鷹木信悟が新王座決定戦にエントリーされない可能性

鷹木信悟【撮影:koba】
“独り言考察”




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急事態宣言が続く中、18日振りに興行を再開した新日本プロレス。

メインイベントに勝利した鷹木信悟は、空位となったIWGP世界ヘビー新王座挑戦に名乗りを挙げました。

 

5・4福岡大会のタイトルマッチでウィル・オスプレイに惜敗したものの、その闘い振りは圧巻でした。

近い将来、IWGP世界ヘビー王座を初戴冠することに疑問はなく、新王座決定戦に名乗りを挙げても異を唱える選手はいないでしょう。

 

過去傾向から見る新王座決定戦に選出されるだろう選手

 

昨日のブログでも触れましたが、直近の王座返上による新王者決定戦は志願した選手の意思が尊重され、タイトルマッチは3WAYで行われました。

しかし、直前にタイトルマッチが決まっていたこともあり、イレギュラーとも言える状況だったことでしょう。

では、タイトルマッチの日程が決まっていない場合の王座返上は、どのように新王者決定戦を決めていたのか?

 

今回のオスプレイの王座返上と同ケースが、2018年にありました。

負傷欠場中の高橋ヒロムの持つIWGPジュニアヘビー級王座が返上となり、次期シリーズからIWGPジュニアヘビー級王座決定トーナメントが開催されています。

 

この時、王座決定トーナメントに選出された選手は、KUSHIDA、BUSHI、オスプレイ、マーティー・スカルの4人。

この4人は直近のIWGPジュニア王者という実績がありました。

公平性を考えれば至極真っ当な選出方法でしょう。

 

では、ヘビー級の直近の王者は誰に当たるのか?

▪︎飯伏幸太(初代IWGP世界ヘビー級王座、第73代IWGPヘビー級王座)

▪︎内藤哲也(第72代、第70代)

▪︎EVIL(第71代)

▪︎オカダカズチカ(第69代)

 

もし、新王座決定戦が前回の高橋ヒロムの王座返上と同じトーナメントになるのから、上記4選手が選ばれる可能性が高いのではないでしょうか。

オカダは次期IWGP世界ヘビー級王座挑戦者として決まっていたので、ナンバーワンコンテンダーと言えます。

もしかしたら新王座決定トーナメントを勝ち抜いた選手と、ナンバーワンコンテンダーのオカダとでIWGP世界ヘビー級王座決定戦が行われるというケースも考えられるでしょう。

 

新王座決定トーナメントが行われるならいつ?

 

明日からの後楽園ホール大会3連戦の対戦カードは既に発表になっています。

早やければ新王座決定戦は「Road to DOMINION」で行われることになるでしょう。

大阪府の緊急事態宣言が延長されない限り、、ドミニオンでIWGPのタイトルマッチが行われる可能性は高いと思います。

 

偶然にもドミニオンの直前には、中規模会場の大田区総合体育館大会が控えています。

仮に新王座決定戦がトーナメントなら、一回戦のシングルマッチを行うのに格好の場所です。

あとはいつ新王座決定戦の詳細が発表になるのか…

 

もし前述の通り直近の歴代王者がコンテンダーとなれば、様々な選手が黙っていないでしょう。

鷹木信悟も鈴木みのるもIWGPのベルトを狙うと公言しています。

その権利をアピールし、はたまた略奪しに行動に起こすかもしれません。

2大スタジアム大会延期という災難はありましたが、今後の展開は神がかった展開になりそうです。