【追記・修正】棚橋弘至は2019年も輝けるかどうか…栄光の道は茨の道?

“独り言考察”




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Number webで刺激的な題目のコラムが公開されました。

『蘇った新日本プロレスのエース。棚橋弘至は2019年も輝けるか?』

 

 

コラム内では今年の棚橋弘至の活躍を振り返り、1・4東京ドームに向けての意気込みをインタビューしていました。

『クソ有名になってやりますよ』

引用:Number web

 

これは『プロレスを見たことがない人に、それをどうやって届けるか』を実現するにはどうしたら良いかの、棚橋の答えでしょう。

 

結局コラム内では、2019年も輝けるかどうかに関して触れられてはいません。

 

勿論、棚橋弘至が2019年も輝けるのかどうかなんて、その時にならなければ分かりません。

しかし、因果関係や棚橋のコンディションからその可能性を考えることはできるでしょう。

前提として1・4東京ドームのメインイベントで、ケニー・オメガから勝利できた場合

つまり、仮にIWGPヘビー級チャンピオンに返り咲いた場合の、その後について考えたいと思います。

 

 

2019年、棚橋が輝けるかどうかのポイントは2つ

 

①怪我なくIWGPのベルトを防衛できるかどうか

②挑戦者が誰になるか

 

棚橋が1・4東京ドームでチャンピオンになった場合、1・5後楽園大会では次期チャレンジャーが現れることでしょう。

いや、正しくは急襲する可能性が高いと思われます。

棚橋を襲撃するとなると、バレットクラブか、鈴木軍か、ロスインゴか、ELITEか…

 

ユニットの勢いで考えれば、バレットクラブの可能性が一番高いのかもしれません。

1・4東京ドームでオカダカズチカと闘うジェイ・ホワイトは、この一戦に勝っても負けても次のステージを目指すことでしょう。

つまり、オカダに代わる次の獲物はIWGPヘビー級のベルト

ジェイだけではなく、バッドラック・ファレも東京ドーム大会に出場できていない鬱憤を晴らすべく、行動に移す可能性はあります。

 

鈴木軍も棚橋を急襲する可能性が高いユニットです。

いや、唯一の権利を持つと言えるのかもしれません。

今夏のG1で無双の快進撃で優勝した棚橋ですが、今年1年間で考えると負け越している相手がいます。

NEW JAPAN CUP(以下NJC)決勝で負けた相手…

ザック・セイバーJr.

 

どの選手よりも、挑戦者として説得力があります。

棚橋もNJCの借りを返したいと思っているはずです。

 

また、昨年の成績がイーブンながら借りを返すに至っていない選手がいると思っています。

北海きたえーるで白きベルトを奪われたことは、G1での1勝と同価値ではないでしょう。

つまり、棚橋が借りを清算したい相手とは…

鈴木みのる

 

鈴木みのるの去就がどうなるか分かりませんが、現状ポスターにも写っているので完全に新日本から撤退する可能性は低くなりました。

 

逆にNEW YEAR DASHで急襲されない場合も存在するでしょう。

敵対するユニットでも、NEVERのベルトを卒業し次に向かおうする男気の強い実直なレスラー…

後藤洋央紀

 

まだ本隊所属だった後藤がCHAOSのオカダカズチカのベルトに挑んだのが、2016年2月の大阪大会。

実に3年近くIWGP挑戦から遠ざかっています。

棚橋との因縁もあるでしょう。

 

また、ロスインゴのメンバーと防衛戦を行うことも、ELITEであるCodyが挑戦表明することも不自然には感じません。

 

なぜでしょう?

 

もしかしたら、棚橋がで闘ってきた歴史が、誰と闘おうとも物語が成立する理由なのかもしれません。

 

つまり…

誰が相手だろうと棚橋は光り輝くことができる

 

ただし、1年間ずっと輝き続けられるかどうかは、別の話です。

ザックもしくは鈴木みのると闘うことになれば、その肉体は動きを止めてしまうかもしれません。

NJCやG1での公式戦ならまだしも、60分1本勝負のタイトルマッチでこの2人と闘うのは非常に危険です。

勿論、ザックとみのるに勝利できないわけではありません。

ただし、順風満帆に輝けるかどうかは“これ以上怪我をしない”ということが大前提でしょう。

 

2019年、棚橋は誰と闘うことになるのか。

IWGPヘビー級王者になるということは、栄光の道と、茨の道を同時に歩くということなのかもしれません…