約5ヶ月振りとなった新日本プロレスの“聖地”後楽園ホールでの有観客興行。
チケットはTeam NJPW会員先行予約のみで完売し、チケットが購入できず行けなかったファンも多かったんだと思います。
この日発表された観客動員数は、482人札止め。
恐らく空席がなければ500人を超えていたのでしょう。
そう、空席が生まれた後楽園ホールは満席にはなりませんでした。
会員先行予約が6月半ば、事前にチケットを購入しても予定が合わなくなってしまった方もいるでしょう。
中には急増した感染数の影響により、泣く泣く観戦を断念した方もいるんだと思います。
子供やお年寄りなどの家族と住んでいる方は、可能な限り安全を配慮されていても、感染のリスクがある限り心配は尽きないことでしょう。
私にとっても約5ヶ月半振りのプロレス観戦となりましたが、家族と一緒に住んでいるため多少不安もありました。
新日本プロレスから新型コロナウイルス感染症対策に関する細かなアナウンスはありましたが、言葉だけでは伝わらない部分もあるでしょう。
そこで、後楽園ホール大会の感染対策がどんな風に行われていたか写真で説明したいと思います。
まず、後楽園ホールの館内入場について。
東西南北の席を2つの時間帯を分け、入場が密にならないよう工夫していました。
一番席数が多い南側は17時30分〜17時50分、北側・東側・西側は17時50分〜18時10分、それ以降はどの席も入場が可能という具合です。
後楽園ホール1階では、チケット半券裏に個人情報を書くためのスペースを設置。
事前に書き忘れた方は、ここで記入することができます。
ちなみに、鉛筆は使い捨てできる物を置くという徹底振りでした。
エレベーターの密回避に階段を使っての移動は、ソーシャルディスタンスのアナウンスの元、間隔を開けての移動。
各階の踊り場にもしっかりアナウンスがあります。
5階入場口は封鎖され、普段なら物販コーナーに利用するエリアを通っての入場です。
これも密を避ける為の工夫でしょう。
まず、サーモグラフィーによる検温(左側のカメラで実施)。
通路を右手に進むとソーシャルディスタンスの案内と、アルコール消毒が置いてありました。
各自消毒を終えると、チケット確認をする入場口になります。
スタッフの方がチケット情報と半券裏面の個人情報を確認。
チケットは自分でもぎり、東西南北のケースに各自入れます。
ここまで人との直接的な接触はありません。
会場に行くまでの通路も3分の1に絞った動員の為、人も少なく、席に座るまでソーシャルディスタンスを保つことができました。
席は両隣り2つ空いている為、接触するこたはありません。
大声を出しての応援は禁止されている為、飛沫が飛ぶ可能性も低い環境でした。
実際は喋る声も聞こえなく、無言でプロレスに見入る観戦スタイルの方が多かったんだと思います。
レスラーの方にとっては物足りないかも知れませんが、今は安全に観戦できる環境が大事でしょう。
今後はウィズコロナを意識した観戦グッズも出てくるかもしれません。
大会終了後も南側の席の観客を3〜4回に分け分散退場。
その後も西側、東側、北側と十分な時間を取っての退場となりました。
これが入場から退場までの大まかな流れです。
いくら万全な対策を取っていても、ウイルス感染の可能性はゼロではありません。
しかし、満員電車の通勤や普段働く職場環境より、感染症対策は万全だったと思います。
あとは個人判断にしかなりませんが、私はかなり安心して観戦を楽しむことができました。
新日本プロレス公式サイトでは、さらに詳しく感染症対策が明記されているので、気になる方はご覧ください。
【本日開催】7月20日(月)東京・後楽園ホール
★後楽園ホール大会にご来場のお客様へお願いhttps://t.co/AYASeRcNru
★新型コロナウイルス感染症対策に関する、ご来場の皆様へのお願いと取り組みについてhttps://t.co/jYhnhax6C5
#njpw pic.twitter.com/cTEDEjRoaP
— 新日本プロレスリング株式会社営業部 (@njpw_nyao) July 20, 2020
実際、会場に足を運むまで想像できない部分もありました。
それが不安の一部だったんだと思います。
しかし、新日本プロレスと後楽園ホールの感染症対策の徹底さに安心を確認できました。
来週月曜の「SUMMER STRUGGLE 2020」も現地観戦する予定ですが、実は8月の後楽園ホールの興行も2大会分チケットは購入済みです。
約5ヶ月間、現地観戦を楽しめなかった分、新日本がこれからも変わらないメンバーで興行を続ける為にも、プロレス観戦を楽しみたいと思います。
7・20『NEW JAPAN ROAD』後楽園ホール大会
結局、バレクラのEVIL選手もカッコ良かった
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