2日間に渡って行われている札幌大会「NEW BEGINNING in SAPPORO」。
久しぶりにリュウ・リー(ドラゴン・リー改め)と闘った高橋ヒロムは、ライバルとの試合に喜びを爆発させました。
『これだ……これだ! やっぱり俺の求めてた痛み、刺激、苦しさ。あいつは全てを与えてくれる。
公式の日記であいつのこととあいつのことを言ったけど、もう次の大阪で終わりにする。別れると言ったけど、訂正する。
駄目だ、ドラゴン・リー。楽しすぎた。今日の前哨戦、決して無駄じゃなかったな。
なんで札幌後楽園にいないのか。何かその理由がわかった気がする。焚き付けてくれてありがとう。非常に楽しかった』
引用:新日本プロレス
決戦は2・9大阪城ホール大会ですが、1度しか組まれなかった前哨戦の意味を理解したようです。
唯一無二のライバルである2人に、もやは前哨戦など必要ないということでしょう。
「闘う理由=永遠のライバル」
それが全てです。
長期欠場から大復活を果たしファンからの期待値が高いヒロムですが、挑戦者も次々と手を上げています。
『このベルト取りに来いよって言った途端。いろんな選手が名乗りをあげることになりました。
これは凄く良いことだと思います。そして、予想通りだよ。
俺が知ってる限りでは、SHO、YOH、そしてファンタズモ、金丸。上村。デスペラードはなんか他の用事があるとかって言ってるからまあなしとして、あとナマハゲ。BUSHIさんも。それ以外も言ってるかもしれないし、よくわからない』
引用:新日本プロレス
意外にも一番興味があるのは鈴木軍の金丸義信と答えたヒロムですが、大阪城ホール大会で初防衛に成功した際は金丸を指名することになるのでしょうか。
札幌大会の前日に行われた前夜祭では、金丸が逆指名なら挑戦を受けると上から目線でコメントしました。
『チャンピオンだからってね、べつに挑戦者出るの待たなくていい。
次は、アイツが俺を逆指名してくればいいじゃないの?チャンピオンならそのぐらいの器があるだろうね!』
引用:新日本プロレス
金丸が次の挑戦者になるようなことがあれば、IWGPジュニア初挑戦になります。
仮に勝利することになれば、新日本プロレスにおいて初のシングルのベルト初戴冠です。
新日本ではタッグのベルトしか巻いたことのない金丸ですが、全日本プロレスでは世界ジュニアヘビー級のベルトを7度防衛し、プロレスリング・ノアではGHCジュニアヘビーのベルトを7回戴冠しています。
ファンからの支持率も高く、満を持して初挑戦となりそうです。
それにしてもなぜ高橋ヒロムは、一番興味がある挑戦者に金丸の名前を出したのでしょう。
勿論、リュウ・リーに勝たなければ次の挑戦者を指名することもできませんが、防衛戦のサイクルを短くしたい狙いがあるのかもしれません。
獣神サンダーライガーが引退した今、ジュニアの新しい象徴を目指すことでしょう。
その上で他団体で大きな実績な残した金丸の指名は妥当とも言えます。
もしかしたら、目下の目標は最多防衛記録の11回を超えることかもしれません。
そんなIWGPジュニアの次の挑戦者ですが、意外な選手が名乗りを挙げています。
前シリーズまで「FANTASTICA MANIA」で日本に来日していた…
“ナマハゲ”
来日中もIWGPジュニアのベルトに挑戦したい意思を示していましたが、シリーズ終了と同時に帰国。
その後すぐTwitterアカウントを閉鎖していましたが、ヒロムが立候補者の中にナマハゲの名前を口にしたことから、急遽Twitterアカウントを復活させました。
おれにやらせろぉぉぉぉぉぉ!!!!
呼ぶ勇気があったら新しい店の開店準備中断して行くからよ!!
カマイタチ熱い漢だな!!!
— ナマハゲ (@cGEfjKC6xdNhHHB) February 1, 2020
俺の名前出したんならお前はカマイタチなのか?
それともヒロムなのか?
俺はメキシコで会う事がなかったヒロムもカマイタチも興味があるよ@TIMEBOMB1105
— ナマハゲ (@cGEfjKC6xdNhHHB) February 1, 2020
わざわざアカウントを復活させたということは、ヒロムがリュウ・リーとの防衛戦を成功させた暁には、何かしらアクションを起こすかもしれません。
金丸に先を越されないためにも、2・9大阪城ホール大会に姿を現す可能性もあるでしょう。
何かが起こる大阪で、予想外な展開が起きることを期待しています。