新設されたAEWのベルトに新日本から2選手が予選出場へ

AEWxNJPW合同興行【撮影:koba】
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本時間の6月9日に行われたAEWダイナマイトで、AEWxNJPW合同興行に向けた動きがいくつかありました。

今週末に大阪城ホール大会「ドミニオン」に出場予定のウィル・オスプレイが、AEW初登場を果たしています。

 

リング上にいたFTRの2人とトレント・バレッタを、ユナイテッド・エンパイアのオージー・オープンとアーロン・ヘナーレが襲撃。

「Forbidden Door(禁断の扉)」に向け、オスプレイらがAEWを挑発しました。

 

一方で、AEW世界王座の暫定王者戦の代表は、バトルロイヤルを勝ち抜いたカイル・オライリーから3カウントを奪ったジョン・モクスリーがAEW代表に決定。

ドミニオンで行われる棚橋弘至と後藤洋央紀の勝者と、暫定王座戦を行います。

 

All-Atlantic Championshipが設立

 

AEWに新たなベルトが新設されました。

その名もオール・アトランティック・チャンピオンシップです。

AEWオール・アトランティック王座ということになると思いますが、NJPW GlobalのTwitterアカウントからは新日本から後日挑戦選手が明らかになるとアナウンスがありました。

 

このオール・アトランティック初代王者は、AEWxNJPW合同興行で4WAYマッチにて決定します。

本日のダイナマイトで行われたバディ・マシューズ戦に勝利したPACが、4WAYマッチの1人目となりました。

残る3人は後日行われるイーサン・ペイジとミロの勝者、ペンタ・オスクロとマラカイ・ブラック勝者、そして新日本の代表者となります。

 

新日本からの代表者が誰になるかは現状不明です。

しかし、オール・アトランティック(大西洋)と名がついている以上、もしかしたらこのタイトルに挑戦できる権利がある選手は、大西洋に隣接する国出身に限定されるかもしれません

なお、大西洋に隣接する大陸及び地域は、ヨーロッパ、アフリカ、南アメリカ、カリブ海、北アメリカ、中央アメリカになります。

詳細が分からないので断定はできませんが、もしかしたら日本人は挑戦できない王座の可能性もあります。

となれば、新日本からの選出は上記大陸出身の外国人レスラーになるのか…

 

【追記】

NJPW GlobalのTwitterアカウントから追加情報がアップされました。

AEWのオールアトランティック王座トーナメントにNJPWから出場決定

(4WAYトーナメント決勝戦@Forbidden Door 6月26日開催)

6月9日(水)放送のAEWダイナマイトで、オールアトランティック王座が発表されました。このチャンピオンシップはAEWに国際的な影響力を称えるもので、6月26日にシカゴのユナイテッド・センターで開催されるPPV「Forbidden Door」で4WAYマッチが行われる予定だそうです。

4WAYにはNJPWの代表選手が1名含まれ、近日中に発表される予選で決定される予定

すでに予選を通過しているのPACはバディ・マシューズを破り、英国代表として4WAYマッチに出場します。PACが最後にNJPWに出場したのは、2012年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアです。ブルガリアのミロはカナダのイーサン・ペイジと、オランダのマラカイ・ブラックはメキシコのペンタ・オスクロと対戦し、残りのトーナメント出場枠を決定する予定となっています。

 

この発表になったトーナメント表のビジュアルを見る限り、背景に日本国旗がありオールアトランティック(大西洋)ながら日本国籍の選手も出場可能かもしれません。

また、このトーナメントの予選は新日本でも行われると思われる記述があります。

AEW暫定世界王座の新日本代表は、棚橋弘至と後藤洋央紀のシングルマッチにより決定します。

オールアトランティック王座4WAYマッチへの出場権をかけた試合も、新日本内で行われるということです。

 

トーナメント表を見ると、国籍が被る選手はいません。

1国籍から1選手のみのエントリーなら、日本人対決による予選はないということでしょうか?

いずれにしても新日本代表としてこの予選に出場する選手と、いつ予選が行われるかは不明です。

ドミニオンのカードはすでに10試合となっており、AEWxNJPW合同興行までの各大会で予選が行われるでしょう。

候補はNJPW WORLDで配信予定の6・18八王子大会、6・20、6・21後楽園ホール大会に加え、6・19ハリウッド大会、6・24シャーロット大会でしょう。

果たして予選に出場する選手は誰になるのか?

AEWのトップレスラーと闘うだけに、注目の予選となりそうです。