米国遠征中にグレート・オーカーンがAEWに殴り込みか

グレート・オーカーン【撮影:koba】
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のアメリカ大会に参加する、ユナイテッド・エンパイアのグレート・オーカーン。

10日のハリウッド大会「Mutiny」、16日のシカゴ大会「WINDY CITY RIOT」に出場予定ですが、その間の空いている期間に“遊び相手”を募りました。

『余は4月10日から16日までアメリカにいる。ただし、11日から15日までは暇じゃ。アメリカには誰か勇気のある男はいないのか?余と遊んでくれる組織はいないのか?余はいつでも挑戦を待ってるぞ。特にAEWのMJFとかな』

 

なぜオーカーンがAEWのMJFの名前を出したか、不思議に思うファンもいるでしょう。

そもそもMJFって誰?というファンもいると思います。

私的認識ですが、MJFはAEWで最も狡猾で口達者なヒールレスラーです。

過去にはあのクリス・ジェリコを裏切り、直近では昨年プロレスに復帰を果たしたCMパンクと抗争を繰り広げ、大きな反響を生んでいました。

AEWに欠かすことのできないレスラーであり、最もブーイングを巻き起こすことができる男です。

 

そんなMJFとオーカーンの接点を、今まで聞いたことがありません。

実は最近米国ジャーナリストのアリエル・ヘルワニ氏がMJFにインタビューした際、MJFは新日本プロレスのスタイルに言及しオーカーンの名前を口にしていました

“I am constantly watching all of the products because I want my finger on the pulse. There is nothing going on in professional wrestling right now, at this moment, whether it’s indies or whether it’s a televised professional wrestling company that I don’t watch. I watch everything. I see everything and I watch everything, except New Japan. New Japan sucks. It’s just the shits. There’s some guys there that are cool, like I think the Great-O-Khan is kind of cool. But yeah, not my thing. Goes back to the move thing, they’re just cracking each other in the skull over and over again. They’re just dummies. Concussions are real,”

『俺は常に全てのレスリングを見ている。プロレス界の流れを把握したいからだ。今、この瞬間に起きていることは、インディーズであろうとテレビで放送されるプロレス団体の試合であろうと、俺が見ていないものはない。そう俺はすべてを見ている。NJPW以外は全部見ているし、全部チェックしている。NJPWは最悪だ、ク◯でしかないしかし、カッコイイ奴もいるぜ。グレート・オーカーンはちょっとカッコイイと思ってる。でも、そう、俺の趣味じゃない。レスリングの話に戻るが、彼らはただ何度も何度も互いの頭蓋骨を叩き割っているだけだ。ただの間抜け。脳震盪は本当に起こるんだ』

引用:FIGHTFUL

 

このインタビューはオーカーンの耳にも入り、SNSでも話題になっていました。

恐らくMJFにコンタクトを取るため、SNSにツイートし反応を伺ったのでしょう。

結果、グレート・オーカーンとMJFの間の禁断の扉は開かれました。

MJF『キミの会社に、まともな奴はキミしかいないんだよ。暇だと言うなら仕事を与えよう。本当に稼ぎたいなら連絡をくれ』

オーカーン『最大の賛辞を感謝する。感謝の気持ちを込めて、余が直々に殴り込みに行ってやろう』

 

ジャーナリストにわざわざ新日本プロレスの名前を出し揶揄したということは、裏を返せば興味があり新日本もチェックしているということでしょう。

しかも、オーカーンの名前を出したということは、“吊れる獲物”と踏んでのことなんだと思います。

いずれにしろ、オーカーンがAEWに殴り込みに行く理由ができました。

オーカーンが月曜から金曜まで空いているということは、水曜放送のAEWダイナマイトにも、金曜放送のAEWランペイジにも登場することが可能です。

果たしてオーカーンはAEWが行われる会場に登場するのか…