プロレスリング・ノアとの対抗戦が決まったレッスルキングダム横浜アリーナ大会で、ジェイ・ホワイトが闘いたい相手を明言しました。
この歴史的興行にはIWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟、GHCヘビー級王者の中嶋勝彦、G1覇者のオカダカズチカ、そしてリビングレジェンドの武藤敬司の参戦が予定されています。
海外メディアのインタビューに答えたジェイは、この歴史的な興行にあまり興味を示しませんでしたが、唯一闘いたい相手として丸藤正道の名前を挙げました。
Jay White Reveals His Ideal NOAH Crossover Opponent https://t.co/2JG864Mk2U
— NJPW of America (@NJPWofAmerica) December 3, 2021
“First part, would I support it? If I’m not there, I don’t really care. Do I see why they’re doing it? Yeah, I’m not there, so they’ve gotta try and find someone else and obviously they’re struggling. Hey, I leave and now they’ve gotta turn to other companies for help so make of that what you will. Is there anybody from there (NOAH) I would be interested in? Not really. Do I keep tabs on all the people below me – not really. The easiest answer if I had to pick one, would just be Marufuji simply because I wrestled him once before when I was a young boy a few years ago, at the beginning of 2016 I believe, so hey, me and him can run it back.” 『第一に、俺がそれを支持すると思っているのか?俺がその場にいなければ、どうでもいいことだ。彼らがなぜ対抗戦をするのか、分かっているのか?ああ、俺が日本にいないからだ。俺の代わりとなる他の選手を探さなければならないし、明らかに新日本は苦戦している。俺がいないから、彼らは他の会社に助けを求めたのだろう。 NOAHの選手で興味のある人はいるかって?そんなヤツはいない。自分の下にいるヤツらをすべてチェックしているかなんて、するわけないだろう。しかし、もし誰かを選ぶとしたら、一番簡単な答えは、丸藤だ。なぜなら、数年前、確か2016年の初めに、俺がヤングボーイだった頃、一度、丸藤と試合をしたことがある。「ジェイ vs 丸藤」の再戦だ』 引用:Inside The Ropes |
ジェイがインタビューで口にした丸藤戦は、2016年5月19日に新宿FACEで行われた「LION’S GATE PROJECT2」のシングルマッチです。
実力の差を見せつけた丸藤は、まだ若いジェイに対しアドバイスを送りました。
『いいんじゃないですか。どんどんどん試合してけば、勝手に強くなるよ、アレ。この自分とは違う、異国の地で、こんだけのモノ出して、こんだけのお客さんに応援されてんだから。まあね、言うなれば、新日本プロレスだけども、彼に関しては、素晴らしい。楽しかったです』
引用:新日本プロレス
丁寧な言い方ながらも、丸藤の上から目線の発言を根に持っているかもしれません。
ヤングボーイだった5年前のジェイも、丸藤に対し挑発的なコメントを残しています。
『昔はファンだったけど、もう俺はファンじゃなくて、リングの上で、アナタの目の前に立っている。俺を甘く見ない方がいいよ。ナゼナラ、コノ、シンニホンプロレスリングハ、オレノニワダ』
引用:新日本プロレス
インタビューを掲載したInside The Ropesは、更新された渡航制限のためジェイがレッスルキングダムに参加できるかどうかは疑わしいと言及しました。
日本政府から要請された新しい渡航制限は、発給済みのビザの効力停止です。
今まで在留資格を持ち再入国できていた外国人レスラーも、最新の要請通りなら年内は日本に渡航できないことになります。
1・8横浜アリーナ大会で「ジェイ・ホワイト vs 丸藤正道」は実現するのか…
要請が撤回され、渡航制限が緩和されることを祈るばかりです。