昨日、新日本プロレスからデビッド・フィンレーについて残念なお知らせがありました。
出場予定になっていたNEW JAPAN CUP(以下NJC)の欠場及び、『NEW JAPAN CUP』シリーズを全戦欠場というアナウンス。
なお、今後の復帰も未定とのこと。
フィンレーは先日のHONOR RISING後楽園大会で左肩を負傷しましたが、本人があまり深刻ではないとツイートしていました。
文字通りさほど心配する必要がないと思っていたので、今回の負傷欠場は非常に残念です。
折角掴んだNJC初出場はお預けとなりましたが、怪我が完治した後、違うチャンスをものにできると期待しています。
まずは焦らず怪我の治療に専念できることを、願うばかりです。
現在、フィンレー欠場の代打出場選手は未定となっていますが、個人的にどうしても出場して欲しい選手がいます。
それは…
引退した飯塚高史
フィンレーはNJC1回戦で、天山広吉と闘うことになっていました。
欠場が決まってしまった以上、代打で出場する選手が天山と闘うことになります。
飯塚は2・21後楽園ホールで引退記念大会が行われたばかり。
最後まで鈴木軍の飯塚らしい引退興行で、プロレスラーを卒業しました。
レスラーを引退した以上、復帰宣言しない限りリングに上がることはありません。
しかし、今回ばかりは緊急事態です。
今年のニュージャパンカップは出場選手を32人に増やし、新日本所属の殆どのヘビー級選手をエントリーさせています。
基本的にエントリー選手はシリーズ最終日の3・24長岡大会まで帯同するため、このタイミングでスケジュールが空いている海外の選手を確保することは限りなく不可能に近いです。
フェンレーの代わりとなる選手は、タッグチャンピオンであるGODの2人、KAIENTAI DOJOの吉田綾人、ジュニアヘビー級の選手とヤングライオンに絞られるでしょう。
上記メンバーなら吉田がエントリー最有力候補ですが、すでにNJCと同日にKAIENTAI DOJOの日程が被り、吉田自身も試合が組まれています。
この時点で吉田の出場の可能性も、消えました。
GODの2人もマディソン・スクエア・ガーデンでのタイトルマッチが決まっている以上、NJCの出場はないと思っています。
やっぱり今回だけは、引退したばかりの飯塚高史に特例でオファーを出していただけないでしょうか。
ただし、どういう事情で引退したか分からない選手を無理やりシリーズ全試合に出場させるわけにはいかないでしょう。
仮に鈴木軍の飯塚高史のまま試合をしては、何のために引退試合興行を行ったか分からなくなります。
では、どうすれば飯塚をNJCに出場させれるのか…
答えは“これ”しか思いつきません。
身分を隠して謎のマスクマンとして出場
飯塚本人と分からなければ、ヒールに転向する前の飯塚のスタイルで闘えるのではないでしょうか。
しかし、1つ困ったことがあります。
どんなマスクを用意すればいいのか…
NJC開幕まであと1週間しかありません。
デザインも生地も決まっていない状態で、マスクを作ることは不可能です。
マスク職人の制作キャパだって、これから押さえられるかどうかも分かりません。
1つ、いい考えがあります。
ナマハゲにマスクを借りる
いつの日か再来日を!
『ナマハゲ Tシャツ』はサイズによっては残りわずか!https://t.co/91O6JuArJs#njpwshop #njcmll pic.twitter.com/5RLbCbe5I4— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 22, 2019
ファンタスティカマニア 2019に参加していた謎のルチャドール“ナマハゲ”ですが、先日もNJPW WORLDでのCMLLアレナ・メヒコ大会の放送にゲスト解説として来日していました。
男気のあるナマハゲさんなら、NJCの公式戦は飯塚にマスクを貸しシリーズ中の公式戦以外の試合は本人が参加してくれるのではないでしょうか。
仮に飯塚がナマハゲのマスクを被り天山と試合をし負ければ、出場する試合も1試合だけで済みます。
どんな理由で引退したか分からない元レスラーに、無理はさせられません。
それに、天山戦に出場することが重要なんだと思います。
体格に多少の差はあれど飯塚とナマハゲは意外と肌の色も近いので、誰も気づかないかもしれません。
※すぐ気付きます
そして、ナマハゲさんならこの急な相談も、快く引き受けてくれる気がしてならないのです。
予想外のハプニングで、ヒールターンする前の飯塚高史と天山広吉との一戦が叶う可能性がでてきたと言えるのではないでしょうか。
恐らく私と同じ妄想をするブロガーも沢山いることでしょう。
※そんなことはないでしょう
あとは、ナマハゲさんと飯塚と新日本の判断を待つのみ…
私はあの引退試合の続きが見たいんです。
後楽園ホールに鳴り響いた飯塚コール。
何度その名を呼んでも、再びリングに上がることはありませんでした。
ブリザードスープレックスも見れないまま…
ヒールターンする前の飯塚高史を最後にもう一度だけ見たいと思うファンは、私だけではないでしょう。
そして試合後、ナマハゲのマスクを被ったままの飯塚なら天山とガッチリ握手し、耳元で『天山、ありがとう』と言えるのではないでしょうか。
災い転じて福来ると信じて…