内藤哲也の復帰時期とコラムで語った今後のビジョン

内藤哲也【撮影:koba】
雑感




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月18日のG1クライマックスのリーグ初戦で半月板を損傷し、欠場となってしまった内藤哲也。

ファンに『必ず』東京ドームのメインに戻ると言ったものの、来年はこの約束を守れそうにありません。

『内藤哲也選手が、9月18日大阪大会の試合で負傷し、病院での検査の結果、左膝内側側副靭帯損傷・半月板損傷と診断されました。全治は未定となります。

これにより、「G1 CLIMAX 31」は全戦欠場、リーグ戦は不戦敗となります。

内藤選手の試合を楽しみにされていた皆様には、大変申し訳ございません。

なお、内藤選手の欠場により、Aブロック各大会の一部対戦カード、試合順が変更となります』

引用:新日本プロレス

 

ただし、不幸中の幸いなことに過去2回前十字靭帯断裂している右膝ではなかったこと。

そして、怪我した左膝も靭帯断裂と大怪我ではなかったということです。

 

内藤哲也の復帰のタイミング

 

あとは怪我が完治し、いつ復帰できるかということでしょう。

先日の試合の解説で、獣神サンダーライガーが内藤の全治を『6ヶ月』と口にしていましたが、この情報は正しいとは言えません

この件に関しては、先週の週刊プロレスで内藤本人が否定していました。

 

以前の記事でも書きましたが、内藤は怪我直後の週刊プロレスのインタビューで復帰まで2〜3ヶ月と語っています。

9月18日に怪我をしたので、順調に回復していれば11月中から12月中には復帰できるということです

 

今週末に控えるWORLD TAG LEAGUE(以下WTL)ですが、未だ出場メンバーは発表になっていません。

もしかしたら、内藤の怪我の具合を見定め、ギリギリまで発表できなかった可能性も考えられます。

恐らく本日夕方に会見がありそこで発表になる可能性が高いと思われますが、内藤の出場可否は正パートナーSANADAの出場にも影響を及ぼすので、非常に気になるところです。

果たして内藤はWTLにエントリーされるのか、または年内最後の興行「Road to TOKYO DOME」で復帰するのか、それとも…

 

内藤哲也が語ったビジョン

 

広島カープの著名人コラム『Me gusta la “CARP”』に執筆していた内藤ですが、先日最終回を迎えました。

欠場中の数少ない発信のひとつにもなっていましたが、内藤はコラム最終回で来年以降のビジョンについて語っています。

オレはいま欠場中で、とにかく早く復帰することがなにより優先すべきことになります。その上で、来年以降の新日本プロレスでのビジョンを挙げるとするなら、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの中心に再び返り咲くことですかね。

 いま新日本プロレスのチャンピオンは、同じユニットの鷹木信悟という選手です。仲間ではあるけど、身近にそういう存在がいるのはもちろん悔しさもあります。ユニットの先頭、中心にふたたび返り咲いて、オレが周囲の選手にジェラシーを与える存在になりたいですね。

 あと、オレの中でまだ叶えていない目標があって、それは東京ドームでお客さまと一緒に締めのフレーズを大合唱するというものです。これまでも実現できそうなチャンスはあったんですけど、結局いまだに叶えることはできていません

 コロナ禍になって、会場では声援が飛ばせない状況が続いています。だから、大合唱をするには、オレが東京ドームのメインに立つことはもちろん、コロナの状況が変わらなければ実現しないんです

 来年、新日本プロレスは旗揚げ50周年イヤーを迎えます。いまのオレの状況を考えれば、毎年1月4日に開催している東京ドーム大会のメインに立つのは、ひとまず来年は難しいでしょう。となると、再来年の1・4東京ドーム大会のメインに立ち、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの先頭に立っている状態で、お客さまと一緒に大合唱できたらいいですね。

 コロナの状況が変われば、ドーム以外の会場にも多くのお客さまに来ていただいて、その上で一緒に大合唱することもできます。コロナ禍になってオレはお客さまに「心の中での大合唱」をお願いしてきましたが、その“心の中での”を取り払うことができる日が早く来てほしいですね。

 本当にいままでコラムにお付き合いいただき、ありがとうございました。ではみなさま、全国のプロレス会場で、そして球場でまたお会いしましょう。アディオス!

引用:Me gusta la “CARP”

 

まもなく復帰するだろう内藤ですが、次の目標は再来年の東京ドーム大会のメインを見据えていることでしょう。

新日本プロレス旗揚げ50周年イヤーに、内藤がどんな逆転ストーリーを築き上げるのか…

こればかりはトランキーロで待ちたいと思います。