エル・デスペラードが語った再戦を熱望する相手

エル・デスペラード【撮影:koba】
雑感




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2月20日正午に行われたエル・デスペラードのオンラインサイン会。

New Japan Pro-Wrestling of America主催で行われたサイン会は、多くの外国人ファンが参加し、司会進行は海外実況席でもお馴染みのクリス・チャールトンさんが務めました。

 

今年新日本ジュニアを牽引したIWGPジュニアヘビー級チャンピオンのデスペラードは、海外での人気も高いのでしょう。

オンラインサイン会には多くの質問が寄せられ、その質問をクリスさんが読み上げながらデスペラードが答えるという内容のサイン会でした。

マスクのデザインについての質問、スペイン語の技名の意味など、興味深い内容をひとつひとつ答えるデスペラード。

闘ってみたいプロレスラーという質問には、他団体の選手の名前を何人も挙げています。

『いっぱいいますね。葛西純、竹田(誠志)選手、植木(嵩行)選手とかハードコアやデスマッチの方向も大好きだしやりたいし、遠藤哲哉選手、佐々木大輔選手…』

 

実は先日、タカタイチマニア出場に向け闘いたい相手を聞かれた時に、何人か名前を挙げていました。

 

相手あってのプロレスなだけに、闘ったことのない選手との試合は様々な化学反応が生まれるでしょう。

純粋に試合してみたいという気持ちがあるんだと思います。

来年旗揚げ50周年イヤーを迎える新日本プロレスなだけに、もしかしたらデスペラードが闘いたい相手とのコラボが実現するかもしれません。

 

デスペラードが語った忘れられない相手

 

闘いたい相手に他団体の選手の名前を挙げていたデスペラードですが、ふと思い出したようにある選手の名前を挙げました。

『あと、昔忘れられないスーパージュニアの試合でケニー・オメガがアイツはやっぱり凄すぎるなっていうのがあったから、もう一回ちゃんとやりたいな』

 

現在AEWを主戦場に闘うケニー・オメガですが、以前はジュニアとして新日本に参戦していました。

デスペラードが口にした試合とは、2014年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアのリーグ戦で実現した試合です。

恐らくケニーとのシングルマッチはこの1試合しか実現していないのではないでしょうか。

 

試合には勝ったものの、ケニー 戦の感想を『死ぬかと思った』と語ったデスペラード。

この刺激は、他の選手との試合で補うことはできないのかもしれません。

『死ぬかと思ったあ……やっぱ俺なんかよりずっと飯伏さんと組んでただけあるよ。ブッ壊れてんなああの人も。すげえよ。これで後半戦スタート折り返し。2勝2敗かあ。あと3つ。やる前からわかってたけど、くせ者しかいねえなあこのリーグはよ。もうやりたくねぇなあ』

引用:新日本プロレス

 

コロナ禍の影響で2021年の試合が国内に限定されたデスペラード。

来年この状況が好転するかは分かりませんが、海外の興行に参加するならケニーと遭遇する可能性もあるでしょう。

あとはオンラインサイン会だけではなく、SNSでも再戦したい旨を伝えれば、その想いはケニーにも届くかもしれません。

 

デスペラードが熱望するケニー・オメガとの一戦はいつ実現するのか。

デスペラードとケニーの一戦が実現する時は、ハードコアマッチやノーDQマッチになる可能性もあるでしょう。

現在は怪我で欠場中のケニーですが、来年は久しぶりに日本に来日できることを期待したいと思います。