後楽園ホールの創立60周年を記念して行われた、後楽園「還暦祭」。
久しぶりのフルハウスとなる1588人を動員した後楽園ホールは、還暦祭に相応しい大団円となりました。
メインは“大熱戦”30分時間切れ!
棚橋&宮原、タイチ&リーの4選手が激闘を展開!最後は魅惑のコラボ締め「後楽園ホールを、最高に、愛してまーす!!」
4.16後楽園『還暦祭』結果
⇒https://t.co/U9rOvpdrOk#後楽園ホール還暦祭 #njpw #ajpw— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) April 16, 2022
中でも豪華な共演は、メインイベントの試合だったと言えます。
新日本プロレスからはエースである棚橋弘至と元全日本プロレスのタイチが出場。
全日本プロレスからは現三冠王者の宮原健斗と前王者のジェイク・リーが出場し、越境タッグで試合が行われました。
※試合詳細はこちら
30分1本勝負で行われたタッグマッチは、時間切れドロー。
試合後、4人全員がマイクを持って話すという珍しい光景となりましたが、ここで棚橋がジェイクに対し勧誘とも取れる一言を伝えました。
『まず、俺から1個提案があるよ。ジェイク、新日本に上がって来いよ』
バックステージでリップサービスだったと語った棚橋ですが、例えリップサービスでも口にした言葉は期待に膨れ上がるでしょう。
元三冠王者のジェイクがこの発言を無視するはずもなく、点から線に繋げてくれることを期待しています。
後楽園ホール還暦祭、純粋に楽しかった。
ただもっと楽しむ方法を俺は知っている。お客さんもその姿を見たいんじゃないかな?#ajpw50th #njpw50th pic.twitter.com/2gowCPt320
— ジェイク・リー (@JL_LCG_0119) April 16, 2022
タイチが古巣全日本プロレスに叱咤激励
一方で1人足速にリングを後にしたタイチは、バックステージで“後輩達”に対し苦言を呈しました。
『…きょう、いまの全日本プロレスを引っ張ってる2人か知らないけど、でも元全日本プロレスの先輩としてアドバイスくれてやるよ。オマエらな、ああやって粋がって全日本プロレス最高だ?三冠チャンピオン最高だ?なんかいろいろ言ってんだろ?俺らが最強だって。いいよ、言えばいいよ。そう思ってんだろ?それでいいよ。けどな、オマエらやってることは、いまの全日本プロレス世間にまったく響いてねえんだよ。
オマエらのこと知らなくてよ、仕方ねえからSNSで調べてやったんだよ。どんな連中か。そしたらなんだ、きょうのあれが三冠チャンピオンか。アイツ、そしてきょう俺の横に立ったアイツ、なんだあのフォロワーーの少なさは。チャンピオンなんだろ? 全日本プロレス背負ってんだろ、オマエら。きょう俺の横に立ったアイツだって1万人もいねぇじゃねえかよ。オマエが粋がったところで世間に響いてねぇんだよ、一つも!わかるか俺が言ってること。オマエらだけの責任じゃねえよ。これでいいのか、全日本プロレス? 世間に一個も響いてねえよ』引用:新日本プロレス
新日本と同じく旗揚げ50周年イヤーの全日本ですが、コロナ禍の影響があるとは言え、観客動員は厳しい状況です。
先日、後楽園で行われたチャンピオンカーニバルの公式戦の動員は500人弱。
また、後楽園の還暦祭のメインに上がった4人のTwitterフォロワー数はご覧の通りです。
棚橋弘至 約38万人 タイチ 約12万人 宮原健斗 約1万5千人 ジェイク・リー 約7千人 新日本プロレス公式 約43万人 全日本プロレス公式 約3万人 |
世間に全く響いていないと言われても、反論するのは難しいと言えます。
一方で、タイチは後輩とも言える2人を称え称賛しました。
『今日やった2人、いいもん持ってるよすげえ。今日楽しかったよ。いまの全日本プロレス体感できて楽しかったよ。頼もしいじゃねぇか、オマエら。ホントに頼もしいじゃねえか。全日本プロレスの先輩としてホッとした部分あるよ。だけどよ、あの頃の全日本プロレスに戻すのか、このまま全日本プロレスの灯火を消すのか、全部オマエらしだいだぞ。全日本プロレスがどうなっても俺は知ったこっちゃねぇよ。知ったこっちゃねぇけど、全日本プロレスの未来、オマエらにかかってんじゃねえか?いいもん持ってんだからよ、もっと世間に響くプロレス、世間に響く発信をしろ。ぜんぜん足りてねぇんだ、オマエら。マジだぞ。ホントのこと言ってんだぞ。世間の声がすべてだよ。まあどうなろうと俺は知ったこっちゃねえよ。オマエらはオマエらで頑張れ。それだけ。じゃあな』
引用:新日本プロレス
新日本と全日本で選手のクオリティー、試合の質は、遜色ないと言えます。
その両団体が後楽園でコラボしたのですから、コロナ禍の後楽園ホールもフルハウスにできました。
互いに頑張ることは当たり前ですが、コラボして世間にプロレス熱を届けるのも手段の一つでしょう。
棚橋が手を差し伸べ、タイチが叱咤激励し、全日本の選手はもう一度新日本の選手と闘いたいと要求しています。
楽しかったなぁ
後楽園ホール還暦祭に出れて良かった!🤘今日出てた新日本プロレスの方々、全員とシングルマッチしてぇな#ajpw#njpw#EnfantsTerribles
— 芦野 祥太郎 (@shotaroashino) April 16, 2022
後楽園ホール還暦祭でした!
ご来場いただきありがとうございました。ロスインゴ、特に鷹木信悟とはまた対戦したいですね。
どうかチャンスをください!!#還暦祭#njpw#ajpw pic.twitter.com/9F0apSpCXn— 青柳優馬《Yuma Aoyagi》 (@attack_on_yuma) April 16, 2022
ファンも還暦祭の続きを見たいことでしょう。
夢の続きが行われることに期待したいと思います。