発熱した選手は陰性!一部メディアで誤報。新日本プロレス愛媛大会

撮影トペブロ管理人
雑感




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の発熱により試合開始直前になってしまった、新日本プロレスの愛媛大会。

新日本プロレスと親密なメディアからは、当時の切迫した状況が報道されたました。

報道の内容はご覧の通りです。

 

▪出場予定1人が発熱の症状を訴える

▪当該選手が発熱の症状を訴えたのは試合開始3時間前の午後3時

▪当該選手を他の選手やスタッフと隔離し、すぐにスタッフが運転する車で現地を離れ、そのまま公共交通機関は使わずに帰京(車内はビニールシートで完全隔離)

▪団体側は開催か中止かを協議し、ひとまず午後4時30分に予定通り開場

▪午後6時の第1試合開始直前にリングアナが急きょ中止をアナウンス

 

全文は東スポWEBサイトをご覧ください。

 

当日、会場を訪れたファンにとっては非常に残念な結果となりましたが、選手、スタッフ、新日本プロレスにとっても断腸の思いだったことでしょう。

WITHコロナの時代において多少は想定していたことですが、実際に大会開始直前で中止になってしまったことは今後も同様なことは起きると想定する必要があります。

残りの「SUMMER STRUGGLE 2020」シリーズ3大会の中止の可能性、最悪の場合は21年振りとなる神宮大会の中止または延期の可能性もあるでしょう。

 

今はまだ、新日本プロレスからの今回の件に関する続報はありませんが、一部メディアからはこんな見出しの記事の発見しました

 

【新日本プロレス 選手2人が発熱 興行を直前に中止 】

 

新日本プロレスからは出場予定の一部の選手に発熱が確認されたとアナウンスはありましたが、人数を特定するような文言は見当たりませんでした

先程の東スポの記事でも出場選手の1人に発熱と書かれています。

他のメディアの記事も見てみましたが、『選手2人が発熱』という情報ソースは見つけられませんでした。

 

不思議に思い『選手2人が発熱』と見出しを書いたメディアの記事を読んでみましたが、本文には2人の選手が発熱とは一切書かれていません

それどころか数時間後には、見出しが『新日本プロレス 選手が発熱 興行を直前に中止』に変わっていました。

 

これは一体どういうことでしょう。

誤った情報を仕入れたのかもしれませんが、もしかしたら故意に誤った情報を見出しにした可能性があるかもしれません

 

発熱が2人と書かれれば、ファンはさらに選手・スタッフの心配をすることでしょう。

今後の観戦予定をキャンセルするかもしれません。

もし間違えて報道してしまったなら、本来は訂正文を入れるべきだと思います

 

報道の自由という言葉があるならば、事実と憶測は線引きする必要があるでしょう。

それが選手・団体と近い立場にあるメディアの責任なんだと思います。

 

当事者じゃない限り事の真相は分かりません。

しかし、メディアの記事だろうとファンブログの記事だろうと、多くの人に読んで貰うには読者との信頼関係を深めることが重要なんだと思います

偽りの情報で読者の興味を引くより、団体側が抱える問題を報道した方が信頼を獲得することができるでしょう。

 

例えば、昨日中止になった愛媛大会ですが、一部のファンの方が選手の宿泊施設に出待ちするファンがいたそうです。

 

観客や開催地の市民の感染防止の為に苦渋の選択で大会を中止にした状況にも関わらず、その事実を理解できない方がいます。

新日本プロレスから感染拡大防止の取り組みをアナウンスしていても、すべての人の目に届くわけではありません。

公式アナウンスだけでは届かない情報、SNSだけでは伝わりきらない情報を少しでも伝達できるのが、メディアの強みなんだと思います。

 

当ブログにはメディアほどの影響力はありませんが、少しでも今回の事実を伝えられればと思い記事にしました。

これ以上の大会中止を避ける為にも、宿泊施設などでの選手の出待ちはしないこと、偶然選手を見かけたとしても決して近づかないことが重要です。

普段の私生活で選手と遭遇することなど、一生に一度あるかどうかの確率でしょう。

それでも我慢できなければ、多くのプロレスファンの楽しみを奪うことになります。

イレギュラーな事が起きない為にも、一部のファン、一部のメディアの意識改革が必要なのかもしれません。

 

【朗報】

昨日、発熱があった選手ですが病院での抗原検査・抗体検査を行った結果、“陰性”が確認されたそうです。

詳しくは新日本プロレス公式HPをご覧ください。