スーパージュニアタッグリーグの公式戦中に、相棒のYOHを裏切るという前代未聞の事件を起こしたSHO。
事件の真相を探るべくYOHがロングインタビューに答えています。
公式戦初戦から違和感を口にしていたYOHが、あの発言の真意について語りました。
【特別インタビュー】
YOH、SHOの裏切りを振り返る!※YouTube動画で緊急アップ!
⇒https://t.co/TA7G6vHiWM#njpw #njsst pic.twitter.com/nZgJfSmMFQ— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 23, 2021
『ボクだけがずっと感じてた、“違和感”というものがあって……。それは自分が復帰したときから、徐々に強くなっていて。それで『SUPER Jr. TAG LEAGUE』、その前ぐらいから確実に「なんか違う」っていう。いつもの3Kなんだけど、いつもの3Kじゃなくて。でも、周りは誰も気づいていなくて、ボクだけが感じているもので。もっと言ったら、いつものSHOくんじゃなくて、どこかが違くて。でも、それがわかんなくて苦しくて』
引用:新日本プロレス
バックステージで違和感を語っていたYOHが、まさか本人ではなくパートナーのSHOに対する違和感だったとは…
いつもの3Kじゃないことに違和感を感じ、いつものSHOじゃないことに疑問を持ち、一人で悩み苦しみ闘っていたYOH。
今回の事件、SHOに対する気持ち等、YOH赤裸々に語ったロングインタビューを是非ご覧ください。
※インタビュー全編無料公開中
YOHが感じていた違和感の正体とは…
IWGPジュニアタッグ王座から陥落以降、ずっと違和感を感じたいたYOHは、タッグリーグくらいから確実に「なんか違う」と感じていたそうです。
YOHがタッグリーグで感じた違和感とはなんだったのか。
再度、スーパージュニアタッグリーグの公式戦を見てみました。
公式戦1試合目 石森太二&エル・ファンタズモ戦 先発SHO タッチは3回 YOHがSHOを助けた回数0回 SHOがYOHを助けた回数4回以上 YOHが3カウントを奪われる瞬間、SHOはファンタズモに抑えられ助けることができず |
入場から注意深く見てみても、SHOに違和感は感じません。
表情も私達が知っている“SHOくん”のまま、YOHのピンチにはカットに入り、試合中はYOHを鼓舞していました。
同士討ちなどの誤爆もなく、いつもの3Kに見えましたが…
残念ながら素人目から感じる違和感はありませんでした。
もしかしたら、YOHが確かに感じていたという違和感は、目に見えない“モノ”なのか?
もう一度、公式戦を見てみたらある事に気付きました。
それはSHOがリングの上で試合をしている時間が、圧倒的に短かったということ。
石森&ファンタズモ戦で、SHOとYOHは2回づつリングに上がっています。
先発を買って出たSHOですが、試合権利を持って闘っていた時間は約4分。
対してYOHは約12分間リングの上で闘っていました。
つまり、YOHはSHOの3倍の時間闘っていたことになります。
では、第2戦はどうだったのか?
タイガーマスク&ロビー・イーグルス戦の先発もSHO。
SHOが試合権利を持って闘った時間は約4分30秒。
一方YOHが試合権利を持って闘った時間は約10分でした。
この試合でもリング上で闘っていたのは圧倒的にYOHです。
普通に試合をしていたようで、実はYOHばかり試合をさせていたSHO。
YOHは『なぜ自分ばかり闘っているんだろう』と、違和感を感じていたのではないでしょうか。
YOHが感じていた違和感の正体は、SHOが意図的に操っていた【時間】だったのかもしれません。
SHOは後楽園ホール大会に現れるのか?
昨日から始まった後楽園ホール大会4連戦ですが、残念ながらSHOの試合もYOHの試合も組まれていません。
SHOの今後がどうなるか分からない以上、9月のメットライフドーム2連戦に出場することも難しいでしょう。
9月のビッグマッチに出場する為には、今後どうするのか意思表示が必要です。
では、いつ意思表示をするのか?
もしかしたら、残りの後楽園ホール大会のどこかで姿を現すかもしれません…