過去一度も移動することのなかったIWGPヘビー級王座挑戦権利証の防衛戦。
「MADE IN NEW JAPAN」を掲げ飯伏幸太撃破を公言したEVILに、多くのファンが何かが起こると期待していたことでしょう。
飯伏幸太との対決へ向け、EVILが史上初の“権利証”移動を宣言!
EVIL「権利証は過去、1度も動いたことないよな。見たいだろ、動くところを。俺は動かすぞ!」
※9.22神戸大会をスマホサイトで詳報アップ!
⇒https://t.co/rDC5dfs0ny#njdest #njpw pic.twitter.com/Nv50aWIkvR— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 23, 2019
結果的に飯伏が防衛を果たしましたが、両国大会ではEVILが東京ドームのメインに立つ姿を夢見たファンも多かったと思います。
引き続き新シリーズに参戦中のEVILですが、シリーズ最初の後楽園大会で意味深コメントを残しました。
『俺が何を一番欲しているかわかってるよな。それに向かって突き進んで行くだけだ。
ただ…思うところもある』
引用:新日本プロレス
EVILが最も欲している物とは、恐らくIWGPヘビーのベルトでしょう。
飯伏との前哨戦でも、IWGPに対する強い思いを語っていました。
来年もIWGPに標準を合わせ、新日本をダークネスワールドに染め上げることでしょう。
ただ気になるのは、最後の一言です。
ただ…思うところもある
この一言はどういう意味なのか?
挑戦権利証争奪戦に敗れたEVILですが、当然東京ドーム大会で自分が何をすべきか見据えているでしょう。
次期シリーズのWORLD TAG LEAGUEで、前人未到の3連覇を狙う可能性もあると思います。
ただし、純粋にタッグチャンピオンを狙うだけであれば「思うところもある」という表現はしないのではないでしょうか。
残念ながら昨日の会津若松大会直前に、今シリーズの欠場が発表となりました。
【お詫びとお知らせ】
EVIL選手が左足首負傷のため、今シリーズを全戦欠場。
代打としてBUSHI選手が出場へ。https://t.co/NXMIkGqG4X#njpst #njpw #新日本プロレス pic.twitter.com/xeIzcqfca2
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 23, 2019
シリーズ2戦目以降ノーコメントを続けてきたEVILですが、これで試合後のコメントを聞くことが出来ません。
「思うところもある」の意味は何だったのか?
もしかしたら…
東京ドームをダークネスに染め上げる他の選択肢の言及
新日本をダークネスに染め上げる為には、IWGPの戴冠が必要でしょう。
ただし、東京ドームをダークネスに染め上げるには他のシングルのベルトでも可能なのではないでしょうか。
「思うところもある」とは、IWGPヘビー以外のベルトに挑戦したいということかもしれません。
苦渋を舐めさせられた相手に、プライドを捨てリベンジしたいという覚悟があるのでしょう。
EVILがIWGPヘビー以外に想い入れがあって、リベンジしたい相手はこの2人ではないでしょうか。
そう、KENTAと石井智宏。
KENTAにはG1で敗れ、石井にはレスリングどんたくのスペシャルシングルマッチで負けています。
この2人が闘うのが、年内最後のビッグマッチ11・3大阪大会です。
もしかしたらこの試合の勝者に挑戦表明したいというのが、「思うところもある」なのかもしれません。
10月11日に連載スタートしたEVILの日記ですが、隔週で更新されるため明日が2回目の日記になります。
1回目の日記では両国で闘う飯伏戦について、EVILの思いを綴っていました。
2回目も次に向けての想いを語ってくれることでしょう。
ここで「思うところもある」に言及するかもしれません。
心配なのは、怪我が理由で日記を更新できない場合もあるという事です。
治療に専念するため、今回の日記更新は見送る可能性もあるでしょう。
こればかりは明日になってみないと、なんとも言えません。
来年の東京ドーム大会は、史上初となるダブルドーム大会です。
一兎だけでは足りなく、二兎目指す必要があるのかもしれません。
EVILが東京ドームをダークネスに染め上げる為、何かしら行動に起こすでしょう。