新日本プロレスのリングに女子レスラーが上がるのは賛成か?反対か?

“独り言考察”




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ング外のニュースで、これほどまで話題に上がるのは久しぶりではないでしょうか。

この一文だけで、プロレスファンは十人十色の妄想が生まれたことでしょう。

 

その一文とは…

ブシロードが女子プロ団体「スターダム」を買収

 

ブシロードの子会社である「キックスロード」が、女子プロ団体のスターダムの事業を請け負う契約を結びました。

報道ではブシロードの関係者曰く『木谷オーナーがかねてから女子プロレスに伸び代を感じていた』そうで、今後は新日本プロレスとスターダムが同一傘下になるということです。

 

なぜこれが、多くの新日本プロレスファンを混乱させたのか?

 

それは新日本の大会で、女子プロの試合が行われるのではないかという懸念。

 

あくまでこれはスターダムや女子プロを否定しているのではなく、新日本ファンは新日本だけを見たく混ぜないで欲しいという要望でしょう

勿論、新日本のリングに女子プロレスラーが上がることを歓迎するファンもいますし、新日本が女子部門を設立しないことに反感を覚えるファンもいます。

 

SNSでは反対意見が多く見られますが、実際どのくらいの割合なのか?

前々から新日本の女子部門設立を強く望むファンの声も聞こえています。

 

折角なので今回のスターダム買収について、アンケートを行いたいと思います。

恐らくどんな投票結果になるか、興味があるプロレスファンは多い事でしょう。

賛成項目2つと反対項目2つの計4つの選択肢を作ったので、あなたの意見をお聞かせください

投票結果は追ってご報告します。

 

ここからは、新日本に女子プロを混ぜて欲しくないファン目線で考えたいと思います。

 

まず木谷オーナーの会見で、注視すべし発言はこれでしょう。

世界的にですね、プロレスのみならず格闘技団体も含めて、また他のスポーツも含めて、女子というのが非常に大きな位置を占めている』

 

スポーツ会での女性の活躍に注目し、世界を相手にするなら女性部門の重要性を説いています。

海外戦略を成功させるに女子部門が必要だということでしょう。

これはグローバルスタンダードな考え方です。

 

木谷オーナーが会見でも言っている通り、プロレスにも女子部門が当たり前になってから手を打っては遅いということです

世界的にそういう風潮がある以上、将来は日本でも同様なことが起こる可能性はあります

つまり、女子プロ団体で一番伸び代を感じるスターダムを買収するという、先手を打ったということではないでしょうか。

 

 

もう一つ、木谷オーナーは新日本とスターダムの今後の関係性をこのように表現しています。

当面新日本プロレスと(スターダムは)混ざることはないです』

 

しかし、この発言だけではファンの不安は払拭されないでしょう。

 

当面とはいつなのか?

国内のビッグマッチにもスポット参戦があるのか?

 

今回のビッグニュースではっきりとしている点は、親会社であるブジロードがスターダムを買収して女子プロレスを活性化させようとしていること。

そして、子会社である新日本プロレス側から、何もアナウンスはないということです

 

実は以前、Twitter Japanと連携したライブ経済情報番組「The UPDATE(アップデート)」メイ社長がゲストとして出演していました。

 

その番組内で、「女子(プロレス)はやらないのか」という質問にメイ社長はこのように答えています

『私達(新日本)は、まだまだやり残したことが100もあるんです。

男子の中でも極めていないのに、いきなり女子入れるというのは時期尚早なんです』

 

実は、この番組の約2か月前にも、あるイベントで同じ質問に対し同様に回答しています。

 

海外戦略然り、国内戦略然り、メイ社長が目指す目標にはまだまだ届いていないのでしょう

だから、今新日本にスターダムの試合を入れるようなことは起きないと思っています。

 

木谷オーナーが言ったように海外の一部興行や、将来東京ドームで試合が組まれる可能性はあるでしょう。

それでも基本ベースは、今の新日本のまま

私は、メイ社長がおっしゃってた事を全面的に信じてます。

これからも新日本は、MADE IN NEW JAPANを見せ続けてくれるでしょう。

 

誤解が無いように言うと、私自身今回の騒動はポジティブに考えています。

ブシロードのスターダム買収は非常に興味があり、新しいスターダムの成功を願っています

今まで見たことはありませんが、いずれ観戦しに行きたいとまで思うようになりました。

 

今回の買収は、あくまでブシロードの先行投資。

ブシロードがスポーツコンテンツのひとつとして、女子プロレスに目を付けたということだと思っています。