デビッド・フィンレーが鷹木信悟から直接ピンフォール!NEVER挑戦に期待

デビッド・フィンレー【撮影:koba】
WORLD TAG LEAGUE




Pocket

WORLD TAG LEAGUEの藤沢大会が終わり、リーグ戦も残り3戦と佳境に差し掛かっています。

単独首位だった鷹木&SANADA組が敗れ、勝点8でトップのチームが3組、勝点6のチームが5チームと大混戦の様相を呈しています。

現在の星取表はこちらです。

 

どの試合も白熱した藤沢大会でしたが、最も目を引いたのはNEVER王者からを勝利を奪ったデビッド・フィンレーの活躍でしょう。

ACID DROPを決めたフィンレーは、鷹木信悟から直接3カウントを奪いました。

 

この勝利で鷹木の持つNEVER挑戦を期待したファンも多かったことでしょう。

東京ドーム大会でのNEVER無差別級の挑戦者はまだ決まっていません。

フィンレーと鷹木のタイトルマッチは鮮度があり、実力的にも申し分ありません。

私もフィンレーのシングルのベルト初戴冠を期待する一人です。

 

今ではジュース・ロビンソンのタッグパートナーのイメージが強いフィンレーですが、数年前までヤングライオンとして新日本プロレスの道場で1年半過ごしていました。

 

当時、最も仲の良かった仲間の1人が同じヤングライオンのジェイ・ホワイトです。

父親が有名なプロレスラーで超サラブレットのフィンレーは、ジェイと共に将来を期待されていたレスラーだったでしょう。

 

しかし、海外遠征から帰国しスウィッチブレードと化したジェイは、次々とシングルのベルトを戴冠しました。

バレットクラブのリーダーとも言える存在で、来年の1・5東京ドームでは二冠挑戦が決定しています。

今現在、新日本のトップ外国人レスラーと言っても過言ではないでしょう。

実績だけ比べてしまえば、かなり差が開いてしまいました。

 

覚えている方も忘れてしまっている方いると思いますが、海外遠征から帰国しヒールターンしたジェイは一度だけフィンレーとタイトルマッチを闘っています。

 

ジェイの持つUSヘビーのベルトに挑戦したフィンレー。

初めてシングルのタイトルマッチに挑戦した26分49秒に、フィンレーのポテンシャルが凝縮しています。

この試合を見て、フィンレーへの期待が確信に変わった瞬間でした。

接戦の末に敗れましたが、いつかまたジェイの前に立つ日が来ると今でも信じています。

ジェイのチャンピオンロードを止めるのは、フィンレーが最も相応しいと。

 

海外遠征には行っていないフィンレーですが、肉体改造や怪我による長期欠場など紆余曲折あって今のフィンレーがいます。

東京ドームでNEVER挑戦となれば大きなステップとなりますが、もしシングル初戴冠となれば来年のG1クライマックス初出場も見えてくるでしょう。

シングルプレイヤーとして開花する実力はもう備えているはずです。

 

ジェイとのタイトルマッチで負けたバックステージで、ジェイとの闘いはまだまだ終わっていないと口ににしています。

『ジェイ、オマエとの戦いはまだ終わったわけじゃない。オレは何度でも何度でも、勝てるまでオマエに挑戦し続けてやる!』

引用:新日本プロレス

 

いつかフィンレーが、ジェイと対等に肩を並べる日が訪れると信じています。

そしてジェイがフィンレーをライバルと認める日も来ると思っています。

その時は2人の間に新たな物語が始まることでしょう。