YOHが試合で感じていたSHOへの違和感の正体

SHO&YOH【撮影:koba】
“独り言考察”




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ーパージュニアタッグリーグの公式戦中に、相棒のYOHを裏切るという前代未聞の事件を起こしたSHO。

事件の真相を探るべくYOHがロングインタビューに答えています。

公式戦初戦から違和感を口にしていたYOHが、あの発言の真意について語りました。

『ボクだけがずっと感じてた、“違和感”というものがあって……。それは自分が復帰したときから、徐々に強くなっていて。それで『SUPER Jr. TAG LEAGUE』、その前ぐらいから確実に「なんか違う」っていう。いつもの3Kなんだけど、いつもの3Kじゃなくて。でも、周りは誰も気づいていなくて、ボクだけが感じているもので。もっと言ったら、いつものSHOくんじゃなくて、どこかが違くて。でも、それがわかんなくて苦しくて』

引用:新日本プロレス

 

バックステージで違和感を語っていたYOHが、まさか本人ではなくパートナーのSHOに対する違和感だったとは…

いつもの3Kじゃないことに違和感を感じ、いつものSHOじゃないことに疑問を持ち、一人で悩み苦しみ闘っていたYOH。

今回の事件、SHOに対する気持ち等、YOH赤裸々に語ったロングインタビューを是非ご覧ください。

※インタビュー全編無料公開中

YOHが感じていた違和感の正体とは…

 

IWGPジュニアタッグ王座から陥落以降、ずっと違和感を感じたいたYOHは、タッグリーグくらいから確実に「なんか違う」と感じていたそうです。

YOHがタッグリーグで感じた違和感とはなんだったのか。

再度、スーパージュニアタッグリーグの公式戦を見てみました。

公式戦1試合目 石森太二&エル・ファンタズモ戦

先発SHO

タッチは3回

YOHがSHOを助けた回数0回

SHOがYOHを助けた回数4回以上

YOHが3カウントを奪われる瞬間、SHOはファンタズモに抑えられ助けることができず

 

入場から注意深く見てみても、SHOに違和感は感じません。

表情も私達が知っている“SHOくん”のまま、YOHのピンチにはカットに入り、試合中はYOHを鼓舞していました。

同士討ちなどの誤爆もなく、いつもの3Kに見えましたが…

残念ながら素人目から感じる違和感はありませんでした。

 

もしかしたら、YOHが確かに感じていたという違和感は、目に見えない“モノ”なのか?

もう一度、公式戦を見てみたらある事に気付きました

それはSHOがリングの上で試合をしている時間が、圧倒的に短かったということ

 

石森&ファンタズモ戦で、SHOとYOHは2回づつリングに上がっています。

先発を買って出たSHOですが、試合権利を持って闘っていた時間は約4分

対してYOHは約12分間リングの上で闘っていました。

つまり、YOHはSHOの3倍の時間闘っていたことになります

 

では、第2戦はどうだったのか?

タイガーマスク&ロビー・イーグルス戦の先発もSHO。

SHOが試合権利を持って闘った時間は約4分30秒

一方YOHが試合権利を持って闘った時間は約10分でした。

この試合でもリング上で闘っていたのは圧倒的にYOHです。

 

普通に試合をしていたようで、実はYOHばかり試合をさせていたSHO。

YOHは『なぜ自分ばかり闘っているんだろう』と、違和感を感じていたのではないでしょうか。

YOHが感じていた違和感の正体は、SHOが意図的に操っていた【時間】だったのかもしれません。

 

SHOは後楽園ホール大会に現れるのか?

 

昨日から始まった後楽園ホール大会4連戦ですが、残念ながらSHOの試合もYOHの試合も組まれていません。

SHOの今後がどうなるか分からない以上、9月のメットライフドーム2連戦に出場することも難しいでしょう。

9月のビッグマッチに出場する為には、今後どうするのか意思表示が必要です。

では、いつ意思表示をするのか?

もしかしたら、残りの後楽園ホール大会のどこかで姿を現すかもしれません…