11月3日にケニーが日本に帰って来る!ケニーがDDTを選んだ理由

DDTプロレスリング




Pocket

あまりに唐突な発表で、ただただ驚いています。

11月3日、ケニー・オメガが日本のリングに戻ってきます。

 

昨日行われたDDTプロレス後楽園ホール大会『夏休みの思い出2019』にて、ケニーのDDT両国国技館大会参戦が発表されました。

 

11月3日の両国大会で里歩のパートナーとして、山下実優&アントーニオ本多と闘います。

この対戦カードはケニーからの要望だそうです。

 

このDDTの発表に、ケニーもTwitterでコメントを返しています。

 

恐らくケニーファンにとって大事なことは、誰と闘うかではなくケニーが日本に帰ってくる事

一時的にでも日本のリングに戻って来ることが、重要な事なんだと思います。

 

そして、それ以外のファンにとっての疑問は、なぜDDTのリングに上がるのかという事でしょう

今年の1・4東京ドーム大会でIWGPヘビー級選手権で闘ったケニーが、直近の古巣である新日本プロレスではなく、元古巣のDDTを選んだという事実。

両国で行われる試合ではなく、DDTのリングに上がる本当の目的を探っているはずです。

 

その多くはDDTとAEWの提携と考えているのではないでしょうか?

そう考えるのが一番自然かもしれません。

しかし、本当にそれが目的なのか…

 

 

ニーファンとDDTをご覧になっている方ならご存知だと思いますが、以前DDTの後楽園大会でファンに向けてメッセージ動画を送っていました。

『僕自身も、ザ・クリーナー、そしてベストバウトマシーンとして活躍する前のDDTで過ごした日々を大切に思っている。DDTのみんなのことも忘れていない。だからここで一つ、僕は喜ばしいことを発表したい。

中澤マイケルはAEW所属であるが、ずっとDDTにも籍を残したままでかまわないということを。

つまり、これからもDDTファンのみんなは中澤さんをまた見ることができるし、ひょっとしたらこの僕もいつかは…?

ではみなさんその時まで…グッドバイ、グッドナイト!BANG!』

引用:DDTプロレスリング

 

これは中澤マイケル壮行試合後の卒業セレモニーで流れた、動画によるケニーのコメントです。

詳しい内容はこちらをご覧ください。

 

こんな早いタイミングでの日本復帰は予想外でしたが、DDT参戦は有言実行とも言えます。

 

では、ケニーの参戦はDDTとAEWの提携を意味するものなのか?

私の予想は…

DDTへの不定期参戦

 

中澤マイケルもAEWと契約していますが、それ以外の部分でいうとAEWとDDTは全く路線が違います。

それ故AEWとDDTの提携は全く想像できません。

 

第2弾となるビッグマッチ『ALL OUT』を控えたAEWは、10月から始まるウィークリー番組の観戦チケットも即完売で、その人気は加熱する一方です。

特定の誰かの人気というより、AEWという団体そのものに勢いを感じます

 

団体の順調な滑り出しに、ケニーも日本のファンに向け“ギフト”を贈りたかったのでしょう。

だから、DDTへの不定期参戦をスタートさせたのではないでしょうか。

もしかしたら期間限定の継続参戦かもしれませんし、今回はビッグマッチへのスポット参戦かもしれません。

 

 

、なぜ新日本ではなくDDTを選んだのか?

それは、DDTの方が敷居が低いからかもしれません。

 

誤解が無いように言いますが、これは「DDTならいつでもリングに上がれるだろう」という意味ではないです。

新日本ファンの敷居が高いという意味です。

 

今でもケニーの新日本復帰を願うファンは多くいます。

それがどんなタイミングであれ、ケニーの姿が見れるだけで満足と思う事でしょう。

私もその1人です。

 

しかし、ケニーの新日本復帰に懐疑的なファンやタイミングが重要だと思うファンも多いでしょう。

実際、今の新日本は十二分に充実しています。

まさかケニーのいないG1クライマックスが、あれ程まで盛り上がるとは思いませんでした。

 

また、フリーの立場から永久契約を結んだ飯伏幸太の活躍を邪魔しかねないと思うファンも多いでしょう。

あれ程まで届かなかったG1制覇という頂きに、やっと届いたばかりです。

 

もしかしたら、今は邪魔されたくないと思っているかもしれません。

そう思っていなくとも、今は1人で頑張る飯伏を見守って欲しいと願っていることでしょう。

 

私は、ただ新日本のリングに上がるケニー・オメガを待ち望んでる訳ではありません。

多くの新日本ファンがケニーを必要と思うタイミングで、大歓声の中登場できるケニーの姿が見たいのです。

イチファンとしてはいつでもケニーに会いたいですが、ケニーと新日本の今後を考えると今じゃないのかもしれません。

 

恐らく今はそのタイミングではないのでしょう。

だから、新日本のケニー・オメガ復活はまだまだ我慢したいと思います。

まだまだ、まだまだ…