オーカーンとオスプレイが新ユニット結成!新メンバーは誰になるのか

岡倫之【撮影:koba】
“独り言考察”




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のG1クライマックスの対戦カードで、最も期待していたファンも多いでしょう。

兄弟対決とも言えるオカダカズチカとウィル・オスプレイの一戦は、ベストバウトが繰り広げられることは間違いありませんでした。

ヘビー級の身体にビルドアップするオスプレイが、オカダ超えを果たすのかどうか。

 

ここまでまだ本領を発揮できていないのではと思っていたオスプレイですが、オカダ戦では水を得た魚のように動き続けました。

あのオカダに勝つのではないかという会場の期待の中、セコンドに登場したのはオスプレイのガールフレンド。

ここからは周知の通り、グレート・オーカーンのオカダ襲撃によりオスプレイの勝利。

期待していた試合が予想外の展開で終わってしまい傷付いたファンも多かったんだと思います。

 

ただし、両者のシングルマッチはもっと特別なシチュエーションで行われるべきでしょう。

オカダを越えるためにオスプレイが出した選択なのですから、今後はオカダと対決する機会は増えるでしょう。

CHAOSを卒業しオーカーンと手を組んだオスプレイに対し、オカダは“敵”とみなすはずです。

2人の名勝負数え歌に期待したいと思います。

 

オーカーンと共闘し新しいユニットを立ち上げると宣言したオスプレイですが、気になるのは今後増えるだろう仲間がいつ、誰になるかということです

 

バックステージで『興味があるレスラーは俺に連絡してくれ』と語ったオスプレイ。

今は2人だけのユニットでも、これからメンバーは増やしていくことでしょう。

オスプレイにとって仲間になる条件は『興味がある』ことだけでしたが、2年振りに凱旋帰国したオーカーンも条件が同じだとは限りません

 

壮行試合などなく自らの意思でイギリスに飛び立ったグレート・オーカーンは、新日本プロレスのヤングライオン制度に嫌悪感を抱いていました。

これはイギリスに旅立ったばかりのオーカーンが、新日本とヤングライオンについて語った手記です。

『新日本プロレスの生え抜き選手になるには

入門テストで篩にかけられ

道場で地獄を見させられ

なんとかデビューしたとしても淘汰され

頼れる者の居ない長い海外遠征を経て

やっと生え抜き選手となれる

しかしその苦悩を乗り越えたとしても、今は意味も、価値も、未来すらも無い

今、チャンピオンに生え抜きは1人もいない…

※10月31日現在https://sp.njpw.jp/profiles

そんな中で夢を追い続けるのは酷というものよ

だから余はヤングライオンというくそったれな体制と魂を捨ててやった

将来必ず新日本プロレスの至宝・IWGPヘビー級ベルトを支配する為に、必要な戦略であると信じたから』

引用:岡倫之が歩むオカロード

 

オーカーンの手記にある当時のチャンピオンは、生え抜きではないレスラーが名を連ねていました。

地獄の日々を耐え抜いていたにも関わらず、チャンピオンへの道のりが遠いと悟ったオーカーン。

ヤングライオン制度とヤングライオン魂を捨てたと語ったオーカーンが、新日本の生え抜き選手を仲間に受け入れるかどうかは疑問です

逆に考えれば“生え抜き”を否定する為にも、“よそ者”を仲間にしたいと考えているかもしれません

 

では、どの選手にその可能性があるのか?

オスプレイとオーカーンの新ユニットに、誰が新メンバーとなって加入するのか予想してみました。

 

1人目は全日本プロレスでデビューを果たし、後に新日本に入団したタイチの可能性です。

タイチ【撮影:koba】

 

現在、ザック・セイバーJr.とIWGPタッグ王座のベルトを巻いているタイチですが、昨晩意味深なツイートをしてきました。

 

これはオスプレイの『興味があるレスラーは俺に連絡してくれ』に対する回答なのかもしれません。

2年連続でG1に出場したタイチですが、その評価は右肩上がりで高まっています。

いつか鈴木軍から卒業する時が来るだろうと思うと、今がチャンスでしょう。

タイチがいつ、どんな決断を下すのか注視したいと思います。

 

2人目は内紛騒動で揺れるバレットクラブから、元プロレスリング・ノアのKENTAと予想します。

KENTA【撮影:koba】

 

ジェイ・ホワイトとEVILはバレットクラブの覇権を争い舌戦を繰り広げていましたが、2人とも新日本の生え抜きであり元ヤングライオンです。

今後2人の間にどんな因縁が生まれるか分かりませんが、オーカーンが2人に興味を示すとは考え難いでしょう。

 

本日のBブロック最終戦で、KENTAは優勝決定戦進出の可能性を残す内藤哲也と闘います。

もし、昨日に引き続きオーカーンが乱入するならこの試合でしょう

先日の横浜大会後のバックステージで、最終戦で闘うKENTAは最終リーグ戦で闘う相手としては申し分ないと語っていた一方で、内藤はこんな言葉を口にしています。

『でもさ、でも、普通にやったら、俺、勝っちゃうよ』

 

恐らくこの内藤のコメントを読んでいるKENTAはどう思うか?

内藤に一泡吹かせたいと考えるなら、オーカーンと共闘し試合に介入させる可能性も十分あるでしょう。

2020年は俺の年と語ったKENTAですが、G1優勝を逃した今、バレットクラブを裏切るというアクションを起こしてもおかしくありません

本日行われるG1クライマックスBブロック最終戦で、再びオーカーンが動くのか?

オスプレイとオーカーンの新ユニットに新メンバーが加わるのか…

注目の両国国技館大会は17時スタートです。

 

 

来週発売の週刊プロレスG1クライマックス総決算号は、毎年売れ切れ続出とのこと。

買いそびれる前、予約購入をお勧めします。