2022年のNEW JAPAN CUP(以下NJC)の日程が、新日本プロレスの公式Twitterアカウントより発表になりました。
来年のNJCは大阪城ホール2DAYで幕を閉じるという、例年になく攻めの姿勢を見せるスケジュールとなっています。
新日本プロレス50周年『旗揚げ記念日』!
春の最強戦士決定戦『NEW JAPAN CUP 2022』の開催スケジュールが決定!https://t.co/vXGece1ah4#njpw #njcup pic.twitter.com/wQhZ6YUW4j
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 28, 2021
2大会増、32選手出場のNJC開催へ
恐らく「旗揚げ記念日」と一括りに発表されているので、今年同様NJC1回戦の開幕は「旗揚げ記念日」大会からスタートするのでしょう。
そう考えると大会数は昨年より2大会増えることになり、全16大会になります。(「旗揚げ記念日」含む)
2大会増えると言うことは参加者も増えると言うことでしょう。
昨年はEVILと棚橋弘至がシードとなり、合計30人のトーナメントでした。
恐らく来年のNJCはシードなしの総勢32人のトーナメントとなるでしょう。
ここで気になるのが出場メンバーです。
NJPW STRONGが有観客興行になり、新日本の外国人レスラーはアメリカ興行に専念する選手もいるでしょう。
ジェイ・ホワイトもアメリカを主戦場にすると公言しています。
2021年のNJCに出場していたジェイ、ジュース・ロビンソン、デビット・フィンレー、ゲイブリエル・キッドは出場しないかもしれません。
前回大会優勝したウィル・オスプレイも、出場するかどうかは不明です。
外国人選手がどれだけ参加できる状況か分からないなかで、疑問が残るのは新日本の攻めの姿勢です。
日本武道館大会2DAYから始まり、大阪城ホール大会2DAYで幕を閉じる2022年のNJC。
それ以外にも各大会ではキャパシティの大きい会場が並んでいます。
2021年 | 2022年 |
3•4日本武道館 3•5後楽園ホール 3•6大田区総合体育館 3•7アイメッセ山梨 3•9ジップアリーナ岡山 3•10三段池公園総合体育館 3•11アイテムえひめ 3•13ドルフィンズアリーナ 3•14ベイコム総合体育館 3•15後楽園ホール 3•16後楽園ホール 3•18ツインメッセ静岡 3•20ゼビオアリーナ仙台 3•21ゼビオアリーナ仙台 | 3•1日本武道館 3•2日本武道館 3•6ビッグパレットふくしま 3•7大田区総合体育館 3•10アイメッセ山梨 3•12ドルフィンズアリーナ 3•13ベイコム総合体育館 3•14高松市総合体育館 3•17ツインメッセ静岡 3•18後楽園ホール 3•20アオーレ長岡 3•21アオーレ長岡 3•26大阪城ホール 3•27大阪城ホール |
2021年にらなくて2022年にある会場でいうと「ビッグパレットふくしま」、「高松市総合体育館」、「ツインメッセ静岡」、「アオーレ長岡」といずれもG1クライマックスでも使う大きな会場です。
特にアオーレ長岡は2017年から3年連続優勝決定戦を行った会場であり、来年は準々決勝で使うことになるでしょう。
【春のナンバーワン最強戦士決定戦『NEW JAPAN CUP』最終戦はアオーレ長岡2連戦!】
3月20日(金・祝)のロイヤルは完売!
その他席種は好評発売中!3月21日(土)のロイヤルは完売!
アリーナ、1階ひな壇A&B、2階指定は残りわずか!良い席はお早目に!https://t.co/SuXDccrPsA#njcup #njpw pic.twitter.com/VkGtvlavkq
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) February 5, 2020
まだまだコロナ禍と言える状況で、大きな会場ばかり用意された2022年のNJC。
外国人レスラーも参戦できるか分からない状況で、大会数も増やし出場枠も増やすとなれば、それ相当な準備ができているということではないでしょうか。
各都道府県の制限が緩和されれば、コロナ禍前の席に戻すとアナウンスもあります。
制限が緩和された場合には、1席ずつ間隔を空ける間引きやグループディスタンス形式ではなく、左右の座席に間隔(空席)を設けない通常通りの配置となることもございます。 引用:新日本プロレス |
なぜ2022年のNJCは強気な姿勢で臨めるのか?
大きな会場を準備し従来の配置の座席に戻せる可能性があるということは、それなりの集客を見込める計算であるということ。
つまり、2022年のNJC出場選手は集客が期待できる豪華なメンバーということではないでしょうか。
コロナ禍で海外から新規の外国人レスラーを呼べない状況で、豪華なメンバーにするには国内の他団体から選手を借りるしかありません。
旗揚げ50周年イヤーは様々なコラボを予定していると謳っているだけに、NJC出場選手も他団体とのコラボの可能性が予想できます。
あくまで予想でしかありませんが、ここまで大きな会場を並べるということは豪華なメンバーを揃える予定であり、集客を見込める自信があるということでしょう。
コロナ禍復興元年に相応しい春の祭典になることを期待しています。