東京ドーム大会でのもうひとつのライガー引退試合の相手

雑感




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昨日、東京ドーム大会対戦カード発表会見で獣神サンダーライガーの引退試合の対戦相手が公表されました。

懐かしい名前に、往年のファンも期待が膨らんだことでしょう。

 

私の第1次プロレスブームは90年代だったので、大谷晋二郎高岩竜一エル・サムライが新日本のリングに上がることは感慨深いものがあります。

今回名前が出なかった金本浩二田中稔ケンドー・カシンなどの選手とも、引退前に試合が組まれて欲しいものです。

本人達も最後に試合をしたいことでしょう。

 

1・4東京ドーム大会でライガー引退試合の対戦相手は決まりましたが、1・5東京ドーム大会で行われる引退試合の相手は決まっていません

個人的には今新日本にいる選手と試合をして欲しいと願っていますが、ライガー自身は対戦相手についてこんなコメントを残しています。

レスラーですので、闘ったことのない選手と闘いたい

それは誰がどうのこうのじゃなくて、願望として常にありますね。

レスラーっていうのはいろんな相手を試合をしてみて自分の実力をはかったり、実力を上げていく生き物なので、やったことない選手とは一回、手合わせをお願いしたいですね

引用:新日本プロレス

 

また、自身の引退試合についてのイメージも語りました。

『やはり、引退試合だから湿っぽくなるのもイヤだったので、ちょっと華やかに派手やかにいこうかなと

(中略)

正直、そんなにまだ実感はないんですけど、引退式ってなるとどうしてもみんなシュンってなりがちなので、そうじゃなく「オー、スゲー!」って試合で終われればなと思ってます

引用:新日本プロレス

 

ライガー言う「オー、スゲー!」という試合をするために、1・5東京ドームでの引退試合はスペシャルシングルマッチが相応しいのではないでしょうか。

そして、「オー、スゲー!」という相手

 

私の勝手なイメージですが、ジュニアヘビー級のライガーは今までヘビー級の「スゲー!」レスラーと闘ってきた記憶があります。

橋本真也、グレート・ムタ、スコット・ノートン…

ジュニアの象徴であるライガーが、最後にヘビー級のトップを走る選手と闘う引退試合が最も夢のあるカードなのではないでしょうか。

 

では、誰が一番適任なのでしょうか?

 

過去シングルマッチを行ったことがあるかどうかは分かりませんが、私はこの選手が一番相応しいと思っています。

その名は…

オカダカズチカ

 

新日本プロレスのトップを走るオカダカズチカとの引退試合が組まれれば、東京ドームを訪れるファンも大熱狂することでしょう。

 

なによりもオカダは、2015年に引退した天龍源一郎さんの引退試合の相手も務めました

この年のG1クライマックス最終日にスーツ姿で現れた天龍は、新日本に対し「引退試合の相手はまだ決まらないのか」と挑発。

そこにオカダが現れ、逆に天龍を挑発し返しました。

詳しくはこちらをご覧下さい。

 

 

結果、11・15「天龍源一郎最終興行」で引退試合を務めたオカダに、試合後天龍から最高の言葉を貰いました。

『ま、こんなこと言うのもシャクだけど、最後にふさわしい相手だと思ってますよ』

引用:新日本プロレス

 

この試合は2015年のプロレス大賞「年間最高試合賞」にも選ばれ、オカダにとっても貴重な経験となったのではないでしょうか。

 

1・4東京ドームでは、オカダは飯伏幸太とIWGPヘビー級選手権を闘うことが決定しています。

仮にIWGP戦で防衛した場合、1・5東京ドームでもタイトルマッチが行われる可能性は高いでしょう。

そうなった場合、翌日の東京ドーム大会ではオカダカズチカと獣神サンダーライガーの引退試合を第1試合で行って欲しいと思っています。

 

2日間で3試合行う超ハードスケジュールになりますが、オカダならできると思いますしオカダしかできない偉業でしょう

これは予想でも憶測でもなく、あくまで私の希望です。

もし1・5東京ドームの引退試合がオカダ戦になれば、ライガーも「スゲー試合決まったよ!」と言ってくれるのではないでしょうか。

 

【お知らせ】

昨日の後楽園ホール大会「Road toPOWER STRUGGLESUPER Jr. TAGLEAGUE 2019~」に行ってきました。

私のTwitterに写真も挙げているので、気になる方は見てください。

 

今回はリングに近い席で観戦したので、いつもり臨場感のある写真になっていると思います。