日本時間の1月30日に配信されたNJPW STRONGのテーピングマッチ「NEMESIS」。
配信された中身は12・9ハリウッド大会で未配信だった残りの3試合です。
クリストファー・ダニエルズとシングルマッチで闘ったシングルマッチが、約40日間の時差を経てNJPW WORLDで配信されました。
Your main event is next!@jaywhitenz battles @facdaniels, coming up!
Watch NOW: https://t.co/GJVZ6ITQNS#njpwSTRONG #njnemesis pic.twitter.com/JFowPKsYQm
— NJPW Global (@njpwglobal) January 30, 2022
既に記事にしていた通り、試合後ジェイがAEWに対し挑発的な発言した大会ですが、遂に試合が動画で公開されたということになります。
では、実際にジェイは何と言ったのか?
以下はNJPW WORLDで配信された、リング上のジェイのコメントです。
『今日のハリウッドの結果もわかりきっていたことだ。ご覧の通り勝ったのはこの俺だ。俺はNJPW STRONGの扉を開き誰からの挑戦でも受け入れることにした。オール・エリート・レスリング…オール・エリート・レスリングが送り込んだ…(観客がブーイングで邪魔をする)
AEWが送り込んだのが、クリストファー・ダニエルズみたいなルーキーだと?自称エリート集団が送り込んだのが将来有望なルーキー、クリストファー・ダニエルズだと?俺の個人的な考えを教えてやろう。誰かがダニエルズをプッシュしたんだろ。そうしたら自分たちは俺と闘わずに済むからな。本当のところはわからないけどな。
それかこういうのはどうだ? AEW オール・エリート・レスリング。次のNJPW STRONGでのUS of Jayチャレンジシリーズの挑戦者には、“本物”のエリートを用意してくれ。
BAY-BAY 今はまだ俺の時代だ』
引用:NJPW WORLD
この日の解説は柴田勝頼と棚橋弘至。
実況の清野アナは『AEW』については触れましたが、柴田と棚橋は何も語ることなく配信が終了しています。
恐らくどこまでAEWについて触れていいか躊躇したのでしょう。
分かった上で話さなかったのか、あまり分からず話せなかったのか、実際のところは分かりません。
ただ視聴者側としてはモヤモヤした方も多かったのではないでしょうか?
ジェイ・ホワイトのコメントの解説
ジェイの発言を振り返る前に、少し時を遡る必要があります。
11月15日のカルフォルニア・リバーサイド大会で、試合後リングの上でジェイは3人のレスラーの名前を挙げました。
クリス・セイビン、クリス・ジェリコ、そしてクリストファー・ダニエルズ。
US of Jayチャレンジシリーズの最初の挑戦者がダニエルズだったのは、ジェイの挑発があったからです。(公式サイトでも発表済)
ただそれがダニエルズ個人として来たのか、AEWから送り込まれたのか、AEWの他のレスラーによってプッシュされたのか、現時点では分かりません。
US of Jayチャレンジシリーズ2試合目ですが、実は既に行われています。
1月前半に行われたシアトル大会で、ジェイはジェイ・リーサルと対戦しました。
こちらも未配信ですが、ジェイ・リーサルはROH所属なのでAEWが送り込んできた刺客ではありません。
ジェイはハリウッド大会で“本物”のエリートを用意してくれと豪語しており、2月に行われるかロサンゼルス大会「RIVALS」では、3度目となるUS of Jayチャレンジシリーズが行われます。
今回の対戦相手も“X”です。
FEBRUARY 17!
The U-S-of-Jay Open Challenge continues
Buddy Matthews returns to NJPW
Yuya Uemura faces Daniel Garcia
Gabe Kidd takes on Christopher Daniels
Rocky Romero and Black Tiger’s blood feud peaks
And more!
TICKETS: https://t.co/mLdQRummDD#njpwSTRONG #njRIVALS pic.twitter.com/nYOGRgJDZY
— NJPW Global (@njpwglobal) January 30, 2022
そして、ジェイの最後に口にしたお決まりの『STILL MY ERA』というセリフ。
日本でも使っていたセリフですが、ハリウッド大会では敢えてそのセリフの前に『BAY-BAY(ベイベー)』と付け加えています。
この『BAY-BAY(ベイベー)』には敢えて触れなかったNJPW STRONGの解説陣ですが、このセリフは昨年9月にAEW入りを果たしたアダム・コールの決めゼリフです。
敢えて“ベイベー”に付いて触れなかったのは、誰かの意思なのではないかと深読みしてしまいます。
触れなければ気付かないことではありますが、分かるファンにはすぐ気付くセリフです。
ジェイの挑戦がアダム・コールに伝わっているかどうかは分かりませんが、いつかUS of Jayチャレンジシリーズに登場する可能性は十分あるでしょう。
それがロサンゼルス大会「RIVALS」なのか、4月に行われる予定のビッグマッチなのか、それともまだ先の話しなのか…
いずれにしても、ジェイとAEWの抗争は開戦しそうです。
👀👀👀’How about you send someone truly Elite?’
Bay-bay, it’s still @jaywhiteNZ‘s era- and the Switchblade has a bone to pick with @AEW!
Watch NOW: https://t.co/GJVZ6ITQNS#njpwSTRONG #njnemesis pic.twitter.com/sVcTR2aytE
— NJPW Global (@njpwglobal) January 30, 2022
『真のエリートを送ってみたらどうだ? ベイベー、まだ俺の時代だ。そしてスイッチブレードはAEWに文句があるんだ!』