内藤哲也の長文コメントに聞き捨てならない意味深メッセージ

内藤哲也【撮影:koba】
“独り言考察”




Pocket

伏幸太の二冠統一論に反対し、統一を阻むべく大阪城ホール大会でインターコンチネンタル戦に臨む元二冠王者の内藤哲也。

統一を反対する理由のひとつに、IWGPヘビー級王座への “敬意” と述べました

 

後楽園ホール大会から始まった今シリーズですが、バックステージでは内藤の二冠統一阻止に対する演説が止まりません。

連日の長いコメントを残している内藤ですが、その中に聞き捨てならない意味深メッセージを発見しました

『それから、昨日のバックステージコメント、読んでいただきました? ちゃんと一字一句読んでいただけました? 昨日、最後のほうに言った、俺がインターコンチネンタル王座を選んだ最大の理由、それは……このタイミングじゃないかな? しかるべきタイミングが訪れた時、俺はハッキリと言いますよ。まあ、残念ながら今回は俺が大阪城ホールでインターコンチネンタル王座を獲ったとしても、そのしかるべきタイミングというのは訪れないかもしれないけどね。さあ、ここまでで何だと思う? 何だろうな? いろいろ考えるでしょ? その時間を是非楽しんでくださいよ』

引用:新日本プロレス

 

“しかるべきタイミングというのは訪れないかもしれない”

 

2つのベルトの内、IWGPヘビーではなくインターコンチネンタルのベルトに挑戦した内藤。

その最大の理由はしかるべきタイミングで発言すると言った内藤ですが、大阪城ホール大会でインターコンチを奪還したとしてもしかるべきタイミングは訪れないかもしれないと発言しました

これはどういう意味なのか?

 

恐らく大阪城ホール大会の結果に関わらず、そのタイミングではインターコンチを選んだ最大の理由を言う意味がなくなってしまうということなのでしょう。

ということは、大阪城ホール大会前に内藤の発言が無効になる、もしくは発言する意味がなくなる何かが起きるということかもしれません

 

先日、当ブログで内藤がIWGPヘビーではなくインターコンチネンタルのベルトを指名した理由についての考察を記事にしました。

記事の中では2つの理由を考えましたが、その内の1つは「NEW JAPAN CUPに出場する為」というのが私の予想です。

2019年から出場枠を32人に増やしたNEW JAPAN CUP(以下NJC)ですが、人数が増えたことにより優勝者の王座選択制を廃止し、IWGPヘビー級王座挑戦の一本化にしました。

つまり、IWGPヘビー級王者のみがNJCにエントリーされないということです

 

常に試合に出たいと主張し、「今の内藤哲也は今しか見ることができない」と語る内藤ですが、当然今年のNJCにも出場したいと思っていることでしょう。

でも、飯伏の二冠統一も阻止したい…

NJCにも出場し飯伏の二冠統一を阻止する答えが、インターコンチネンタル王座挑戦なんだと予想しました。

 

内藤哲也の懸念とは何なのか?

 

話しを戻したいと思います。

内藤は「しかるべきタイミングは訪れないかもしれない」と語りました。

もし内藤の言うインターコンチネンタル王座に挑戦したい理由がNJCに出場する為なら、その理由を語りたいタイミングは大阪城ホールの飯伏戦の後なのかもしれません

内藤はバックステージで『今回は俺が大阪城ホールでインターコンチネンタル王座を獲ったとしても、そのしかるべきタイミングというのは訪れないかもしれないけどね』と語っています。

つまりインターコンチを指名した本当の理由は、インターコンチネンタル王座を奪還した後に述べたいということでしょう

 

インターコンチ奪還後にNJC出場の為とコメントしたいだろう内藤ですが、NJC出場メンバーの発表は2年連続2月25日です。

※昨年も一昨年も新日本プロレス公式Twitterで発表

今年も同タイミングならば大阪城ホール大会でのインターコンチネンタル選手権前に、内藤のNJC出場・不出場が分かるということになります。

NJCのエントリー可否が発表される前に、自らの口からお客様に伝えたいというジレンマなのかもしれません。

 

私の予想が正しいかどうか分かりませんが、内藤は昨夜のバックステージでも謎めいた発言をしました。

しかも、本日の後楽園ホール大会で答え合わせをするということ。

詳しくは新日本プロレス公式サイトをご覧ください。

 

連日の後楽園ホール大会で出場メンバーや対戦カードもあまり変わり映えしませんが、その中でもお客様を楽しませる仕掛けをしてくれる内藤哲也の存在は貴重です。

内藤がインターコンチに挑戦する本当の理由を聞くことができるのかどうか…

やはり制御不能な男の一挙手一投足から目が離せません。