オスプレイは年内最後の聖地4連戦も帰国せず

ウィル・オスプレイ【撮影:koba】
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ディオンアリーナ大阪で行われるビッグマッチ「POWER STRUGGLE」の対戦カードも決まり、タイトルマッチへ向けた前哨戦が加熱しています。

IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟は、G1クライマックスで敗れたザック・セイバーJr.と舌戦を展開。

年内最後のIWGP世界戦は、間違いなくベストバウトとなることでしょう。

 

G1を優勝したオカダカズチカは、リーグ戦で唯一敗戦したタマ・トンガと闘います。

一夜明け会見で負傷欠場となった飯伏幸太を待つまでの間、旧ベルトである4代目IWGPヘビーのベルトを権利証代わりにしたいと要望したオカダ。

まだ菅林会長はかの要望を受理していませんが、試合会場には4代目のIWGPヘビーのベルトを持って入場しています。

 

今現在、オカダとタマの一戦は「東京ドーム・IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証争奪戦」と位置付けされており、このままの状態なら鷹木とザックの勝者もオカダとタマの勝者が来年の1・4東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級選手権を闘うことになります。

1・5東京ドーム大会のメインはどんなカードとなるのか。

1・8横浜アリーナ大会はどんなカードが組まれるのか…

 

本物のIWGP世界王者を名乗るオスプレイは…

 

真のIWGP世界ヘビー級王者を主張するウィル・オスプレイですが、4泊5日のジェリコ・クルーズに参加し、海外で自由気ままに活動しています。

レッスルキングダムでは現王者の鷹木や、旧ベルトを持ち出したオカダとの対戦を要求すると思われますが、年内の国内興行には姿を現さないことになりそうです。

 

12月21日から始まる年内最後のシリーズ「Road to TOKYO DOME」は、後楽園ホール大会4連戦です。

来年のレッスルキングダムに向け、新日本の選手達が聖地に集まることでしょう。

しかし、オスプレイは12月に海外で試合が組まれている為、物理的に参加できないことが分かりました。

“Will Ospreay returns to Warrior Wrestling on Sunday, 12/12 in Tinley Park!”

(12/12(日)にティンリーパークで開催されるWarrior Wrestlingにウィル・オスプレイが復帰します)

 

13日に現地を出国したとしても、日本に入国後は14日間の隔離期間があるため、日本での行動制限が無くなるのは最短でも26日以降です。

上記スケジュール通りなら、年内オスプレイは国内興行に参加せず、来年の東京ドーム大会を迎えることになります

後楽園ホールに姿を現すことができないなら、ビデオメッセージ等あるかもしれません。

オスプレイがいつ、どこで、誰にメッセージを発信するのか…

 

3本のベルトを巡る闘いが、レッスルキングダムでどのような決着が付くのか気になるところです。

来年は新日本プロレス旗揚げ50周年であり、合計3日間あるレッスルキングダムは、豪華な大会となるでしょう。

鷹木、オカダ、オスプレイの三つ巴の闘いになるのか、それとも…