「パパはわるものチャンピオン」はドーム2連戦を成功に導く!?

“独り言考察”




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ファンタスティカマニア最終日で、ファン待望のスペシャルタッグマッチが組まれました。

 

スイートゴリラ丸山&ドラゴンジョージ vs ギンバエマスク&ゴキブリマスク

※スイートゴリラ丸山=真壁刀義、ドラゴンジョージ=オカダカズチカ、ギンバエマスク=田口隆祐、ゴキブリマスク=棚橋弘至

タッグマッチに出場したのは、映画『パパはわるものチャンピオン』(以下パパわる)にレスラー役として出演した主役達。

映画を彷彿させるようなシチュエーションもあり、プロレスファンにはたまらない試合になりました。

 

私はこの『パパわる』が2020年東京ドーム2連戦の、重要なメディア戦略になると考察しています。

ということで、第2回『東京ドーム2DAYSの成功の鍵』は…

“パパわるによるメディア戦略”

 

知っている方も多いと思いますが、今年の3・6旗揚げ記念日大会は“ある物”の発売日と一緒です。

そのある物とは…

『パパわる』DVD&Blu-rayの発売日

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ファンタスティカマニアでコメントしているように、パパわるメンバーの試合出場は、これが最初で最後ではなさそうです。

丸山『あ、これ、まだまだ続くかもな』

ギンバエ『ジョージ! ジョージよぉ! 今日のところは負けたが、次だ、ジョージ! 覚えてろよ! 次は……』

ゴキブリ『いいか、よく聞けよ! ゴキブリはなぁ、しぶてぇーぞ! 何度だって戻ってくるからな!』

引用:新日本プロレス

 

となると、俄然気になるのはDVD&Blu-ray発売と同日の旗揚げ記念日大会。

どういう対戦カードになるか分かりませんが、この4人の試合が組まれることになるでしょう。

しかし、『パパわる』レスラーの試合が組まれるだけではないと予想しています。

 

実は映画公開以降に、原作『パパわる』続編第3弾が発売されています。

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ストーリーはゴキブリマスクの息子が、公園で偶然ドラゴンジョージに会うという内容。

絵本を読んで方なら分かると思いますが、新たなレスラーを匂わす表現もされています。

 

ここからは完全な憶測です。

私は、旗揚げ記念日当日、スペシャルドラマ『パパわる』製作決定が発表されると思っています。

 

注目はなぜ、ドラマかということです。

 

棚橋弘至がプロレス大賞MVPを受賞した通り、『パパわる』の一般世間への影響力はかなりあったと思います。

普段プロレスに興味がない方でも、この映画のことを耳にした方は多いでしょう。

しかし、実際映画を観に行った方は“プロレスファン”が圧倒的に多かったのではないでしょうか。

 

消費者の消費行動には、“目的買い”と“衝動買い”が存在します。

映画を観に行くという行為は、お金を払って約2時間拘束される為、“目的買い”が多いです。

特に『パパわる』というプロレスを題材にした映画である以上、圧倒的にプロレスファンの観賞が多かったと思われます。

 

逆に地上波でドラマが放送されれば、どうなるでしょう。

見るつもりが無くても、テレビを付けていたら見る予定がなかったものでも観てしまう可能性があります。

つまり、“衝動買い”の心理と一緒です。

映画館には行かなくても、テレビでなら約2時間をプロレスに使ってくれる人もいるでしょう。

 

つまり、私の予想では今年の秋に映画『パパわる』がテレビで初放送される。

その1週間後に、続編となるスペシャルドラマが放送されるという流れです。

 

ネットやオンデマンドサービスが普及した今でも、まだまだテレビの影響力は強いです。

この2週連続テレビ放送に来年の東京ドーム2連戦のCMを挟めば、その影響は過去最高のものになるのではないでしょうか。

 

これはあくまで私の憶測です。

いや、願望に近いかもしれません。

しかし、来年のダブルドームを成功させるために、今年の秋以降は今まで以上の広告費と宣伝費をかけることでしょう。

 

これが『パパわる』を最大限に活かした、メディア戦略になると思っています。