ビッグサプライズが起きました!
新日本プロレス公式サイトの「選手プロフィール欄」から名前が消え、カード収集アプリ「新日コレクション」のカード排出も終了とアナウンスされていたジェイ・ホワイトですが、昨日の後楽園ホール大会に登場し試合後の石井智宏を襲撃しました。
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🔥Road to THE NEW BEGINNING🔥
\場内騒然😱
行方をくらましていたジェイ・ホワイト(@JayWhiteNZ)が突如乱入🗡‼️
ブレードランナーで石井智宏をKO‼️📲 #njpwworld で配信中
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Jay White is back!!!
2・1後楽園ホール大会の第3試合に行われた、CHAOSとバレットクラブの6人タッグマッチ。
勝利したCHAOSを場外下から罵倒するバレットクラブという構図でしたが、背を向けている石井目掛けてジェイが急襲。
馬乗りで石井をダウンさせると、最後はブレードランナーでKOしました。
セコンドには外道も姿を現し、先月の大会ではジェイのTシャツを脱いでいたものの、昨夜は2人揃って「KING SWITCH」を着て登場。
バックステージでは、いつのもジェイ節でまくし立てました。
あのジェイ・ホワイトが電撃カムバック!
バックステージでの“独演会”で、石井との対戦を要求!!
「俺は戻ってきたぞ! 俺はどこへも行かない! (中略) ニュージャパンよ、至急、明日の試合カードを変更しろ! イシイが出るタッグマッチに俺も組め!!」
全文は
⇒https://t.co/MSGffXiYg3#njnbg pic.twitter.com/469tQnJ6wY— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) February 1, 2021
※ジェイ・ホワイトのバックステージコメント全文はこちらになります
まさかのサプライズとなりましたが、多くのファンがジェイの復帰を喜び安堵していたことでしょう。
ジェイの新日本残留を信じていたとはいえ、流石に不安は払拭できずにいました。
まだ新日本の公式サイトの「選手プロフィール欄」にジェイの写真は戻っていませんが、オフィシャルプロモーターの新日企画のトップページのヘッダーはジェイが載っているポスターに変更されています。
※新日企画のホームページはこちらです
今でも興奮冷めやらぬ状態ですが、一度ジェイの一連の騒動をまとめてみました。
1月5日 東京ドーム大会 ▪︎二冠戦で飯伏幸太に敗れ、バックステージで『もうやめてやる』と発言 1月6日 NEW YEAR DASH ▪︎欠場も心配された中、第5試合に出場するもいつもの覇気はなく石井に敗れ無言で退場 1月13日 ▪︎新日本プロレスの公式HPの「選手プロフィール欄」から、ジェイ・ホワイトの名前が消える 1月16日 ▪︎「NJPW WORLD NOW!」でテレビ朝日のアナウンサーがジェイの名前が無いことを言及 1月17日 ▪︎久しぶりにTwitterを投稿(内容は自分のTシャツを売っているショップのURL) 1月24日 ▪︎新日本プロレスオフィシャルプロモーターの「新日企画」がNEW JAPAN CUPのポスターを更新。元々掲載されていたジェイの写真を非掲載に変更 1月30日 ▪︎新日本プロレス公式アプリの「新日コレクション」から、一部選手(ジェイ・ホワイト)のカード排出と交換所でのトレード終了をアナウンス 2月1日 ▪︎後楽園ホール大会の第3試合の後に登場し、石井智宏を襲撃 |
これだけのことが1ヶ月の間に起こっていた、いや起こしていたと言うことです。
新日本プロレス以外にも各関係者に根回しさせ、ここまで仕組んでまだ20代とは末恐ろしいとしか言いようがありません。
緊急事態宣言発令で今まで以上に観客動員が減少する中、新日本もジェイを起用できない状況でよく耐えた1ヶ月間だったと思います。
なぜ復帰がこのタイミングだったのか?
実はジェイ・ホワイトがWWEのPPV大会に現れるのではないかという予想が、SNSで話題に上がっていました。
そのPPV大会「ロイヤルランブル」のランブル戦が配信されたのが、昨日2月1日の午前9時。
ジェイが登場するなら、このロイヤルランブルだろうというのが大方の予想。
WWEに詳しくない私も、昨日の午前中はSNSのタイムラインをチェックしていました。
『WWE年間最大の祭典「レッスルマニア」への切符をめぐり30名のスーパースターが対戦する「ランブル戦」をはじめ、レッスルマニアへ繋がるストーリー展開する大きな意味合いを持つPPV大会で、2021年のキックオフPPV大会となるPPV「ロイヤルランブル」!』
引用:WWE日本公式サイト
新日本との契約が1月末までなら、2月から違う団体に登場しても不思議ではありません。
しかし、ジェイがWWEに現れることはなくその日の夜に後楽園ホールに現れたのですから、ファンにとっては心臓に悪い1日となりました。
恐らく、このタイミングで後楽園ホールに現れたのは、全方位網に向け新日本から離れることはないというメッセージだったのではないでしょうか。
毎年1月は新日本の契約更新時期であり、様々な団体から勧誘もあるでしょう。
敢えて2月1日まで待ったのは、勧誘してくる団体に対しての皮肉だったのかもしれません。
全てのファンとプロレス関係者を手のひらの上で転がし、新日本に必要不可欠な存在だと知らしめることにも成功しました。
今日、明日と新日本の後楽園ホール大会は続きます。
ジェイがバックステージで要求した通り、バレットクラブとCHAOSのメインイベントにジェイが加わることでしょう。
幸いにも、東京都の感染者数が久しぶりに500人を切りました。
当日券の販売はないものの、通常のチケットが試合開始直後まで売られる予定です。
ちなみに昨日22時過ぎローソンチケットを確認した際は、南側D席が購入できる状況でした。
今夜も何が起こるか…
今年のジェイ・ホワイト、今年のバレットクラブ、そして今年の新日本プロレスから目が離せません。