8月20日、17時00分にYouTubeチャンネル開設と詳細が明かされたリデットエンターテインメントの新団体「GLEAT」(グレイト)。
『すべては熱狂と心酔できるリングのために』というキャッチコピーから、どんなプロレスが生まれるのか。
新プロレス団体
「GLEAT(グレイト)」発足https://t.co/4A9IseZj3F10.15 後楽園ホールにて
プロローグ開幕
8.22より各種プレイガイドにてチケット発売🛡田村潔司
🛡NOSAWA論外
🛡カズ・ハヤシ
🛡長州力🛡伊藤貴則
🛡渡辺壮馬すべては熱狂と心酔できるリングのために#LIDET #GLEAT pic.twitter.com/55QtSIgns6
— リデットエンターテインメント (@LIDET_ENT) August 20, 2020
「GLEAT」がYouTubeチャンネルを開設したキッカケは、田村潔司のある言葉だったそうです。
『プロレス50%、格闘技50%の肉体。
そういう選手の育成ドキュメントをYouTubeで配信しませんか?』
毎週木曜日の17時00分に配信する内容は、GLEATのリングを目指す選手の育成ヒストリー。
YouTubeチャンネルを開設している団体や選手の動画は幾つか見ましたが、試合や大会に繋がるようなコンテンツはあまり見たことがありません。
田村潔司が目指すレスラーが完成した時、会場に足を運びそのレスラーの試合を観ることで補完できるコンテンツになるんだと思います。
今回の動画で新入団選手として発表されたレスラーは2人。
元WRESTLE-1の伊藤貴則と、同じく元W-1のペガソ・イルミナルこと渡辺壮馬でした。
皆様のおかげで発表する事ができました。
心から感謝御礼を申し上げます。
伊藤貴則@BomberNe
渡辺壮馬@PegasoIluminarGLEAT(グレイト)の希望となり、理想を体現していく新入団の2選手も何卒宜しくお願い申し上げます🙇♂️
代表取締役社長
鈴木 裕之#GLEAT #LIDET pic.twitter.com/HGJusVAVnS— リデットエンターテインメント (@LIDET_ENT) August 20, 2020
活動休止直前に遺恨が発生した2人。
団体最後となった4・1後楽園ホール大会でシングルマッチを闘った2人は、もしかしたらこの時点で「GLEAT」入りを目指していたのかもしれません。
今後も加入選手が増えるかもしれませんが、開設したYouTubeチャンネルで登場すればより魅力的なコンテンツになるでしょう。
気にる団体の方向性ですが、アップされた動画では各々こんなメッセージを残していました。
田村潔司:僕の理想は格闘プロレスUWF
NOSAWA論外:元々プロデュース、創る方が好き
カズ・ハヤシ:自分が選手としてどこまでできるのか進化したい
長州力:ファンが後押ししている時代。ファンのチョイスが第一前提
決して価値観が近い4人ではないかもしれませんが、恐らく「GLEAT」が目指す方向性は田村が言う【格闘プロレス】に近いものになるのでしょう。
正直、まだ団体の方向性など全く見えませんが個人的にはとても期待しています。
GLEATは田村が目指すプロレスに進むのかもしれませんが、NOSAWA論外、カズ・ハヤシ、長州力の3人の価値観も加わるのでしょう。
ファンがプロレス団体を後押しする時代だからこそ、熱狂できる試合、心酔できる闘いを提供してくれるんだと思います。
初陣はプロローグと題された10・15後楽園ホール大会、「GLEAT」ver.0。
8月22日から各プレイガイドでチケット発売も決定しています。
初陣がどうなるか分かりませんが、他団体の選手もGLEATのリングに上がる可能性もあるでしょう。
特にプロレスリング・ノア(以下NOAH)にはGLEATを体現できる選手がいるんだと思います。
実はGLEATの動画配信が行われた数時間後、後楽園ホールでNOAHの興行が行われていました。
ライブ配信もなかったので、この大会を見たファンは限られると思いますが、恐らく丸藤正道はGLEATの動画配信を見て試合に臨んだのでしょう。
試合中、長州力を彷彿とさせるワードを使っていました。
『跨ぐなよ。ま・た・ぐ・な・よ!』
丸藤がどんな意図でこの言葉を使ったのか…
今後の言動も注視したいです。
初興行では何試合組まれるのか分かりませんが、他団体からの参戦も期待しています。
昨年生まれた田村潔司と拳王の遺恨も、GLEATができたことで様々な可能性が考えられるでしょう。
田村が育てた選手と拳王の闘い、田村本人と拳王の闘い…
『過激なプロレス』を体現するには、拳王のような選手が不可欠なのかもしれません。
リデットエンターテインメントの集大成であり、主軸事業になるだろう「GLEAT」。
田村潔司が目指すプロレスと、昭和の過激なプロレスの本道を歩いてきた長州力が交わる時、予想外な化学反応が起きるのかもしれません。
そこにリング外のコンテンツが充実すれば、十分化ける可能性があると思います。
まだまだ全貌が見えない「GLEAT」ですが、恐らく今あるプロレス団体とは一線を画す団体になるでしょう。
何が生まれるか分かりませんが、今後も当ブログで追い続けたいと思います。