プロレスリング・ノアが英国で合同興行開催か

NOAHジュニア【撮影:koba】
海外プロレスニュース




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国制限緩和で多くの外国人レスラーを来日させたプロレスリング・ノア(以下NOAH)ですが、今度はNOAHが海外進出することになりそうです。

英国を拠点とするWrestle Carnivalが、現地時間の8月7日に英国ノッティンガムでNOAHと合同興行の開催を発表しました。

 

Wrestle Carnivalは今年1月に新日本プロレスの辻陽太とゲイブリエル・キッドのシングルマッチを、英国で実現させたプロレス団体でもあります。

 

Wrestle Carnivalのツイートでは、『詳細はまもなく発表』と書いてあります。

「CARNIVAL X NOAH – 1ST ANNIVERSARY SHOW」と大会名が付けられた同興行は、チケットも絶賛発売中です。

NOAH側からの公式発表は目にしていませんが、この一報メディアからの発信ではなくプロレス団体からの発信なのが気になります。

Wrestle Carnival主催でNOAHとの英国合同興行へ向け動いているということでしょう。

 

ジュニア中心に英国合同興行参戦か

 

合同興行と言っても全選手が参戦するとは限りません。

Wrestle Carnivalは8月7日合同興行開催を発表していますが、NOAHでは8月5日に後楽園ホール大会、そして8月11日からは「N-1ヴィクトリー」を開催します。

日英の移動は物理的に不可能ではないかもしれませんが、ヘビー級最大のリーグ戦を控えていることを考えると、英国興行に参戦するのはNOAHジュニア勢かもしれません。

 

現在のジュニアヘビータッグ王者は、スティンガーの小川良成とクリス・リッジウェイです。

クリスは英国出身レスラーであり、母国でタイトルマッチが開催されれば、故郷に錦を飾ることができます。

 

英国は日本ほどプロレスがメジャーではない印象です。

以前、仕事でロンドンを訪れた際も、街角でプロレスに関する情報見つかることはできませんでした。

一方でウィル・オスプレイやザック・セイバーJr.など、一流レスラーを輩出しています。

プロレス人気が加熱する土壌があるだけに、NOAHの英国合同興行は非常に魅力を感じます。

新たなレスラーを発掘し、日本に参戦させることも可能でしょう。

 

以前、米国大手メディアのスポーツ・イラストレイテッドが、ドラゴンゲートとNOAHの選手のビザ取得のニュースを報道していました。

 

この時の報道と英国合同興行は全く別の話しだと思いますが、NOAHが世界へ目を向け動き始めているということでしょう。

団体の基盤を強固にするためにも、海外ファンの獲得は必須になります。

 

NOAHの英国合同興行はどんな大会になるのか。

もしかしたら、N Innovation初の英国進出ということかもしれません。

NOAHからの公式発表はいつになるのか…

吉報を期待し楽しみに待ちたいと思います。