1・4東京ドーム大会で飯伏幸太に敗れ2つのベルトを失ってしまった内藤哲也。
2020年は史上初の二冠王者に輝くという最高のスタートを切りましたが、2021年は二冠王者陥落という苦いスタートとなりました。
新しいシリーズ「Road to THE NEW BEGINNING」が始まっても、ロスインゴで1人だけがテーマがない状態。
オクパートじゃない内藤哲也も新鮮と言えるでしょう。
そんな内藤ですが、昨年末受賞した「プロレス大賞」MVPとベストバウト賞のインタビューを受けました。
そのインタビューで東京ドーム大会のバックステージで最近使っていない “あの言葉” を使った理由について言及しています。
『1・4で「東京ドームのメインイベントにまた必ず帰ってくる」と言いました。俺は「必ず」って言葉は今は使わないようにしているんですけど、あの場ではあえて使いました。それが一つのテーマですね』
『あの時と少し違うのは、俺は今のレスラーとしての状況がずっと続くとは思ってないんですよ。年齢的に体力も衰えてしまうし、いつまでもトップ戦線にいれる保証はない。自分にハッパをかける意味で使ったので「あと5年以内で」くらいの軽い気持ちではない。あれは要するに「22年のドームのメインイべント」の意味で使ってます』
引用:東スポWEB
【プロレス大賞表彰】2冠の内藤「東京ドームのメインイベントにまた必ず帰ってくる」発言の意味 https://t.co/Z3tctT3jnl
— 岡本佑介@東京スポーツ新聞社 (@okamotospo) January 18, 2021
インタビュー全貌はこちらをご覧ください。
2018年の東京ドーム大会のメインイベントでオカダカズチカに敗れた時に「また必ずこの舞台に戻ってくる」と誓った内藤。
あれ以来となる “必ず” を使ったのには、2022年の東京ドーム大会でメインイべントに戻って来るというファンへの約束だったということ。
既に内藤の今年のテーマは決まっているということでしょう。
では、どうやったら2022年の東京ドーム大会のメインに戻れるか。
必ず22年の東京ドーム大会のメインに戻るために
1・17後楽園ホール大会の試合後、今後のテーマについて少し触れた内藤哲也。
Road to THE NEW BEGINNING Night1 Jan.17 2021 Backstage comments!
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— njpwworld (@njpwworld) January 18, 2021
『まあ、そんなオレもさ、何となくテーマは今頭に浮かんでるかな。ただ、今そのタイミングじゃないからね。そのタイミングが来たらオレはそこに行っちゃうよ?』
引用:新日本プロレス
「今そのタイミングじゃないからね」と語った内藤ですが、来年の東京ドーム大会のメインに立つには基本2つの選択肢しかありません。
IWGPヘビー級王者となってメインに立つか、IWGPヘビー級の挑戦者になるかの2択。
前者は挑戦者になる為のハードルが高く、仮に王者になっても年内いっぱい防衛し続けなくてはならないという高い壁が存在します。
後者はG1クライマックスを制し東京ドーム大会での挑戦権利証を手に入れるか、その権利証を争奪戦で奪うか。
確率で言えばIWGPヘビー級挑戦者になって王者に返り咲くことより、G1クライマックスを優勝することの方が可能性は高いでしょう。
内藤の言うテーマとは、2017年以来のG1制覇なのかもしれません。
来年の東京ドーム大会のメインイベントに “必ず” 戻る為に、そして2021年の新日本プロレスの主役に戻る為にも、G1クライマックス優勝は必要な称号でしょう。
今年の夏は飯伏幸太の3連覇か、内藤哲也の3度目のG1制覇か、昨年の夏の分まで熱い闘いが繰り広げられるでしょう。
果たして今夏の主役の座を射止めるのは…