歴史的握手が実現した今年の旗揚げ記念日大会。
この日タッグを組んだエル・デスペラードに対し、石井智宏が手を差し伸べるとガッチリ握手を交わしました。
この瞬間、デスペラードがCHAOSに入るのかと思ったファンもいたことでしょう。
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— NJPW WORLD (@njpwworld) March 6, 2024
鈴木みのるがSNSでストロングスタイルの解散をつぶやき、本隊所属のみとなったデスペラード。
石井との握手が何を意味するのか気になっていましたが、バックステージでは多くを語りませんでした。
デスペラード『とりあえずは、石井さんをぶっ倒すまでは石井さんを追っかけようかな。俺が昔言ったことを、あの人はちゃんと覚えててくれるからさあ。けど、誰かすーぐ自分の上の人間を見つけて、ただくっついていくだけの人間だと思わないでくれよ。俺はやりたいことがあるんだ。そのための道のりで、手段だから。俺が目指してんのは“結果”だからさ』 引用:新日本プロレス |
石井を倒すまで追いかけると言い、ただくっついていく人間だと思わないで欲しいと忠告したデスペラード。
階級が違う以上、なかなかシングルマッチが実現することは難しく、逆に言えばデスペラードのCHAOS入りは実現しないのかもしれません。
試合直後のバックステージでは安易な発言は控えたデスペラード。
この日解説席に入ったデスペラードは、配信後の「NJPW WORLD NOW!」にも出演し、石井に対するコメントを口にしています。
NEW JAPAN CUP(以下NJC)1回戦の石井vsチェーズ・オーエンズの見どころを聞かれると、このカードに関することではなく、石井に対するリスペクトを熱く語りました。
“IWGP世界ヘビー級王者”内藤哲也と“IWGPジュニアヘビー級王者”SHOが激突!
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本日3月7日(木)『NEW JAPAN CUP 2024』後楽園大会!
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ミラノ『デスペラード選手と石井選手は、かつてNEW JAPAN CUPで闘ってですね、そっからリスペクトとかいろんなアレがありましたよね』 デスペラード『ガチでリスペクトもありますし、実際僕が言ったことを何年も経ってるのにあの人はリング上で言ってくださったり…』 元井『何か会話がそこであったんですね』 デスペラード『ありましたね』 (中略) ミラノ『それでは最後。デスペラード選手、視聴者の方にメッセージがあればお願いします』 デスペラード『僕自身は新日本の中での試合で言えば、そうですね、NEW JAPAN CUPで石井さんとやらしていただいた時が物凄い自分の中でも重要なターニングポイントになってるので。そういう、誰かのこれからのレスラー人生の中で「アレは重要だったな」って試合が、やっぱりこの試合でも出てくると思うんですよね。それがどの試合がそうなるかなと思って。見て楽しんでいただけると嬉しいです』 引用:NJPW WORLD NOW! |
ジュニアながらNJCに出場し、石井との試合がレスラーキャリアのターニングポイントになったと語ったデスペラード。
今シリーズ、石井と組む機会がまたあるか分かりませんが、デスペラードにとって自分を変えた重要なレスラーであるだけに、新たな気持ちが芽生えるかもしれません。
鈴木みのるや金丸義信と組み様々なモノを吸収した時代があっただけに、石井と組むことはさらにデスペラードが進化するキッカケになるでしょう。
混沌のならず者…
もしかしたら、ヘビー級転向なんて選択肢も芽生えるかもしれません。