5月7日の20時に、新日本プロレスから5・15横浜スタジアム大会と5・29東京ドーム大会の開催延期を発表しました。
コロナ禍の影響で国内の大会の延期が発表になったのは、初めてではないでしょうか。
【重要なお知らせ】
5月15日(土)横浜スタジアム大会、5月29日(土)東京ドーム大会を開催延期とさせて頂きますhttps://t.co/RiBCjlGeGr#njwgs #njpw #新日本プロレス pic.twitter.com/N6uM5P8dry— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) May 7, 2021
『新日本プロレスでは、本日5月7日、政府からの緊急事態宣言延長の発令を受け、また現在の新型コロナウィルス感染状況、並びに感染拡大防止に向けた判断として、5月15日(土)に予定していた『WRESTLE GRAND SLAM in YOKOHAMA STADIUM』横浜スタジアム大会、5月29日(土)に予定していた『WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME』東京ドーム大会を開催延期とさせて頂くことを決定いたしました』
引用:新日本プロレス
振替大会については現在スケジュールを調整中で、決定次第公式サイトでお知らせするということ。
また手元のチケットは振替大会にそのまま有効活用できるということで、捨てずに保管が必要となります。
また日程変更による払い戻しにも対応するとのことなので、詳細決まり次第アナウンスがあるでしょう。
実はこの発表の前に、各プレイガイドでは2つの大会のチケットの予定枚数が終了となっていました。
まさかと思いましたが、延期という決断に至ったようです。
イベントは無観客から上限50%か最大5000人に緩和になったものの…
緊急事態宣言の延長が5月末まで延長されましたが、原則無観客としていたスポーツなどのイベント制限については、入場者を収容人数の50%を上限に最大5000人に緩和になりました。
しかし、「WRESTLE GRAND SLAM」の2大スタジアム大会のチケットは既に販売されており、収容人数上限の5000人を越えていた可能性もあるでしょう。
感染が増加している状況で、無理してビッグマッチを開催する環境ではありません。
また、先日2選手が陽性判定され、濃厚接触者以外にも選手、スタッフの方々も必要に応じて検査を行っているでしょう。
興行を行える状況とは考えられず、苦渋の決断にして選択肢のない決断だっのかもしれません。
「WRESTLE GRAND SLAM」シリーズそのものが延期か?
「WRESTLE GRAND SLAM」シリーズは2大スタジアム大会以外に4大会が予定されています。
恐らく、同シリーズ名での大会は延期になるでしょう。
違うシリーズ名として大会を開催するのかどうか議論されていると思われます。
観戦に来るファンの安全を考えれば、5月の大会は一部無観客試合に変更する可能性もあるでしょう。
5・22名古屋大会のチケットは予定枚数終了になっていますが、5月の後楽園ホール大会のチケットは絶賛発売中です。
選手、スタッフの安全か確保できるようになった場合は、無観客での大会開催もあるかもしれません。
すぐに今後の予定は発表にならないかもしれませんが、ピンチとチャンスは表裏一体とも言えるので、新日本プロレスの妙手に期待したいと思います。