アイアンフィンガー封印で復活した飯塚高史の“魂”

飯塚高史【撮影:koba】
雑感




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年振りの開催となった「レスリングどんたく」シリーズと福岡でのビッグマッチ。

バレットクラブ誕生の地で一体何が起こるのか…

 

飯塚高史の魂封印へ

 

ケニー・オメガとマイケル・エルガンとのラダーマッチ以来となった、タイチとタマ・トンガの「アイアンフィンガーフロムヘル争奪ラダーマッチ」。

 

ラダーによる一撃が大ダメージとなり、ひとつひとつの攻撃でなかなか起き上がることができない試合となりました。

全面戦争と言っていたDOUKIが手助けに入ると、邪道は場外の鉄柵にタイチの手をテーピングで結んで固定してしまいます。

絶体絶命のピンチでしたが、前の試合で勝利したザック・セイバーJr.が救出するも、タンガ・ロアまでもが乱入。

場外のラダーへの投げっぱなしパワーボムは、戦慄しかありませんでした。

 

お互いにラダーを登ると、リング上のテーブルへのガンスタンはタマ・トンガの自滅となり、最後はタイチが『飯塚ぁ〜〜〜〜〜!』と叫びアイアンフィンガーをゲット。

 

鈴木軍3人で勝ち取ったアイアンフィンガー

 

試合後、マイクを持ったタイチはあるリクエストをしました。

『最後ぐらい“コイツ”の曲を流してやってくれよ』

 

飯塚高史の入場曲が流れる中、退場した鈴木軍の3人。

恐らく、引退した飯塚もどこかでこの光景を見ていたことでしょう。

アイアンフィンガーフロムヘルは封印となってしまいましたが、このひと時だけ飯塚高史の魂も復活していたのかもしれません。