今夜の後楽園ホール大会は、インターコンチネンタル選手権の最後の前哨戦。
遂に飯伏幸太が二冠統一案の真意と、統一後の展望を「NJPW WORLD NOW」と週刊プロレスにて語りました。
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2冠王者 飯伏幸太インタビュー‼️
\ベルト統一案の真意と見据える未来を語った🗣#新日本プロレスワールド では
2.28大阪城ホール大会を14時から生配信📲✨
メインイベントはIWGPインターコンチネンタル選手権
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— njpwworld (@njpwworld) February 23, 2021
『「去年、2つのベルトはなにが起きましたか?」と疑問を投げかけ、それならば1本にしてもいいのではないか?というのが、統一提案への主張。いわく「(ベルトが)2つともかわいそう。特にインターコンチに関してはスゴくかわいそうになったなって。ボクのなかではずっと(インターコンチは)最高のベルト、そしてIWGPは最強の人が巻くベルトだと思っていたので、この2つが合わさったら最高と最強のベルトになると思って、(統一を)言ったんです。1本の方がより大切なベルトになるんじゃないかなって」』
引用:BBM Sports
飯伏幸太が統一案の真意を激白
飯伏にとって昨年の二冠戦は『二冠』というフレーズにばかり注目が集まり、IWGPもインターコンチも存在感が薄まってしまっていたのでしょう。
大切な2つのベルトを守る為にも、最強と最高のベルトの価値を取り戻す為にも、統一案を提案しました。
飯伏の主張の全貌はBBM Sportsのサイトでもご覧になれます。
【プロレス】飯伏幸太「2冠統一」の真意/「IWGP」への先祖返りは実現するか!?
さらには、統一後の展開としてアントニオ猪木が世界と闘う為に作った『IWGP』のベルトに戻すべく、国内外問わずに世界規模のタイトルにしたいというのが、飯伏の目指す統一像とのこと。
これで『二冠統一案』と『統一阻止案』は出揃い、今夜の前哨戦で内藤が飯伏の主張に対しどんな反応を示すのか注目が集まります。
そして、内藤のインターコンチに挑戦するもう一つの理由も気になるところです。
統一案に対し他の選手の意見はないのか?
飯伏幸太が二冠統一案を具体的に説明しら「NJPW WORLD NOW」でも飯伏のインタビューを配信しました。
どんなことでも口に出さなくては誰にも伝わりませんが、口に出すことで実現の可能性は高まると思います。
もし本当にIWGPヘビーとインターコンチネンタルのベルトが1つのベルトになってしまったら…
他の選手も他人事ではないでしょう。
特に団体最高峰のベルトが一新するとなれば、意見したい選手はいるはずです。
過去10年間で、IWGPヘビー級のベルトを巻いた選手はさほど多くはありません。
棚橋弘至 オカダカズチカ AJスタイルズ 内藤哲也 ケニー・オメガ ジェイ・ホワイト EVIL |
特に過去何度もIWGPを戴冠している棚橋とオカダは、この統一案に対し自分の考えがあると思っています。
内藤もこの2人の主張が聞きたいと公言していました。
オカダ・カズチカの主張
昨年の二冠戦に興味を示さなかったオカダは、IWGPヘビーのベルトだけが欲しいと主張していました。
2つのベルトを統一することはむしろ賛成するかもしれませんが、その役割を他人に任すのは抵抗があるでしょう。
今年はIWGP戦線に復帰するとも豪語していました。
過去10年で最も長く、最も多くIWGPを巻いてきた男に主張がないはずがありません。
今週末に控える大阪城ホール大会のメインに出場するオカダは、この試合に勝ってどんな発言をするのか?
いや、この統一案に『オカダの主張』を加える為にも絶対勝つ必要があるでしょう。
棚橋弘至の主張
IWGPに近づく為にNEVERに挑戦し獲得した棚橋弘至。
目指すべきものが変わるかもしれない時に、新日本を守り続けてきたエースは何を想うのか。
例え “カミ” を超えた存在になった飯伏の提案だったとしても、何も発言がないのは寂しい限りです。
飯伏の統一案は、アントニオ猪木が作った時代のベルトに戻すという要素もあります。
良く言えば『温故知新』とも言えますが、過去に戻るという表現も当てはまります。
野毛道場の壁から猪木のパネルを外したのは、棚橋本人です。
しかし、捨てられそうになった猪木のパネルを回収したのも棚橋でした。
IWGPには並々ならぬ想いがあるでしょう。
棚橋の想いを聞かずして統一してはならないと思うのは私だけではないはずです。
緊急事態宣言の影響でチケットがまだ完売していない今週末の大阪城ホール大会2DAYS。
2日目のメインであるインターコンチネンタル選手権をさらに盛り上げるのは、棚橋とオカダの主張かもしれません。