スーパージュニアとワールドタッグリーグの同時開催は2リーグ制か

WTLとBOSJトロフィー【撮影:koba】
BEST OF THE SUPER Jr.




Pocket

10・6広島大会で緊急決定と題して発表された「WORLD TAG LEAGUE2020」(以下WTL)の開催。

そしてまさかの同時に開催されるというジュニアの祭典「BEST OF THE SUPER Jr.27」(以下BOSJ)。

史上初となるWTL&BOSJ同時開催が発表されました。

 

コロナ禍の影響で中止とアナウンスがされていたBOSJ。

多くのファンもジュニアの選手達も、延期であって欲しいと願っていたことでしょう。

ジュニア勢はG1クライマックスシリーズが完全にオフになったことから、11月にBOSJが開催されるのではと予想していましたが、WTLと同時開催となりました。

 

11・15愛知大会から始まる両リーグ戦ですが、開幕戦となる愛知大会とリーグ最終戦となる福岡大会は、WTLとBOSJの同時開催。

それ以外はWTLとBOSJが交互に行われることになります。

優勝決定戦は日本武道館で行われ、WTLとBOSJの覇者が決定するというスケジュールです。

発表となった全スケジュールはご覧の通りになります。

11月15日愛知WTL(1)BOSJ(1)
11月16日石川WTL(2)
11月18日後楽園BOSJ(2)
11月19日後楽園WTL(3)
11月20日後楽園BOSJ(3)
11月22日長野WTL(4)
11月23日群馬BOSJ(4)
11月24日福島WTL(5)
11月25日新潟BOSJ(5)
11月28日神奈川WTL(6)
11月29日後楽園BOSJ(6)
11月30日後楽園WTL(7)
12月2日大阪BOSJ(7)
12月4日大分WTL(8)
12月5日鹿児島BOSJ(8)
12月6日福岡WTL(9)BOSJ(9)
12月11日武道館優勝決定戦

 

昨年のワールドタッグリーグは優勝決定戦も含め全17大会、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアは全19大会でした。

今年は優勝決定戦も含め17大会。

ただし、WTLとBOSJが同日に行われる大会が愛知と福岡の2大会、単独での開催が7大会となります

 

では、どのようなリーグ戦が組まれ、何人出場となるのか?

1リーグ制、2ブロック制両方の可能性がありますが、私は8チーム(8人)x 2ブロック制になると予想します。

 

WTLが16チームによるA・Bブロック制の場合、1つのリーグは8チームなので、総試合数は28試合。

A・Bブロック合わせるとWTLの総試合数は56試合。

BOSJも同じ条件なので56試合。

WTLとBOSJの総試合数を足すと112試合なので、優勝決定戦を除く16大会で割ると1大会7試合という計算になります

これはG1クライマックスより1大会当たり1試合増えることになり、妥当な試合数と言えるでしょう。

 

開幕戦とリーグ最終戦を除く単独開催会場の場合、1大会の内訳はAブロック4試合、Bブロック3試合(またはAブロック3試合、Bブロック4試合)と予想。

開幕戦とリーグ最終戦はWTLとBOSJの公式戦が同時に行われるので、WTL4試合+BOSJ3試合か、WTL3試合+BOSJ4試合になるのでしょう。

単独開催(各7大会)の49試合に開幕戦とリーグ最終戦の3試合+4試合を足せば合計56試合になり、WTLとBOSJの各総試合数と同じになるという計算です。

 

もし私の予想通り16チーム(16人)の2ブロック制で1大会7試合になった場合、観戦しに行くファンにとって一つ問題があります。

それは、1大会14チーム(14人)しか出ない計算になるということです

 

この状況を避けるなら1大会の公式戦が5試合となる、10チーム(10人)1リーグ制の総当たり戦という手段も考えられます

もしかしたら、こちらの方が可能性が高いかもしれません。

公式戦ではない1試合を加えれば、G1クライマックスと同じ1大会6試合にすることができます。

この場合、WTLなら10チーム(20人)、BOSJなら10人参加ということです

 

当然、前者に比べ後者の方が出場人数が限られます。

まだ日本に入国できてないメンバーを考えると、出場枠が多い16チーム(16選手)の2リーグ制になって欲しいという予想です

 

上記の計算にかなりの時間を使ってしまったため、今日の考察はここまで。

次、WTLとBOSJの記事を書く際は、出場メンバーに焦点を当てることになるでしょう。

勿論、可能な限りG1の記事と同時進行できればと思います。