大阪でのビッグマッチが終わった週明けの月曜日、新日本プロレスは「WORLD TAG LEAGUE 2022」(以下WTL)と「SUPERJr. TAG LEAGUE 2022」(以下SJTL)の出場チームを発表しました。
日程から予想した通り、ヘビーもジュニアも10チームの1リーグ制。
フレッシュな顔触れが揃ったタッグの出場チームはご覧のメンバーです。
【『WORLD TAG LEAGUE 2022』出場チーム決定!!】
・棚橋&矢野
・後藤&YOSHI-HASHI
・コグリン&ゲイブ
・内藤&SANADA
・オーカーン&ヘナーレ
・オージー・オープン
・マイキー&ヘイスト(TMDK)
・鈴木&アーチャー
・ファレ&オーエンズ
・EVIL&裕二郎詳細は
⇒https://t.co/7XUaH15j7m#njwtl #njpw pic.twitter.com/PRfWwB1bUX— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) November 7, 2022
【『SUPER Jr.TAG LEAGUE 2022』出場チームが決定!!】
・田口&コナーズ
・KUSHIDA&ケビン
・タイガー&ロビー
・YOH&ラッシュ
・ゼイン&リンダマン
・BUSHI&ティタン
・TJP&アキラ
・金丸&DOUKI
・オースティン&ベイ
・SHO&東郷詳細は
⇒https://t.co/ZFBbvq13Ed#njsjtl #njpw pic.twitter.com/x3Oye5NrhU— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) November 7, 2022
ジュニアタッグリーグは初出場チームが8チーム!
SJTL出場チーム一覧はこちらになります。
・田口隆祐&クラーク・コナーズ組 ・KUSHIDA&ケビン・ナイト組 ・ロビー・イーグルス&タイガーマスク組 ・YOH&リオ・ラッシュ組 ・アレックス・ゼイン&エル・リンダマン組 ・BUSHI&ティタン組 ・TJP&フランシスコ・アキラ組(Catch 2/2) ・金丸義信&DOUKI組 ・エース・オースティン&クリス・ベイ組 ・SHO&ディック東郷組 |
SJTLは初出場組がなんと8チーム。
田口監督は「新日SSプレゼンツ!月刊69」の収録中に電話でクラーク・コナーズと交渉し、ワイルド・ヒップス結成を約束していました。
手足口病の治療のため欠場していたKUSHIDAはLA道場の期待のホープであるケビン・ナイトとコンビ結成です。
先日のニューヨーク大会でYOHを助けたリオ・ラッシュは、NJPW STRONGで石森太二から勝利している実力者。
バレットクラブからはクリス・ベイが初来日。
DOUKIは金丸義信とタッグを組んでジュニアのタッグリーグ初出場です。
実力者チームが揃ったSJTLは、過去最多の出場チーム数で豪華なタッグリーグとなることでしょう。
タイチがワールドタッグリーグに出場しなかった理由
WTL出場チーム一覧はこちらになります。
・棚橋弘至&矢野通組 ・後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組 ・アレックス・コグリン&ゲイブリエル・キッド組 ・内藤哲也&SANADA組 ・グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ組 ・マーク・デイビス&カイル・フレッチャー組 ・マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組 ・鈴木みのる&ランス・アーチャー組 ・バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組 ・EVIL&高橋裕二郎組 |
WTLは昨年から出場チーム数が減りましたが、初出場が3チームを含めた豪華なメンバーが揃いました。
ヤングライオンを卒業したアレックス・コグリンとゲイブリエル・キッドのチームですが、LA道場生として来日している2人を見ているファンにとっては、思い入れが深いでしょう。
英国大会「ロイヤルクエストII」でFTRとIWGPタッグ選手権に臨んだオージーオープンは、初のタッグリーグ出場になります。
念願の来日なだけに活躍を期待するファンも多いでしょう。
かつてNOAHでも活躍したマイキー・ニコルズとシェイン・ヘイストが、TMDKとしてWTL初出場となります。
マイキーは久しぶりの来日であり、正パートナーとタッグを組めることで今まで以上に実力を発揮してくれるでしょう。
直前の大阪大会で敗れ東京ドーム大会への道が見えない内藤哲也とSANADAは、どんなモチベーションでタッグリーグに臨むか注目です。
WTLは参加チームが10チームと厳選されたことで、参戦できなかったタッグチームも存在します。
G.o.Dはタンガ・ロアが怪我で欠場中のため不参加、テンコジは小島聡がNOAH出場中のため不選出、そして4年連続出場していたデンジャラス・テッカーズも不参加です。
先日の大阪大会でEVILを下したザック・セイバーJr.は、NJPW WORLD認定TV王座の優勝決定戦に進出が決定しました。
【1月4日(水)東京ドーム大会の“追加カード”が正式決定!!】
『NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント』決勝戦・成田蓮とザック・セイバーJr.が激突!
詳細は
⇒https://t.co/WjSwcA5zyI#njwk17 #njpw pic.twitter.com/s3Viw1lfRZ— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) November 7, 2022
ザックの東京ドーム大会出場が決まりWTLは不参加だろうと想定する方もいると思いますが、実は大阪大会の数日前にタッグリーグに出場しない理由を自身のYouTubeで語っていました。
間も無く
開始しますこの後
生配信予定【重大発表】今のままではいけない。だからこそ… https://t.co/r4Qlg1IhCJ pic.twitter.com/RV0CcIy0ON
— タイチ (@taichi0319) October 30, 2022
『ザックはTVチャンピオン残ってる、もし決勝まで残れば東京ドームまで進めるわけで。そうなれば必然的にタッグリーグはどうなるのかなというのはあったんだけど、次の準決勝さえ勝てばドームになるのか。是非行ってもらいたし、ザックはずっと新日本のシングルのベルト取りたいって言ってたし、まあここで1つ取ってもらいなっていうね。俺の願いでもあるし、まあシングル、今度狙って欲しいなって思うし、今の状態で俺とザックがタッグリーグでたら、出たらというかもうザックはタッグの世界のレベルじゃないと思うし。今出たところで、俺が逆に「ザックがいるから出れてます」感が強くなると思うんだよね。今の状態だとね。だもんでね、今後のTVチャンピオンの結果はどうなるのか分からない。どうなろうとザックが決勝行こうが、セミファイナルで終わろうが今年のタッグリーグは俺の勝手な考えで悪いけど、辞退させてもらおうかなと。ザックは俺と組んでてもね、邪魔って言い方はアレかもしれないけど、そんなことはザック言わないけども、これ以上ザックのためにならないなと』 引用:聖帝タイチのゲーム実況チャンネル |
ザックをシングル初戴冠に集中させるために、タッグ戦線に戻す訳にいかないと語ったタイチ。
あと1勝すればザックは新日本で初めてのシングルベルト戴冠になります。
これまで過去4度WTLに出場しているものの、優勝までは手が届いていません。
ザックと一緒に優勝したかったし、心残りはあると語ったタイチですが、タイチの独断でタッグリーグ不参加を決めたものと思われます。
一方でデンジャラス・テッカーズ解散という訳ではなく、ザックのシングルで結果が出るまで、タッグパートナーという形ではないサポートがしたいと語ったタイチ。
どこまでのザックのことを考えるパートナー愛は、涙なくしては語れません。
いつか再びデンジャラス・テッカーズを再開させる時、今度こそWTLの栄冠を掴み取って欲しいものです。