日本を世界のトップに戻す。それだけの思いをもってこの1年やっていくという意味で、自分ならできると思っている。 引用:東スポWEB |
海外メディアに対するインタビューで、来年が5年結んでいた契約が終了する年であることを語ったオスプレイ。
その発言後の『あと1年だけ』に不安を感じていましたが、厳しい目標を達成するための意気込みだと知り安心しました。
さらに、これからの1年で自分自身がトップに戻るだけではなく、新日本を世界のトップに戻す発言は心強い発言です。
インタビューではケニー・オメガへのリベンジとUSヘビー奪還を掲げているのも注目でしょう。
日本のみならず海外でも絶賛された1・4のケニー戦ですが、1年以内に再び激突する可能性も期待できます。
ウィル・オスプレイが実現を熱望するドリームマッチ
昨年は国内外のプロレス団体との禁断の扉が開いた新日本。
団体の枠を飛び越えたドリームマッチが期待される中、オスプレイは闘いたいレスラーの名前を2人挙げました。
――US王座以外に取りたいタイトルや、戦ってみたい相手は オスプレイ もちろんIWGP世界ヘビー級は欲しいよね。戦ってみたい相手は丸藤(正道=ノア)だ。子供のころから好きだったし、とても影響を受けた選手だから一度は試合をしたい。あともしまたスターダムと合同興行があるならAZMと組むか戦うかしてみたいね。俺は何度もスターダム道場を訪れてるし、彼女が14歳の時から見ている。プロレス界の娘みたいな存在だ。もしそれらの試合が実現したら、2年連続ベストバウトもイージーだよ(笑い)。 引用:東スポWEB |
プロレスリング・ノア(以下NOAH)の丸藤正道へのリスペクトを語ったオスプレイ。
試合でも丸藤ムーブを取り入れているオスプレイは、憧れの選手とのドリームマッチを熱望しています。
昨年、今年と開催されたNOAH対抗戦にまだ出場していないオスプレイ。
来年以降の対抗戦の目玉として、新日本としても「オスプレイ vs 丸藤正道」は温存しているのでしょう。
このオスプレイの発言に、NOAHの丸藤も満更ではない反応を示しています。
🙏
— ᵂⁱˡˡ ᴼˢᵖʳᵉᵃʸ • ウィル・オスプレイ (@WillOspreay) January 26, 2023
一方でスターダムのAZMと組むか試合をしてみたいと語ったオスプレイ。
スピーディーな試合展開で海外での評価も高いAZMとの試合は、まさしくドリームマッチ。
闘っても組んでも異次元な攻防が繰り広げられるでしょう。
オスプレイの発言を目にしたAZMも、パートナーとして一緒に闘うことを熱望しました。
オスプレイ受賞おめでとう!!!
私は組みたい派
#STATDOM #スターダム https://t.co/R4RuagCsgy— AZM (あずみ) (@azumikan1411) January 26, 2023
ビッグマッチである札幌大会2連戦では、Just 4 Guysのタイチとのシングルマッチが決まっているオスプレイ。
ベルトがあってもなくてもトップレスラーの一人として、今年も新日本を牽引する活躍を期待しています。