久しぶりの更新となった棚橋弘至のポッドキャスト『棚橋弘至のPodcast Off!!』(略してタナポ)。
ロンドン大会で収録されたタナポでは、G1で闘った選手に対して言及。
そして収録の最後には、ワールドタッグリーグ(以下WTL)の出場数増加について公言しました。
『今年のタッグリーグは出場チームが多いって聞いたんで…』
引用:棚橋弘至のPodcast Off!!
続きはこちらか、公式アカウントのツイートからお聞きください。
【無料で聴けます】
『棚橋弘至のPodcast Off!!』ひさびさ更新!今回は「初のロンドン収録!『G1 CLIMAX 29』大総括から、ウワサの新日本版“コンクルソ”にもたっぷり言及!!」
☆コチラから!(音でます)
⇒https://t.co/N7EFdUg5Wq#タナポ #njdest #g129 #njpw @tanahashi1_100 pic.twitter.com/4QR8HvoC9H— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 9, 2019
出場チームが増えるという発言で気になるのは、WTL開催時ベルトを持つ選手もリーグ戦に出場するのではないかという期待です。
現IWGPヘビー級チャンピオンであるオカダカズチカは、2016年以降の出場はありません。
棚橋と内藤哲也もWTLへの出場は2016年が最後。
では今年は何チーム・何リーグによるWTLとなるのか?
年代 | 出場チーム数 | ブロック数 | 大会数 | |
2015年 | 14組・28選手 | 1ブロックリーグ戦+決勝戦 | 14日 | |
2016年 | 16組・32選手 | 2ブロックリーグ戦+決勝戦 | 17日 | |
2017年 | 16組・32選手 | 2ブロックリーグ戦+決勝戦 | 19日 | |
2018年 | 14組・28選手 | 1ブロックリーグ戦+決勝戦 | 17日 | |
2019年 | ? | ? | 17日 |
棚橋の言うチーム数増加は、単純に一昨年の16組に戻るという意味なのか、それともそれ以上のチーム数になることを意味するのか…
以前の記事でも言及しましたが(いつの記事で書いたかは忘れましたが)、来年は2日連続の東京ドーム大会なので各チャンピオンもWTLに出場するのではないかと記載しました。
恐らく、IWGPタッグ選手権は1・5東京ドームで行われるのでしょう。
昨年、WTLに出場しなかった主な選手(今現在も新日本に在籍している選手)はご覧の通りです。
▪オカダカズチカ
▪ジェイ・ホワイト
▪棚橋弘至
▪内藤哲也
▪後藤洋央紀
▪飯伏幸太
▪バッドラック・ファレ
▪YOSHI-HASHI(怪我で欠場のため)
全タイトルホルダーの出場があるかどうかは分かりませんが、何選手かは出場になることでしょう。
昨年加入しヘビー級に転向した鷹木信悟や、今夏のG1にも出場したKENTAもWTLにエントリーして欲しい選手です。
出場選手の次に気になるのが、何リーグ制になるかということ。
2012年以降「WORLD TAG LEAGUE」に名前を変えて以来、昨年以外は2リーグ制を採用しています。
では出場チーム数が増えた場合、公式戦の数はどのぐらい増えるのか。
下の図はリーグ制別に計算した、出場チーム別の総試合数です。
出場チーム数 | 1リーグ制 | 2リーグ制 |
14チーム | 全91試合 | 全42試合(21+21) |
16チーム | 全120試合 | 全56試合(28+28) |
18チーム | 全306試合 | 全72試合(36+36) |
20チーム | 全190試合 | 全90試合(45+45) |
赤字の部分がWTLで採用されてきた試合数です。
昨年は14チーム1リーグ制を採用したので、公式戦の試合数は全91試合。
大会数は昨年と同様なので、今年も90試合程度の試合数になるのではないでしょうか。
大会日数は変えず出場チーム数を増やす場合、昨年と同条件に近くなるのは20チームによる2リーグ制。
昨年と公式戦試合数が1試合しか変わらず、選手負担は変わらなくなるでしょう。
2リーグ制の場合は各リーグトップのチームが決勝戦で闘うことになり、昨年のような何度も同じチーム闘うという事態も避けることができます。
もし20チーム出場が現実のものとなれば、昨年から6チームも増えるということです。
あまり現実的ではありませんが、今年のG1出場選手を考慮すれば不可能なことではないでしょう。
今夏のG1はベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを勝ち抜き決勝を闘ったウィル・オスプレイと鷹木の2人が、ジュニア代表として出場しています。
つまり、スーパージュニア・タッグリーグで決勝戦に進んだチーム、もしくは優勝したチームもWTLに出場できるのではないでしょうか。
本日は別府大会でIWGPタッグ選手権が行われます。
恐らくこの試合の勝者が、来年のダブルドームへの切符を手に入れることでしょう。
試合後、WTLにも言及するかもしれません。
注目のビッグマッチは、17時00分試合開始です。