棚橋弘至が“57年会”のメンバーを新日本に勧誘

【撮影:koba】
“独り言考察”




Pocket

波辰爾の50周年ツアー第2弾として行われた、ドラディション後楽園ホール大会。

藤波本人がコロナ陽性判定により欠場となりましたが、代役として新日本プロレスの棚橋弘至が出場するという豪華な大会となりました。

新日本プロレスの選手も多数出場したドラディションですが、NJPW WORLDではこの大会をPPVで配信しています。

 

50周年ツアーの最終戦となる12月の大会では、棚橋が藤波との一騎討ちを熱望。

新日本の外でも話題を作る棚橋に、今年も目が離せません。

 

“57年会”メンバーの1人を新日本に勧誘

 

話題作りに長ける新日本プロレスのエースですが、試合以外でも種を蒔いていました。

ドラディション後楽園ホール大会の第3試合に出場した、現GLEATのKAZMA SAKAMOTOですが、棚橋に勧誘されたことをバックステージで告白しています。

 

KAZMA『さっき、なんかリング上で調整した時に棚橋さんがなんか「新日本上がれば」みたいな凄い雑なこと言ってきたんですけど』

MAZADA『えー。でも今雑に投げてる最中だから乗っかるべきじゃないですか』

KAZMA『棚橋さんってそこら辺、藤波さんイズムで投げっぱなしにすることがあるって言うから、投げっぱなしにさせないんで。本当にお願いいたします』

 

実際にKAZMA SAKAMOTOが『棚橋に新日本に上がれば』言われたかどうかは分かりません。

しかし、このバックステージコメントは新日本のオフィシャルサイトやSNSで公開されており、既成事実になっていると言えるでしょう。

 

他団体の選手を勧誘する発言は気になりますが、それ以上に勧誘した相手が“相手”なだけに非常に楽しみな展開になりました。

KAZMA SAKAMOTOと言えば内藤哲也、鷹木信悟、石森太二、飯伏幸太と一緒の57年会のメンバーの1人です。

 

それだけでも話題になりますが、57年会のメンバーと仲間になっても敵対してもドラマが生まれそうです。

私個人としてプロレスリング・ノア(以下NOAH)に出場していた時から見ていますが、実力者であるこたは間違いありません。

NOAHからドラゴンゲートへ、ドラゴンゲートからGLEATへ主戦場を移したKAZMA。

流れ辿り着いた先が新日本と交友関係が深まりつつあるGLEATというのも、運命を感じます。

 

「レスリングどんたく」福岡PayPayドーム大会以降、反撃の狼煙をあげた新日本プロレス。

棚橋の投げっぱなしの勧誘が、新日本を救うことになるかもしれません。