旗揚げ記念日大会のメインイベントはどんな試合が組まれるのか?

内藤哲也、飯伏幸太【撮影:koba】
“独り言考察”




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ずっと疑問に思っていることがあります。

『3月4日の旗揚げ記念日大会のメインイベントは、どんな対戦カードが組まれるのか?』ということです。

 

恐らく、2月27、28日行われる大阪城ホール大会の結果を受けて、旗揚げ記念日大会のメインのカードが決まるでしょう。

近年の傾向だと、IWGPヘビー級王者とIWGPジュニアヘビー級王者のスペシャルシングルマッチが行われる傾向にあります。

それとも今年は日本武道館という大きな会場で行われるので、IWGPヘビー級選手権が行われるのか?

しかし、前者の場合も後者の場合も大きな疑問が残ってしまいます

 

現IWGP王者の飯伏幸太が負けても、ジュニア王者と闘うのか?

 

CASTLE ATTACK」シリーズ最終戦は、大阪城ホール大会2連戦です。

初日のメインにIWGPジュニアヘビー級選手権が行われ、2日目にインターコンチネンタル選手権が行われます。

2/27 メイン IWGPジュニアヘビー級選手権
高橋ヒロム vs エル・ファンタズモ
2/28 メイン IWGPインターコンチネンタル選手権
飯伏幸太 vs 内藤哲也

大阪城ホール大会2DAYSの全カードはこちらをご覧ください。

 

IWGPヘビー級選手権が行われない以上、どんな結果であろうと飯伏幸太のIWGPヘビー級王者は揺るぎません。

2日目のインターコンチ戦に飯伏が勝利すれば、初日に闘う高橋ヒロムとエル・ファンタズモの勝者とスペシャルシングルマッチを闘う可能性はあります。

しかし、2日目のインターコンチ戦で飯伏が負ければ、ジュニア王者とIWGPヘビー級王者が闘う可能性は低いでしょう

ビッグマッチで負けた王者とジュニア王者のスペシャルシングルが、旗揚げ記念日大会のメインイベントになるとはどうしても思えません。

 

そして、飯伏に勝った内藤とジュニア王者のスペシャルシングルマッチも考えにくいです。

IWGPヘビー級王者を差し置いて、インターコンチネンタル王者がジュニア王者と闘ってしまっていいのか?

現IWGP王者の飯伏がジュニア王者と旗揚げ記念日大会で闘うシチュエーションは、飯伏が内藤に勝つ前提でないと成立しなくなってしまいます

 

IWGPヘビー級選手権が行われない理由

 

では、IWGPヘビー級選手権なら行われる可能性があるのか?

2・27大阪城ホール大会ではスペシャルシングルマッチが4試合も行われます。

この内、2試合は翌日のIWGPタッグ選手権の前哨戦的な役割です。

残りの「石井智宏 vs ジェイ・ホワイト」「オカダカズチカ vs EVIL」の勝者がIWGPヘビー級王座の挑戦者に名乗りを挙げる可能性もあるでしょう。

しかしこれも2日目のインターコンチネンタル戦で飯伏が勝つことが前提です。

 

そしてもう1つ、IWGPヘビー級選手権が行われないだろう理由があります。

それは旗揚げ記念日大会の直後にNEW JAPAN CUP(以下NJC)が控えているからです。

 

昨年、一昨年は2月25日にNJC出場選手が発表になっています。(過去2年は新日本プロレス公式Twitterアカウントでのアナウンス)

 

今年は同日に後楽園ホール大会があり、会場で発表になる可能性もあるでしょう。

もしくは、大阪城ホール大会翌日から旗揚げ記念日大会までの間に発表される可能性が高いと思っています。

 

近年のNJCはIWGPヘビー級王者だけが不出場であり、NJCの勝者は自動的にIWGP王者とタイトルマッチが行われるという図式です。

つまり、旗揚げ記念日大会にIWGPヘビー級選手権が行われると、飯伏幸太と挑戦者の2人がNJCに出場できないことなります

もしくはNJCの出場者が『飯伏幸太 or 挑戦者』になるということです

 

トーナメントやリーグ戦の図式を常々シンプルに構成している新日本プロレスが、NJCの出場1枠を旗揚げ記念日大会の結果を踏まえて発表するなんてことはしないでしょう。

そう考えると、旗揚げ記念日大会にIWGPヘビー級選手権が行われる可能性は低いというのが私の予想です。

コロナ禍でイレギュラーなことが起きる可能性はありますが、スペシャルなカードが旗揚げ記念日大会のメインを飾ることを祈っています。

 

恐らく、3月1に「大阪城ホール大会1夜明け会見」が行われ、旗揚げ記念日大会の対戦カードが発表になるでしょう

もしかしたら、合わせてNJCの出場選手及びトーナメント表が発表になるかもしれません。

今年に入り様々なニュースが舞い込む新日本プロレスですが、この両大会も期待以上の興行になることは間違いないでしょう。